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答えでーす!
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投稿者 ピノキ 日時 2005 年 3 月 29 日 16:38:48: /cgEbzQ/iEx0c
 

(回答先: Re: その中でたくましく生きていくには 投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 3 月 29 日 14:32:11)

ほんとに降参ですね?

では答えです(~~)/

 2番目の家族が幸せだったのは、市役所から新しい家がもらえるという知らせを受け
取っていたからでした。それで、この家族には希望があったのです。
それが違いでした。

なぁーんだって顔してるでしょ?
でも、このなぞなぞは一つの真理を教えてくれてるよね。
それは、希望が人生についての感じ方を変えること、そしてそれがたいていの場合自分
たちの境遇とは関係ないってこと。

今、自分の置かれた境遇が、まさに雨漏りのする家だと感じている人、それどころか牢
獄のように感じている人たちも多いと思う。
そんな人たちに必要なことって何だろう。
世の中を変えるってのも、ひとつの方法だろうけども、それは時間のかかる大仕事だ。
それに世の中が変わったなら、人間もかわらならくちゃだめだと思う。
でないとせっかくの新しい家も、また雨漏りのする家にしてしまいかねないもの。
そうなるとますますこれは大仕事、っていうか実現可能なのか?

でもね、希望は必要だと思う。苦しくても人が生きることにはどんな意味があるかとかね。
無けりゃ作り出すべきだ、なんてメチャクチャなことは言わないけれど、もしあるならば、
それを知っていることは、生きる大きな力になると思うよ。

例えば、アウシュビッツ強制収容所を生き延びた一大学教授はこんなことを言っている。
「この世界で、自分の人生に意義があることを知っていることほど人を強くするものはなく、
それによって人は、最も厳しい状況をも乗り切ることができる」。
おいらたちの仲間も、昔ナチの政権下で刑務所や収容所送りになった人は多くいたんだ。
1万人以上が逮捕収容され、2000人以上が亡くなっている。その内、絞首刑や銃殺刑、ギロ
チン刑、ガス室で処刑された人も250人以上いるよ。
でも、そんな絶望的な状況でも生き残った人たちは大勢いたんだ。しかも、ただ生き残った
と言うわけじゃないんだ。他の収容者がどんどん人間性を失っていく中で、彼らは道徳面で
も精神面でも妥協せず崩れることなく生き残ったんだよ。
それを絶えられたのは、彼らが希望や人生の意義を知っていたからなんだ。

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