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Windowsユーザーのためのワンポイント・レッスン 第57回 ThunderbirdのRSS機能
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投稿者 クエスチョン 日時 2005 年 2 月 17 日 22:23:43: WmYnAkBebEg4M
 

[2005/02/12] バックナンバー

Windowsユーザーのためのワンポイント・レッスン 第57回 ThunderbirdのRSS機能
http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/ITBASIC/20050208/155874/

豊田 孝
この連載のほかの回を読む

 前回はThunderbird 1.0 日本語版(以下,Thunderbird)の迷惑メール対策機能を紹介しました。今回はThunderbirdのRSS機能を取り上げます。RSS機能はインターネットから効率的に情報を入手する手段として注目を浴びています。筆者も実際に使用していますが,たいへん便利な機能です。今回の記事では, RSS機能の使い方と基礎的な技術背景を説明します。

図1●ThunderbirdのRSS機能
図2●RSSは,アカウント名として設定する
図3●XMLで記述されたWebファイル
図4●XMLファイルのURLを入力すると,フォルダにサイト情報が登録される
図5●RSS機能を使用すると,最新情報を自動的に入手できる
図6●米Microsoftが公開するRSSフィード

RSS機能を使ってみる
 まずは,ThunderbirdのRSS機能を実際に使用してみましょう。具体的な使用手順は,Mozilla Japanのサイトで公開されています。筆者は,図1[拡大表示]のようにRSS機能を設定してみました。

 ご覧のように,「MSとC++設計思想」という名称のフォルダを作成しました。フォルダ名は,「ファイル」メニューから「新規作成」>「アカウント」>「RSSニュースとブログ」と順に操作し,アカウント名として設定します(図2[拡大表示])。

 目的のフォルダを作成した後は,希望するWeb情報をそのフォルダに追加(購読)します。具体的には,XMLで記述されたファイルのURLです。フォルダに追加できるファイルは一般にはRSSフィードと呼ばれています。詳しいことは後ほど説明します。

 フォルダにWeb情報を追加する場合には,目的のフォルダを右クリックし,表示されるポップアップ・メニューから「購読の管理」を選択します。後はウィザードの指示に従って,XMLで記述された次のようなWebファイルのURLアドレスを追加します(図3[拡大表示])。

 ウィザードの指示に従ってこのファイルのURLを入力すると,フォルダ内容は図4[拡大表示]のようになります。

 ご覧のように,「MSとC++設計思想」フォルダに,米Sun Microsystemsが公開している複数のJava関連情報サイトが登録されました。Webから公開される情報は頻繁に更新されるのが普通です。ブラウザを起動して定期的に更新内容を確認するのは面倒ですが,RSS機能を使用すると,最新情報を自動的に入手できます(図5[拡大表示])。

 利用できる更新オプションを見れば分かるように,RSS機能は便利です。基本的には,メール・サーバーの新着メールを入手する感覚で,目的の Web上の最新情報を入手できると考えてよいでしょう。Thunderbirdの開発者たちは,このあたりの事情を「メール・クライアントとRSSリーダーの統合」と呼んでいるようです。それでは次に,RSSフィードとRSSリーダーの技術的な背景を具体的に考えてみます。
RSSフィードとは何か

 たとえば,米Microsoftは図6[拡大表示] のようなRSSフィードを一般公開しています。このRSSフィードのURLアドレスを「MSとC++設計思想」フォルダに追加登録すると,40件ほどの情報が瞬時に追加されます。追加される40件の情報には,それぞれ異なるURLへのリンクが含まれています。このため,RSSフィールドは次のように定義できると思います。

RSSフィードとは,さまざまWebサイトで公開されている情報を整理し,XMLタグで表現したものである。そしてRSSとは,使用できるXMLタグとその表現規則を定めた仕様である

 この定義文から分かるように,RSSフィードはRSS仕様書で定められた書式を持つXMLファイルです。RSS仕様書にはいくつかのバージョンがありますが,各バージョンの詳しい内容を知りたい方は,こちらを参照するとよいでしょう。XMLファイル内で使用できるRSSタグ要素とその使用例とともに,RSS仕様書の歴史やサンプル・コードなどが分かりやすい英文で紹介されています。
RSSリーダーとは何か

 先ほどの定義文からRSSフィードの意味が理解できたので,RSSリーダーを定義することは簡単です。RSSリーダーは次のように定義することができます。

RSSリーダーとは,RSSフィード情報を解釈し,適切に表示するソフトウエアである。RSSフィード情報は頻繁に更新されるWeb情報であるため,標準的なRSSリーダーは最新情報を定期的に監視する機能を持っている

 ところが,先ほど紹介したRSSの仕様書を公開するサイトを見ても,RSSリーダーという用語は登場しません。その代わり,RSS Aggregatorという用語が使われています。Aggregateを英語の辞書で調べてみると,「集める」という意味が載っています。さらにややこしいことに,RSSは一般的にはReally Simple Syndicationの略語といわれています。Syndicateは,「組織する」という意味を持っています。ちなみに,Thunderbirdの開発者たちは,RSSを次のように定義しています。

RSS (「Rich Site Summary」の頭文字で,後に「Really Simple Syndication」とも呼ばれるようになりました) とは, Web サイトがニュース記事などのコンテンツを要約し,異なる形式で表示できるようにする方法です。

 これまでの説明を通して,RSSフィードとRSSリーダーそれぞれの意味と役割は理解できたかと思います。しかし,専門用語が多いために,混乱している人もいるでしょう。そのような場合は,インターネットで公開されている具体的なサンプルを検討すると,自分なりの考えが整理できるものです。 Thunderbirdのソースコードをダウンロードし,その内容を検討してみるのもよいでしょう。

 Visual Studio .NET開発環境を使っている人は,Microsoft社がRSSリーダーのサンプル・プログラムをこちらのサイトで一般公開していますから,そのソースコードを利用するのもよいでしょう。このサンプル・プログラムの説明を読んでみると,担当開発者は,RSSリーダーではなく,RSS Aggregatorと呼んでいることが分かります。公開情報を最後まで読むと,「実装すべき13の機能」が紹介されています。システム管理者やプロジェクト管理者の方は,紹介されている13の機能に目を通し,RSS AggregatorやRSSリーダーの機能概要を把握するとよいでしょう。機能概要を把握しておけば,インターネット上に公開されている多数のRSS リーダーやAggregatorの中から,自分の職場やプロジェクトに最適なものを選択できるようになると思います。

 現役開発者の方は,ソースコードをダウンロードし,Visual Studio .NET開発環境でビルドしてみるとよいと思います。ソースコードはC#で記述されていますが,難しくて理解できないというレベルのものではありません。すでに触れたように,RSSフィードとRSSリーダーを支える技術は,基本的に,XML標準仕様です。C#コードが動作する.NETの世界では,XML標準仕様は「名前空間とクラス」のペアで整理・実装されているのが一般的です。インポートされている名前空間と使用されているクラスの概要を把握すれば, RSSリーダーがより身近に感じられるようになるはずです。
今回のまとめ

* ThunderbirdはRSSリーダー機能を統合している
* RSSリーダーはRSS Aggregatorともいう
* 複数の専門用語が氾濫している場合には,サンプル・コードを読んでみると知識が整理できる
* XML標準仕様は,.NETでは「名前空間とクラス」として整理・実装されている
* アプリケーションを構成する「名前空間とクラス」を把握できれば,アプリケーションの機能概要が分かる

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