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勘違い?
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投稿者 フニャコ 日時 2004 年 11 月 10 日 13:57:20:HkLT.faSehtSA
 

こんにちは。そろそろ精力的に漫談投稿するのも飽きてきました。フニャコです。

夕べちょっとコーヒー飲みすぎで寝れなかったので、久々に「日本国憲法」を読んでみました。
いやぁ、日本国憲法の前文を改めて読むのは中学生以来のような気がします。
「たまに改めて読むのもいいもんだな」と思いつつ読んでいましたら、あれ?あれれ?
私はどうやら十年以上勘違いをしていたかもしれません。
中学生当時の社会科の先生はこの日本国憲法をベタ褒めしながら私に教えてくれました。
ですので、これ以上無い崇高さを持った憲法であると言う先入観とともに教わったと言い換えることが出来るわけで、私はその「崇高さ」によって
この前文を勘違いして読み間違えていたかもしれません。


以下日本国憲法前文。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、
諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、
法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、
圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、
この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 一行目の最後「われらとわれらの子孫の為に」というフレーズの理解を私は

「『われらとわれら』の子孫」だと思っておりました。
「民族、宗教、出身階級、思想など、異なる共同体同士でも互いの子孫の為に頑張ろう」と言う意味だと思っていたのです。
もっと言い換えると「『私たち』と『あなたたち』の子孫」だと思っていたのです。ええ。十数年も。
ゆえに「すげーな。崇高だな」と手放しで評価していました。十数年も。

が。
よくよく読んでみるとこれはひょっとして「われらと『われらの子孫』のために」のような気がしてきました。
となると次の「諸国民との協和による成果」の「諸国民」も「諸国-民」ではなくて「諸-国民」なのではないかと思えてきました。
なんだ普通じゃん。

ああ、なんだか私の憲法に対する憧れが色褪せていきます。
こうなってくるとちょっと穿ったツッコミをしたくなってきます。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

「宣言する」とか「誓う」とか「排除する」とか他の部分では強気なのにここだけ急に弱気に「思う」だけかよ!とか。

実際どっちなのでしょう。
なんだか自分を「永遠の中学生」と思っていましたが、どんどんどす黒くなっていくようです。

どうもごめんなさい。


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