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第三章 古代の歴史 4 シュメール=スメラ民族 -その2 仏教/釈迦の予言した弥勒(ミロク)の世/カバラのヌメロジー盤に
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投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 08:55:26:Bat5keDwZxjsQ
 

(回答先: 第三章 古代の歴史 4 シュメール=スメラ民族 -その2 古代ユダヤ教と、イスラム教(大本教・民間信仰・民俗) [99- 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 08:50:52)

*シュメール=スメラ民族 -その2*

*仏教*
 
 
 
 大本神諭には、以下の一節が見受けられます。又キリスト教でいう所の、千年王国を称して、弥勒(ミロク)世と表現していたり、かなり仏教的な要素が含まれています。

●三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ、須弥仙山に腰を掛け、鬼門の金神守るぞよ。

-『大本神諭』/出口直伝達より-
 
 
 
 上記に出て来る「須彌仙山」(しゅみせんざん)とは、仏教で説かれる宇宙観で、限りない大地の中央に「スメ」と呼ばれる崇高な100万キロ以上の巨山が聳え立つ、というもので、このスメ山を、漢字に充てたのが、須彌仙山という訳です。ちなみに『スメール山』とも呼ぶようです。

 この須彌仙山のルーツも、実はメソポタミヤのバビロンにあった、ホロスコープ占星術(天宮図)であった様です。又仏教の開祖、釈迦の弟子500人が、釈迦の生前の教えをまとめた『一切教』には、以下の記述があるのだそうです。

 釈迦の自らの祖先は、須彌仙山=スメの地にゆかりのスメル族で、自分はスメル族の末裔である、と『仏本行集経』に書かれてあるというのです。ちなみに日本のスメラミコト(天皇)も、ひょっとするとスメル族を現わしているのでは無いかと、憶測されています。

 釈迦という文字は元来『サカ族(Sakya-muni:釈迦牟尼)の聖者』という意味のようです。中央アジアの西方、カスピ海沿岸地方に住居していた遊牧民の事で、それがバクトリア滅亡の際に、アフガニスタン→ガンダーラ→インドへと移住していった様です。サカ族とは、サカ族=スメル族ではなく、スメル族を祖とする支族の一部ではないかと思います。

 そのサカ族がインドに入った時には、アーリア人種の支配下にあり、カースト制度といわれる階級制度が敷かれ、厳しい統制下にありました。カーストの頂点がバラモン(祭司階級)で、アーリア人の階級です。この身分制度に挑んだのが、サカ族の皇太子シッタルタ(釈迦)であったという事の様です。
アーリア人達は、先住民で圧倒的多数であった黒人或いは黄色人との混血を恐れ、2000階級にも及ぶカースト制度を敷いたと言われています。
 
 
 
*釈迦の予言した弥勒(ミロク)の世*
 
 
 
 仏教には、「釈迦が昇天した後に、五六億七千万年後に弥勒が誕生し、弥勒の世がやってくる」という話しがあります。これは大本の弥勒の世と同じ考えであり、仏教の普及した日本で勢力を広大するための、王仁三郎氏の盗作という事も考えられます。しかし、弥勒大神の弥勒とは、インドのマートレイヤー(梵語)の事で、イランを起源とする古代密儀の神ミトラ(慈しみから産まれたの意)に由来し、シュメールのミトラ神話から出たものであろうと思います。

 王仁三郎氏の師匠でもある、神道学者の大石凝真素美(おおいしごりますみ)氏は、年は念であるとして、大人の一分間の平均的呼吸数を 36息とし、更に秘儀的な解釈を合わせて「五六億七千万年は、三千年に相当しそれは日本の明治の聖代に当たる」として明治時代にミロクとなる人物が居ると判断するという経緯があります。結局ミロク真人は、大石凝氏本人という事になりましたが・・・仮に王仁三郎=弥勒であったとすれば、中々興味深い説です。
 
 
 
*カバラのヌメロジー盤にみる五六七*
 
 
 
カバラのヌメロジー盤

5 1 3
4 6 8
9 2 7

 大本では、独特に「五六億七千万年後に云々」にちなんで弥勒(ミロク)=五六七という数字をそれの象徴としてきましたが、ユダヤのカバラに使われている、ヌメロジー盤に、同じような数字が現れてきます。
 左図ヌメロジー盤の赤字の部分が、5・6・7と繋がり、カバラでは7は完成数(神)で、6は完成一歩手前の人の精神、5は更に一つ前の人の肉体を現わします。

 ひょっとすると、大本でいう所の「霊力体」の全たき働きと、同じ意味に繋がるかも知れませんが、考えすぎかも知れません。ちなみに、対角線の青字は、3・6・9でこれも大本では、当て字的にミロクを表現する事がありました。
 
 
 
*金刀比羅宮とインドの鬼神*
 
 
 
 金刀比羅(ことひら)宮は、一般に「こんぴらさん」と呼ばれて親しまれていますが、この四国の香川県にある金刀比羅宮は、インドの「クンビーラ」の訛化といわれています。インドの神だから、仏教に関連すると思いますが、実際に「金毘羅大権現」という名前でも、知られています。

 何故か、仏閣ではなくて金刀比羅宮という社に奉られていますが、インドのクンビーラという神は、元々が鰐(わに)が転化したもので、天竺(てんじく)の霊鷲山(りょうじゅせん)に住む鬼神で、魚の鱗(うろこ)を持つ、蛇型の尾に宝玉を持つと言われている神様です。

 薬師十二神将の一神つとして、宮毘羅(くびら)大将(金毘羅童子)に当たり、航海の安全を守る神として船人が最も尊敬する神であると言う事です。

 この鱗を持つ蛇型の鬼神、或いは航海の安全を守る神という伝承は、国常立命や、海洋神とも言われた素盞嗚尊を彷彿とさせます。これだけでは何とも言えませんが、どうもシュメールの神やインドの神等は、仮に日本の神道とその根を同じくするという言うのなら、その伝承からして、神道でいう国常立命と素盞嗚尊を内包した感じを受けますが、霊界物語には以下の記述があります。
 
 
 
大地の霊界は前述の如く大国常立命これを司り給ひ、その大海原は日之大神の命によりて須佐之男命これを主宰し給ふ神定めとなった

-『霊界物語』第一巻/王仁三郎口述より-
 
 
 
 これによれば、大地の霊界=国常立命、大海原(現界)=須佐之男命という事の様で、霊現と世界は違っていて、それぞれの主宰神も両神がそれぞれに主宰する、という事ですが、本質的には霊体不二という事で、不即不離の関係にあるという事かも知れません。

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