★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 748.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
北朝鮮で体制批判ビラ 総書記の家庭背景も 高度な内容政権中枢に人脈【産経】
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/748.html
投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 11 月 18 日 23:12:00:WmYnAkBebEg4M
 

北朝鮮で体制批判ビラ 総書記の家庭背景も 高度な内容政権中枢に人脈【産経】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000000-san-int

11月18日(木)3時40分

 【ソウル=久保田るり子】産経新聞は、北朝鮮の反政府グループが先月、平壌など北朝鮮国内の五十カ所でばらまいた「金日成・金正日の十大うそ」と題するビラを入手した。故金日成主席と金正日総書記の家庭背景や、現体制の思想的な柱である「主体思想」を激しく批判する内容だ。衝撃を受けた北朝鮮当局は、グループを追及する一方、平壌で住民の思想点検に乗り出した。
 ビラは黄長●・朝鮮労働党元書記の亡命を支援し、自らも一九九七年に韓国に逃れた元朝鮮労働党傘下の貿易会社社長、金徳弘氏(65)が第三国経由で得た。北朝鮮製のざら紙にボールペンの手書きで書かれており、平壌、南浦、中朝国境の新義州、北部の清津、北東部の咸興といった都市部を中心に辺境もふくめた約五十カ所で散布された。
 一部は中国に持ち出しコピーされたというが、大部分は受け取った人々が筆写して枚数を増やし、地方に波及したという。
 ビラは金父子の出身について、北朝鮮国内ではタブーとされる表現でこう記述している。
 「金日成は富農の出身で、朝鮮労働党の階級路線からいえば敵対階層だ。万景台の生家は収穫期には小作まで雇い、金日成は小学校に自転車で通っていた。この資料は朝鮮労働党中央委員会歴史研究所資料室に保存されている」
 「金正日はユーラという名前でソ連国籍を持っていた。解放後、ソ連艦で帰国したソ連縁故者であり、(党の路線では)監視対象である」
 また、「『思想の主体』は人民を奴隷にした」「『政治の主体』は人民が主人どころか首領絶対主義世襲王国を作った」など、「主体思想」による独裁体制を痛烈に批判。「肉のスープと瓦屋根の家、絹の服(一九五七年の金日成の言葉)どころか(金父子は)わが人民を世界で一番悲惨な貧民に、この国を世界の落後者にした」と糾弾した。
 ビラは十月十日の党創建記念日の日付で先月から広まっており、事態を重く見た金正日政権は最近、平壌で全国国家安全保衛部(秘密警察)会議を開き、首謀者捜査の強化を命じる一方、平壌では「住民登録事業」と称して登録証の再発行と思想点検を行っている。
 このグループを知る金徳弘氏は、「ビラは党研究機関などに出入りしなければ把握できない高度な内容」と証言し、この組織が党、軍、保衛部など政権中枢にも人脈を広げていると述べた。グループは今春から活動を活発化させ、「十大うそ」は三枚目のビラ。ほかに「金正日が金日成を殺した」とした長文のビラもあるという。
 北朝鮮の民主化運動を支援する金徳弘氏は、三年前から米共和党ルートで訪米を招請されているが、韓国政府は「身辺の安全」を理由に旅券発行を拒否。事実上の韓国政府の監視下にある。
 金氏は米国で北朝鮮の民主化運動や脱北者救援に約一億ドルの予算を認めた「北朝鮮人権法」成立を機に「反政府組織の始動は北朝鮮という船が沈み始めた証拠だ。北朝鮮の現在の本当の姿を米ブッシュ政権に訴え民主化に尽くしたい」と渡米を希望、米側の反政府活動支援を求めている。
●=火へんに「華」
(産経新聞) - 11月18日3時40分更新

 次へ  前へ

政治・選挙6掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。