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日中韓首脳が「行動戦略」決定 6カ国協議「迅速に進展」 [産経新聞]
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/896.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 29 日 14:29:28:Mo7ApAlflbQ6s
 


 小泉純一郎首相は29日午前(日本時間同)、ラオス・ビエンチャンで、中国の温家宝首相、韓国の盧武鉉大統領と首脳会談を行い、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について「実質的な進展を迅速に達成するために緊密な連携をさらに強化する」との方針を明記した「行動戦略」を決定した。

 行動戦略は「朝鮮半島の平和的な非核化のために緊密な協議、協力を促進し、平和と安定の維持に努める」と表明。日中韓3カ国が相互信頼醸成に向け、国防、防衛担当閣僚の「頻繁な接触」を図るなど防衛交流の促進も打ち出した。

 安全保障面では「3カ国の包括的な連携が世界の平和と安定、発展に貢献する」と指摘。中国原潜の日本領海侵犯事件などを踏まえ国防、防衛当局事務レベル交流も活性化させる方針を示した。海上でのテロや海賊対策に関して東南アジア諸国連合(ASEAN)各国との協力を盛り込んだ。

 経済分野では、日中韓で自由貿易協定(FTA)を含む経済連携について3カ国の研究機関が行っている共同研究を支援。投資環境を整備する狙いから、投資に関する法的な枠組みの構築に向けた政府間の協議を開始する方針を明示した。

 3カ国は国連改革について、国連の透明性、効率性の改善・強化の観点から、安全保障理事会を含む国連改革に関して現在行われている作業を支持。文化・人的交流の促進に努力し、元留学生のネットワーク構築や若手指導者、芸術家の交流促進に取り組むことも明記した。3首脳は会談で、ASEANが来年の開催を模索している「東アジアサミット」構想などについても意見交換した。(共同)



 ≪日中韓行動戦略の要旨≫

 日中韓3国間協力に関する「行動戦略」の要旨は次の通り。

 ▽貿易・投資 知的財産権保護のため3国間協力を強化、協力改善の方策を議論する。シンクタンクが行う自由貿易地域の経済的効果についての共同研究を支援。3国間の投資に関する法的枠組みについて協議を行う。

 ▽エネルギー 地域全体のエネルギー安全保障強化のため3国間協力を促進。エネルギー戦略対話を進める。

 ▽科学技術 日中韓科学技術大臣会合を発足させる。

 ▽観光 3国を周遊するツアーなど具体的措置を促進する。

 ▽漁業資源保護 水産当局者間の会議を開き、3国協議機関の設置可能性を模索。

 ▽文化・人物交流 学位、単位や成績の相互認定を促進。大学、高校などの交流プログラムを引き続き促進する。

 ▽国際情勢 国連総会、安保理を含む国連機関の改革プロセスを支持。

 ▽アジア地域協力 東南アジア諸国連合(ASEAN)と3国の協力を通じ、東アジア共同体の設立に貢献する。

 ▽安全保障 防衛当局の長の間でより頻繁な接触を持つとともに、実務者、高級実務者レベルの交流促進に努力。6カ国協議を通じ、朝鮮半島の平和的な非核化のために緊密な協議、協力を促進し、核問題関連の懸念に対処。6カ国協議の実質的進展を迅速に達成するため緊密な連携をさらに強化する。

 ▽社会、国境を越える問題 海上テロ対策などの分野でASEAN諸国との相互協力と協調を向上。主要な感染症の感染状況を迅速に相互に説明を行い、共同予防、共同管理を実施する。(共同)

(11/29 11:19)

http://www.sankei.co.jp/news/041129/sei044.htm

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