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アメリカ大統領選のイカサマ説 (西森マリー)
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投稿者 Kotetu 日時 2004 年 12 月 02 日 15:00:39:yWKbgBUfNLcrc
 

アメリカン・カルチャーを知る英語講座 34

アメリカ大統領選のイカサマ説
voter fraud

 




今回は、日本やアメリカのメインストリームのメディアで、完全に無視されている不正投票(voter fraud)の話題をお届けしましょう。

BBCの記者グレッグ・パラストを始め、ヨーロッパのメディアでは、先日行われた大統領選がイカサマだった可能性が高いことを報道しています。

イカサマ説の根拠の一つは、ケリーの圧勝を告げた出口調査(exit poll)と実際の結果があまりにかけはなれていたこと。

アメリカのメディアの多くは「出口調査の間違い」と断定していますが、CNNは後に、出口調査の結果をブッシュに有利なものに改ざんしています。

オハイオ州、フロリダ州などのbattleground states(激戦州)で、民主党に登録している人々が圧倒的に多い区で、なぜかブッシュが圧勝したことに関して、アメリカの政治評論家は、一部のアンケートを引用して「moral values(同性愛の結婚反対、中絶反対などの道徳的な価値)が勝利を収めた」と言っていますが、それも怪しい。

彼らが引用しているアンケートはmultiple choice(多項目選択)型のもので選択肢は、

*moral values(同性愛の結婚反対、中絶反対などの道徳的な価値)
*the war in Iraq(イラク戦争)
*the economy(経済)
*Health Care(保険医療)

などがあり、複数の選択肢からいくつ選んでもよいことになっていたのでmoral valuesも選んだ人が多かった、というだけのこと。

「今回の選挙であなたにとって一番重要なことは?」というmultiple choice型ではないアンケートでは、moral valuesはthe war in Iraq、the economyに続く第三位に留まっています。

出口調査と実際の結果があまりに違うことに関して、ペンシルバニア大学のフリーマン教授はこう発表しています。

As much as we can say in social science that something is impossible, it is impossible that the discrepancies between predicted and actual vote countsin the three critical battleground states [Ohio, Florida, and Pennsylvania] of the 2004 election could have been due to chance or random error.The odds of those exit poll statistical anomalies occurring by chance are 250,000,000 to one. Systematic fraud or mistabulation is a premature conclusion, but the election's unexplained exit poll discrepancies make it an unavoidable hypothesis, one that is the responsibility of the media, academia, polling agencies, and the public to investigate.
「社会科学の基準に従うと、2004年の選挙における三大激戦州(オハイオ、フロリダ、ペンシルベニア)の出口調査と実際の票数の差異が、偶発的なものかランダムなエラーによるものであることは不可能です。出口調査のこのような統計上変則が起きる確率は、2億5000万分の1です。組織的不正行為か集計ミスのせいだと断定するには時期尚早ですが、出口調査と実際の結果の差異からこういう仮説が出てくるのは不可避なことで、責任あるメディアや学術界、選挙委員会、世論はこの仮説を追求すべきです」

ブッシュ派の人々は「若いevangelicals(原理主義クリスチャン)が新たに投票に行ったのでブッシュ/チェイニーが300万票の差をつけて勝つことができた」と言っていますが、それも怪しい。

ユタ州やテキサス州などのcrimson states(crimson=真っ赤な:共和党が非常に強い州)では、確かに共和党の有権者登録が記録的に伸びましたが、三大激戦州では、民主党の有権者登録のほうが共和党を圧倒的に上回っていました。

フロリダの数字も「不可思議」です。
オーランドのあるswing county(民主・共和党の力が拮抗しているカウンティ(*脚注1))であるオレンジ・カ ウンティでは、2000年以来、民 主党の有権者登録が共和党の2倍増えています。パーム・ビーチ・カウンティとブロワード・カウンティでは、民主党の新たな有権者登録数が111,000もあったのに対し、共和党はわずか20,000でした。それにも関わらず、この3カウンティで初めて投票した人々の内訳を見ると、ブッシュに投票した人の数が、ケ リーに投票した人の数を1万人も上回っているのです。これらのカウンティで、民主党の有権者が投票に行った確率が21%も増した(ゴアのときと比べて)ことを考えると、ブッシュは驚くべき偉業を達成したとしか言いようがありません。

オハイオ州では、黒人が多い地区(黒人は9割以上が民主党派)で、投票機の数が減らされたため投票できない人が続出し、投票機も当てにならなかった、という証言が続出しています。

オハイオの選挙に関わった人がこう証言しています。
Touch screen voting machines in Youngstown OH were registering "George W. Bush" when people pressed "John F. Kerry" ALL DAY LONG. This was reported immediately after the polls opened, and reported over and over again throughout the day, and yet the bogus machines were inexplicably kept in use THROUGHOUT THE DAY.
「オハイオ州ヤングスタウンのタッチ・スクリーン投票機はジョン・F・ケリーを選んでもジョージ・W・ブッシュが選ばれたと一日中記録し続けました。投票所がオープンした直後にこの問題を報告し、その後も何度も何度も報告しましたが、なぜかこの壊れた投票機が一日中使われていました」

UCバークレーのマイケル・ハウト教授はこう発表しています。
Irregularities associated with electronic voting machines may have awarded 130,000 - 260,000 or more excess votes to George W. Bush in Florida in the 2004 presidential election. The study shows an unexplained discrepancy between votes for President Bush in counties where electronic voting machines were used versus counties using traditional voting methods. Discrepancies this large or larger rarely arise by chance
「2004年の大統領選で、電子投票機の作動異常のせいでフロリダがジョージ・W・ブッシュに130,000〜260,000票またはそれ以上の票を与えた可能性がある」

オハイオ州、フロリダ州が州知事、州務長官とも共和党で、電子投票機制作会社DieboldのCEOがブッシュにオハイオを与えると確約したこと(*脚注2)などもふまえると(出口調査と実際の結果がひどく食い違っているのは、なぜかDieboldのものだけ)、やはり、この選挙は怪しいと思えてきますよね。

オハイオの州務長官は、票を数え直すことに関する州法を変えようとしているし、フロリダではボルジア・カウンティ(*脚注3)の電子投票機を調べようとしたコンピュータの専門家が逮捕されそうになっているし、

Every Vote Counts!
「一票一票が大切!(全ての票を数えよう! という意味にもなります)」

という民主党のスローガンは、今となっては遠い夢のようなものですね。
最後にスターリンの「名言」をご紹介しておきましょう。

The people who cast the votes decide nothing. The people who count the votes decide everything.
「投票をする人には何の決定権もない。票を数える人が全てを決めるのだ」


脚注
*1.county(カウンティ)
アメリカの郡のこと。state(州)の下位にあたる行政区域。ルイジアナ州ではparish、アラスカ州ではboroughを使いますが、その他の州ではcountyを使います。

*2.投票機メーカーの最大手DieboldのCEOは去年の8月、ブッシュ/チェイニーのための資金調達イベントを主催し、その招待状に、
I am committed to helping Ohio deliver its electoral votes to the president.
「私はオハイオ州の選挙人団の票を大統領に与えるために努力すると確約します」
と書いています。

*3.Volusia county
2000年の大統領選で、ボルジア・カウンティの電子投票機は、ゴアの票をマイナス16,022と報告したので、今回も大きな注目を集めていました。


関連サイト
・電子投票機の使用における不正について(wikipedia)
・BBCの記者グレッグ・パラストのHP
・電子投票機の使用における不正について(OpEdnews)
・出口調査と実際の結果の違いについて(www.vermontguardian.com)
・票の集計ミスについて
・出口調査と実際の結果の違いについて(www.scoop.co.nz)
・フロリダ州での有権者登録数と、実際の投票数を表したグラフ
・フロリダ州のカウンティごとの得票率が見られる
・電子投票機の不正操作がいかに簡単かを説明しているサイト


ボキャブラリー
voter fraud:不正投票
exit poll:出口調査
multiple:倍数、多数の、複数の
discrepancy:相違、食い違い、矛盾
anomaly:例外、異例
evangelical:福音主義の、原理主義の
crimson:真っ赤な

http://www.eigotown.com/eigocollege/marie_english/marie_english.shtml

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