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自民改憲大綱、策定は年明けに 参院の反発受け先送り(朝日コム)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/958.html
投稿者 happyblue 日時 2004 年 12 月 02 日 21:07:16:BaRfZQX6fAfSk
 

@自民改憲大綱、策定は年明けに 参院の反発受け先送り(朝日コム)

 自民党は2日、党憲法改正草案大綱の策定時期について、年明け以降に先送りする方針を固めた。衆院の優越性の強化を盛り込んだ大綱素案に参院側が反発し、国会と内閣の部分の「白紙撤回」(片山虎之助参院幹事長)を要求。党憲法改正案起草委員会もこれを受け入れることにしたため、作業の遅れが避けられなくなった。執行部からも「党内全体をカバーする新たな舞台を作り、議論し直すべきだ」(幹部)と改憲論議の仕切り直しを求める声も出ている。

 党憲法調査会(保岡興治会長)が起草委に提示した素案では、参院議員が閣僚と兼職することを禁止し、一部議員を有識者らの推薦で選出することを盛り込んだ。参院で否決された法案を衆院で再議決する要件も、現在の3分の2以上から過半数に緩和するとした。

 これに対し、参院側は片山氏が「事実上一院制にしようとする内容だ。白紙撤回を求める」と激しく反発。青木幹雄参院議員会長も「党憲法調査会から参院議員を引き揚げる」と不快感を表明した。

 そのうえで、参院自民党として、大綱の素案への対案として(1)すべての参院議員は選挙で選び、任期は現行通りとする(2)閣僚は国会議員の中から3分の2以上を選ぶ(3)法案の衆院再議決の要件は3分の2以上のまま――などの内容を決定。3日に起草委に提示する。

 反発は、党執行部からも出ている。29日の党役員会では「(素案のことは)事前に話を一度も聞いていない」(与謝野馨政調会長)、「調査会レベルでなく、もっと大きな集まりで議論したほうがいい」(中川秀直国会対策委員長)などの意見が出た。

 起草委では大綱について来年1月18日の党大会での公表を目指し、今月中旬に党議決定する予定だった。だが、骨格部分の1つである国会と内閣に関する内容を修正するうえ、仕切り直しを求める声も出ているため、「党大会には間に合いそうもない」(幹部)という情勢だ。

(12/02 19:42)

延期になったと言うよりも、もうそこまで話が進んでいるんだなあと危機を感じますね。自民党の内紛にあぐらをかいていたら大変です。

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