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↑重要なのは諸君記事:東京日日新聞記事と本蛇蝎一記事の比較
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/512.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 10 月 15 日 20:08:36:CjMHiEP28ibKM
 

(回答先: 南京事件と毎日・朝日・本蛇蝎一・中共悪乗りの「大」虐殺の混同に注意せよ! 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 10 月 15 日 13:56:12)

もう一つの重要な資料は、諸君記事そのものである。

元の東京日日新聞記事と、当時の本蛇蝎一記事の比較をせずに、この口論を、一方的に論じてはならない。

『諸君!』で、鈴木明氏が、朝日新聞の本蛇蝎一記事を批判したのは、本蛇蝎一が、いわゆる百人斬り競争の元の記事とは違う現地の耳情報で、非常に杜撰な記事を、書いていたことである。

本蛇蝎一は、その後、著書の中で、注として、該当記事を入れて誤魔化した。

以下に抜粋するわが電網宝庫記事は、わが裁判の訴状の一部である。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/sikakunai.html
被告・本多勝一は、右記事でも衒学的に〈注1〉を付しているが、論争のきっかけとなった右の朝日新聞連載記事(甲第35号証)にも、〈注1〉〈注2〉がある。ところが、これを自慢の単行本(甲第36号証)に収録した際に、何の断りもなしに長い長い〈注4〉を加えているのである。〈注4〉は、『東京日日新聞』(現毎日新聞東京本社の前身)の「昭和12年12月13日付紙面」「記事」に関するものであるが、これこそが右の「朝日新聞の連載記事(甲第35号証)」の中の「日本でも当時一部で報道されたという有名な話」の記事の現物である。

 被告・本多勝一は、「この有名な話」の現物の確認すらせずに、かなりニュアンスの違う伝聞のみによる記事を発表し、それゆえに、その記事作りの粗雑さを、直後に「文春」が発行した1997年1月号の『諸君!』掲載記事「朝日新聞のゴメンナサイ」(甲第37号証)で指摘されたのであるが、以後、お得意の「悪口雑言罵詈讒謗講座」型レトリックによって居直りを策した。

 この居直りのキーワードとして被告・本多勝一が利用したのは、同じく『諸君!』(72・4)掲載の鈴木明による批判記事「『南京大虐殺』のまぼろし」(甲第38号証)の題名の字句の一部の「まぼろし」であった。被告・本多勝一は、この題名をねじ曲げて、「文春」が「南京大虐殺」の全体を「まぼろし」だと主張してキャンペーンを張ったかのように宣伝し始めたのであるが、私自身が、この件で多数の友人知人に問い質したところ、驚いたことに、そのほとんどすべてが「南京大虐殺まぼろし論」に関する論争の存在については、私自身と同様に薄ぼんやりと知ってはいたものの、鈴木明が執筆した右記事そのものを読んだものは誰一人としていなかった。

 ところが実は、鈴木自身は、その記事の冒頭で、右の「朝日新聞の連載記事(甲第35号証)」と、自分がマイクロフィルムから「発見」した右の『東京日日新聞』記事とを子細に比較し、被告・本多勝一の記事作りの粗雑さを徹底的に検証していたのである。鈴木は、私と同業種の東京放送で調査部に所属していた。被告・本多勝一による右朝日新聞連載記事のような「裏取りなし」記事作りを批判するのが、鈴木の中心的な執筆意図であったと見受けられる。右記事の題名中の「まぼろし」とは、決して「南京大虐殺」という事件そのものが「まぼろし」だという意味なのではなくて、むしろ、被告・本多勝一流の検証不足の「ガセネタ」の横行によって、歴史の実像が見え難くなっている現状への批判を基調とするものである。
[後略]
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その後、新資料が出て、百人斬り競争の根拠となるような事実が立証されたとしても、本蛇蝎一自身が、朝日新聞の記事を執筆する前に取材して確かめたのでないのだから、鈴木明氏の批判は、それで覆ることはないのである。

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