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【SAS・MI6・元スペイン首相他豪華な顔ぶれ】サッチャーの倅とアフリカ産油国転覆計画【JANJAN】
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/177.html
投稿者 転載バカボン 日時 2004 年 11 月 02 日 02:00:40:kkVgFyCLlyr/.
 

http://www.janjan.jp/world/0411/041030221/1.php
サッチャーの倅とアフリカ産油国転覆計画 2004/11/01
 
【マーク・サッチャー氏出廷】

 成功すれば「ゴルゴ13」を地で行く国際謀略事件となっていたであろうクーデター未遂事件の裁判が、南アフリカ共和国で始まった。

 「鉄の女」マーガレット・サッチャー英国元首相の倅(せがれ)、マーク・サッチャー氏は26日、南アフリカ共和国ケープタウンの裁判所に出廷した。サッチャー氏は、赤道ギニア共和国(※)のヌゲマ政権転覆計画に資金援助した罪で起訴されている。

 赤道ギニア共和国は1968年、スペインから独立。人口わずか101万人、岩手県と秋田県を足したよりもやや広い程度の小国だ。79年、クーデターによりオビアン・ヌゲマ氏(現大統領)が政権を握る。オビアン氏は「おじ」のマシアス・ヌゲマ大統領(当時)を政権から引き摺り降ろしたうえ処刑した。政敵は容赦なく追放、拷問するなどの専横ぶりに国内外からの反発は強い。

 90年代はじめに油田が発見され、日量25万バレルを生産するするアフリカ第3位の産油国となる。以来、海外勢力が加担したクーデター計画が、繰り返された。

 サッチャー元首相の不肖の倅(せがれ)が絡んだクーデター計画はどのようなものだったのだろうか。


【あらすじ】

 今年3月、南アフリカ共和国から傭兵64人を乗せた飛行機がジンバブエ・ハラレ空港に着陸、待機していた。元SAS(英陸軍特殊部隊)のエリートで現在は傭兵会社を営むサイモン・マン氏が、ジンバブエで購入した大量の兵器を積み込むためだった。

 ところが、ジンバブエ警察が飛行機を急襲した。傭兵たちは武器を携え赤道ギニア共和国にクーデターに向かうことになっていたのだ。ジンバブエ政府は赤道ギニア共和国から情報が入っていた。クーデターの先遣隊として赤道ギニアに入っていた南アフリカの元兵士ニック・ドゥティ氏と同氏が率いる傭兵15人が、同国で逮捕されていたからだ。

 囚われの身となったトゥディ氏は、赤道ギニアの法廷で「サッチャー氏と繰り返し(クーデター計画を)打ち合わせた」と証言した(させられた)。

 サイモン・マン氏からドゥティ氏に200万ドルが振り込まれていたことも明らかになっている。マン氏とサッチャー氏は懇意だ。

 これらを受けて南アフリカ共和国警察は「対外軍事支援規正法違反」の疑いで8月、サッチャー氏をケープタウンの自宅で逮捕した。同氏は30万ドルを積んで保釈され、現在は自宅軟禁の身だ。


【豪華な顔ぶれの謀略事件】

 ヌゲマ大統領は、自らの政敵で現在はスペインに亡命しているセベロ・モト氏こそが、クーデター計画の中心にいると見ている。英国の元閣僚も関与しているとも話す。モト氏はクーデター計画実行前、アズナール首相(当時)と何度も打ち合わせたと言われる。

 モト氏に資金を提供したのは、ナイジェリア生まれの石油王エリ・カレル氏だとの説が支配的だ。赤道ギニア検察の調べによると、モト氏は180万ドルでヌギマ政権転覆と石油の権利を、マン氏やドゥティ氏にオファーしたという。

 現在のところ明らかになっている資金の流れはこうだ。

 ●石油王カリル氏→ヌゲマ大統領の政敵モト氏→サッチャー氏→傭兵会社経営(元SAS)マン氏→傭兵のリーダー・ドゥティ氏。

 サイモン・マン氏はSASを除隊したとはいえ、つながりはいまだ深い。SAS(英陸軍特殊部隊)は、海外で「実力行使」する場合はMI6と密接に連携する。今回のクーデター計画を英政府が知らなかったということは考えにくい。

 英政府(MI6)が、アフリカの小国くらい金で転覆できるとタカをくくっていたとすれば、大国のおごりというしかない。

 産油国赤道ギニアの独裁者、スペイン前首相、石油王、英MI6、英元閣僚、前首相の長男、SAS(英陸軍特殊部隊)と登場人物の顔ぶれは実に豪華だ。国際謀略事件の名にふさわしいラインアップである。

 事業にはことごとく失敗し勉学のほうでも試験に落第し続けていたという不肖の息子は、オイルビジネスで成功したかったのだろうか。それにしても大き過ぎる賭けだった。

◇  ◇  ◇
(※)アフリカには、ギニアと名の付く国が「赤道ギニア」「ギニアビサウ」「ギニア」と3カ国ある。本記事の「赤道ギニア」は赤道直下にあることから、この国名となった。
英語名は「Equatorial Guinea」。

(田中龍作)

[阿修羅内参考記事]
・サッチャー英元首相の息子逮捕、アフリカの政権転覆容疑  [ロイター]
http://www.asyura2.com/0406/war58/msg/1111.html

・赤道ギニアでクーデタを計画していた傭兵達がイラクで要人警護(英紙ガーディアン)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/433.html

・米英スペインの諜報機関が、赤道ギニアのクーデター計画に関与?【日経新聞】
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/330.html

・ジンバブエで捕獲された「戦争の犬」続報:赤道ギニア政権転覆計画に米英スペイン情報局動く【アフリカのクウェート化】
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/346.html

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