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(回答先: 53歳のベトナム従軍経験者、イラク戦地へ（暗いニュースリンク） （兵力払底の米国） 投稿者 Kotetu 日時 2004 年 12 月 02 日 00:53:17)
イラク駐留米軍：
過去最大の１５万人体制へ 米国防総省
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20041202k0000e030036000c.html
【ワシントン和田浩明】米国防総省は１日、イラク駐留米軍を約１万２０００人増員し、イラク戦争開始後最大の１５万人規模にすると発表した。来年１月予定の移行国民議会選挙のための治安維持と、武装勢力の掃討作戦強化が目的。増員は現在イラクに展開する１万人強の駐留延長（最長２カ月）と、約１５００人の追加派兵で行う。米中東軍によると、ケイシー駐留米軍司令官の要請を受けた決定で、イラク暫定政府も承認した。
駐留延長の対象は、第２５歩兵師団の約４４００人▽第１騎兵師団の約３５００人▽沖縄からの派遣兵員を含む海兵隊員約２３００人−−などで、イラクでの作戦経験を持つ部隊の確保が狙い。新規派遣は、緊急展開部隊である第８２空てい師団の約１５００人。
国防総省で会見した米統合参謀本部のロドリゲス副作戦部長（准将）は「１２月下旬から１月始め」には増員が完了すると述べた。
今回発表された増員規模は、先月１９日にスミス米中東軍副司令官が示した「１旅団（約５０００人）前後」との見通しより大幅に大きい。中部ファルージャを先月下旬に制圧した米軍は、北部モスルやバグダッド南西部などでも掃討作戦を行っており、今回の増員で「ファルージャの成功で開いた『機会の窓』を活用」（中東軍）し、武装勢力の鎮圧を狙う構えだ。
ロドリゲス副部長は、必要な兵員規模の評価は継続的に行われており「追加調整もありうる」と発言、治安悪化が続くなどすれば、さらに増員する可能性も示唆した。これまでの最大駐留規模は、ブッシュ米大統領がイラク戦争での大規模戦闘終結を宣言した０３年５月の１４万８０００人だという。
米軍は「占領」の印象を薄め米兵の死傷を抑えるため、治安維持任務をイラク人部隊に移管するため訓練を進めているが、訓練の遅れや士気の問題を指摘する声も強い。ロドリゲス副部長は、今回の増員は「イラク人部隊の状況には関係がない。訓練は予定通り進んでいる」と明言した。
毎日新聞 2004年12月2日 10時52分
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。