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和平復帰か内戦再発か 緊迫するコートジボワール 共同
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投稿者 倉田佳典 日時 2004 年 11 月 14 日 18:51:59:eahs5MlcSyO0.
 

11/14 18:09 和平復帰か内戦再発か 緊迫するコートジボワール

 西アフリカ・コートジボワールで、政府軍が北部地域の反政府勢
力拠点などを空爆したことに端を発した政情不安から十四日で十日
が経過した。在留フランス人などを狙った暴動が相次ぎ、邦人を含
む外国人約五千人が国外に退避。二〇〇三年七月以降の和平プロセ
スに軌道を戻せるのか、停戦合意を破った政府と反政府勢力が再び
内戦状態に突入するのか、事態は大きな岐路を迎えた。
 「バグボ大統領に新たな機会を与えたり、和平プロセスに復帰し
たりするつもりはない」。北部地域を実効支配する反政府勢力の報
道官は強調した。同勢力は、アフリカ連合(AU)の依頼を受けた
ムベキ南アフリカ大統領の仲介和平協議には参加しない意向を表明
。和平プロセスは既に破たんしたとの声さえ出始めている。
 背景にあるのが根深い南北間の地域対立だ。来年十月の大統領選
をめぐり、父親が隣国ブルキナファソ出身のため憲法上、候補者資
格を持たない北部出身のワタラ野党党首に対し資格を認めるよう求
める声に、南部出身の大統領が応じるかどうかに注目が集まる。
 大統領の支持基盤である南部には伝統宗教やキリスト教徒が多い
のに対し、北部にはイスラム教徒が多く、処遇などに不満を募らせ
ている隣国マリなどからの外国人労働者や移民が多数住んでいるこ
とも事態を複雑化させている。
 南部にある最大の都市アビジャンで続いた大統領支持派の群衆に
よる暴動は、旧宗主国のフランス軍と政府軍のパトロールなどで沈
静化。公共交通機関も再開するなど平穏さを取り戻しつつあるが、
外国人の退避が収まる気配はない。在留邦人も大使館員らを含めて
二十七人が隣国ガーナやフランスに避難した。
 政府軍の空爆で兵士九人の死者を出したフランスは、当初の糾弾
姿勢を転換。「空爆は意図的だったと確信しているが、どのレベル
が決定を下したか不明。大統領が命じたとは思えない」(アリヨマ
リ国防相)と発言を慎重にしつつあり、大統領への非難を抑えて早
急に事態の収拾を図りたい考えだ。(ナイロビ共同=渕野新一)
20041114 1809
[2004-11-14-18:09]

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