日本人記者を追放処分　イングーシ

　【モスクワ３日共同】ロシア南部のイングーシ共和国で、日本人のフリージャーナリスト、常岡浩介さん（３５）が、取材の届け出をしていなかったことなどを理由に一時拘束され、地元裁判所で２日、１０日以内の国外退去の判決を受けた。
　常岡さんは、隣接するチェチェン共和国の独立紛争でイングーシに逃れた難民などを取材するため、モスクワ経由で１１月１３日にイングーシに入ったが、１９日に治安当局に拘束された。
　テロが頻発するチェチェン周辺では、厳しい取材制限があり、治安当局への登録が義務付けられているが、裁判所は、常岡さんがこれらの義務を履行しなかったと認定した。また、取材ビザではなく商用ビザで入国、取材活動をしたことも違法とされた。
（19:25）

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004120301002934

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