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ベラルーシ・ウクライナニュース 2004年11月
http://www.asyura2.com/0411/war64/msg/538.html
投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 12 月 11 日 21:58:59:akCNZ5gcyRMTo
 

ベラルーシ・ウクライナニュース
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/RFERL/u0410-12.htm
2004年11月

04/11/01
中央選管の発表によると大統領選の結果は、開票率94.2%の段階で、ヤヌコービッチ40.11%、ユーシェンコ39.16%である。さらにMoroz 5.77%、Symonenko 5.02%、Vitrenko 1.54%である。投票率は74.38%だった。

04/11/01
中央選管によると、予想とおり、ヤヌコービッチはウクライナ東部で票を集め、ユーシェンコは西部で票を集めている。ヤヌコービッチ支持は、Donetsk州で86.74%、Luhansk州で80.53%、クリミアで69.19%、Kharikov州で 57.63%、一方、ユーシェンコ支持はIvano-Frankivsk州で89.38%、Ternopil州で87.98%、Lviv州で 87.42%、Volhyniaで76.97%だった。キエフでは、ユーシェンコ支持が62.36%でヤヌコービッチは14.69%だった。

04/11/02
国際ルネッサンス基金は1日、ヤヌコービッチとユーシェンコに対し、21日の決選投票に向けてテレビ討論会を行うよう提案した。

04/11/03
中央選管は3日、開票率97.67%の段階で、ヤヌコービッチ票39.88%、ユーシェンコ票39.22%と発表した。選挙後10日以内に最終結果を発表するよう定められているが、いつ発表されるか定かでない。キエフでは2日、当局による不正操作に抗議して約 5000人の学生が集会を行った。

04/11/04
中央選管委員長Kivalovは3日、10月31の大統領選挙はいくつかの投票区で無効であったとジャーナリストに語った。「約50の投票区で手順が報告されなかったり不適切だったりした」とKivalovは述べた。

04/11/04
我らのウクライナの議員Rybachukは3日、中央選管委員長Kivalovが、ヤヌコービッチに不利な選挙の最終結果を発表しないよう大統領府から圧力を受けていると述べた。Kivalovはそうした圧力を否定している。

04/11/05
ヤヌコービッチ首相は4日、ユーシェンコとのテレビ討論は行わない、と述べた。「ユーシェンコ陣営は選挙前から私を侮辱しており、そんな輩と同席する必要はない」とヤヌコービッチは語った。ユーシェンコ側は、ヤヌコービッチのテレビ討論拒否は、自信のなさのあらわれだ、と述べた。

04/11/05
ウクライナ共産党は、大統領決選投票でどちらの候補も支持しないことを決めた。一方労働党のMorozは、決戦投票以前にユーシェンコが労働党の政治改革案に同意するなら、ユーシェンコを支持すると述べた。

04/11/08
キエフで6日、独立広場で開かれたユーシェンコ支持の集会に5万人が集まった。ユーシェンコは、いまだに10月31日投票の最終結果を発表しない中央選管を批判した。

04/11/08
労働党は6日、選挙で勝利した場合の政策協定をユーシェンコと結び、21日の決選投票でユーシェンコを支持することを決めた。協定によると、2005年1月までに憲法改革法案を成立させ、2006年1月から施行する。農地の売買を禁止し、戦略的重点企業の民営化をキャンセルする。

04/11/09
産業企業党リーダーのKinakhは8日、21の決選投票でユーシェンコを支持すると発表した。11月2日に発表されている中央選管による第1回投票の予備結果では、Kinakhの得票率は0.94%で5番目だった。社会党のMorozはユーシェンコ支持を6日に発表している。

04/11/09
11月3?7日に行われたRazumkovセンターによる世論調査によると21日の選挙で、2027の有権者のうちユーシェンコに投票が44%、ヤヌコービッチが37%だった。両候補に反対が5%で、12%は未決定だった。

04/11/10
中央選管は10日、10月31日の大統領選挙第1回投票の結果を発表した。ユーシェンコが39.87%で、ヤヌコービッチは39.32%だった。

04/11/10
国営テレビUT1は9日、ヤヌコービッチ支持に偏った報道を拒否したキャスターHolosnyaskを解雇した。Holosnyakは先週、ユーシェンコ側にも同じだけの機会を与えるべきだとして、ヤヌコービッチよりのニュースを読むことを拒否した。

04/11/12
ヤヌコービッチ陣営は、21日の決選投票で3-4%の差でユーシェンコに勝利すると発表し、第1回投票でのユーシェンコ側の選挙違反を批判した。一方、ユーシェンコ側も、3-4%の差での勝利を予測している。

04/11/12
ヤヌコービッチ首相は11日、役人、検察官、裁判官の給料を11月から28%引き上げる決定に署名した。一方、議会予算委員会によると、選挙前の年金引き上げにより、外貨準備が、9月の150-180億フリブナから、70億フリブナ(13億ドル)に縮小した。

04/11/15
クチマ大統領は15日、1+1チャンネルのTVインタビューで、Yanukovich内閣は5点満点の4強であると持ち上げ、大統領選挙決戦投票でのユーシェンコ-Moroz連合は迎合主義的であると批判した。

04/11/16
ヤヌコービッチとユーシェンコは15日、国営テレビUT-1で100分間のテレビ討論を行った。ヤヌコービッチは、2003年9.6%、2004年13.4%という経済成長を協調した。ユーシェンコは、「国民の3分の2が窮乏している。ヤヌコービッチは金持ちのための大統領になりたがっている」と述べた。

04/11/18
ユーシェンコ支持者たちは、21日の大統領選挙後、キエフの独立広場に集まり、選挙結果の独自集計を行う。選挙スタッフのTomonenkoによると、地域選管から発行される公式資料に基づいて集計する。一方、ヤヌコービッチ側選挙スタッフのTihipkoによると、選挙の結果不穏な状況になれば、中央選管を守るため、東部州からヤヌコービッチを支持する約4万人の炭坑労働者を呼び寄せる。

04/11/18
ウクライナの2004年の穀物収穫は4500万トンで独立以来最大であった、と17日の農業労働者デーに新聞が伝えた。記念日のコンサートで、クチマ大統領は、子供から小麦の束を受け取り、それをヤヌコービッチ首相に渡した。

04/11/19
反対派大統領候補ユーシェンコは19日、21日の決戦投票での当局側の「強攻策」を心配している、と述べた。「強攻策」では、開票結果の如何にかかわらず22日の朝にヤヌコービッチ側の勝利が宣言される。「大規模な選挙違反があった場合には、我々は街頭に出て我々の権利を守る」とユーシェンコは述べた。

04/11/22
反対派候補ユーシェンコは、22日に発表された中央選管の開票結果はゴマカシであるとして、大衆的な抗議行動を訴えた。中央選管は開票率99.14%で、ヤヌコービッチ49.42%、ユーシェンコ46.69%と発表した。一方、2つの出口調査では、いずれもユーシェンコがリードしていた。

04/11/23
少なくとも10万人の人々がキエフ中心部の独立広場に集まり、大統領選挙結果のゴマカシに抗議する集会を行っている。ユーシェンコによると、ヤヌコービッチ側は、310万票を不正に上乗せした。キエフのフレシチャトク通りには約300のテントが設営された。

04/11/23
OSCE国際選挙監視団は22日、ウクライナの決選投票は、さまざまな点で民主主義的な基準を満たさなかった、との予備結果を発表した。当局はメディアを独占し、民主主義的な選挙プロセスを守る気を見せなかった、と選挙監視団コーディネーターは述べた。

04/11/24
数10万人の人々が、いまだ最終結果の発表されていない選挙結果に抗議して、3日連続の抗議集会を開いた。約2000人がフレシチャク通りのテントに泊まり込んでいる。チャンネル5テレビによると、ウクライナ各地で抗議集会が行われている。

04/11/24
ユーシェンコは最高会議で23日、大統領選挙勝利の宣誓を行った。宣誓は、緊急議会で選挙無効決議の採択に失敗した後に行われ、象徴的な意味しかもたない。

04/11/24
政府系テレビであるチャンネル1+1とインテルの4人の記者が、検閲に抗議して退職した。記者らは、記者会見で「真実を語ろう」と同僚たちに訴えた。

04/11/24
約150人の外交官が、21日の選挙結果を批判する声明を出した。「国家は、ウクライナ国民から真に信頼されている人物によって率いられるべきだ」と声明は述べている。

04/11/29
キエフ独立広場の集会は8日目に入った。ユーシェンコ支持派は、政府庁舎と大統領府を「人間の鎖」で囲んで封鎖した。

04/11/29
ウクライナ東部・南部15州から約5000人の地方議員がSeverodonetskに集まって、ヤヌコービッチ支持の大会を開いた。「不法な大統領が出現するならば、我々は自衛のための権利を行使しる」と大会声明は述べている。大会には、ヤヌコービッチとモスクワ市長ルシコフが参加した。

04/11/29
最高会議は27日、21日の選挙は「違法で国民の意思を反映していない」という決議を採択した。決議には255人が賛成した。しかしながら、最高会議には、選挙結果を無効にする法的権限はない。

04/11/29
最高裁は25日、ヤヌコービッチを選挙の勝者とする公報の印刷を停止する決定を行った。この決定は、選挙違反について最高裁が判断するまで、ヤヌコービッチは大統領に就任できないことを意味している。一方、中央選管は前日、ヤヌコービッチ49.46%(1510万票)、ユーシェンコ46.61%(1420万票)とする最終結果を発表した。

04/11/30
最高会議は30日、「選挙は違法で国民の意思を反映していない」という27日の議決を取り消す決議を採択した。決議には共産党と政府系議員232人が賛成した。

04/11/30
クチマ大統領は、ヤヌコービッチ首相やLytvyn最高会議議長らと会談し、21日の決選投票の再選挙を行うことが現在の危機から脱出するための方策であると述べた。

04/11/30
ヤヌコービッチ首相は29日、21日の選挙での大量選挙違反が明らかになれば、DonetskとLuhanskの2州で再選挙を行うことに合意する意向を示した。

04/11/30
最高裁は29日、大統領選挙の有効性に関する審議をはじめた。判断がいつ下されるかは不明である。

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