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安倍・中川の「強硬派」への躓き工作(?)と、その背景としてのイラク・北朝鮮情勢との関連を探る。
http://www.asyura2.com/0411/war65/msg/1110.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 1 月 15 日 15:20:08:uj2zhYZWUUp16
 

先ず、告発者である長井さんの勇気を讃えたい。
彼は、「やっと江戸の仇を長崎で討った」と言う思いなのではなかろうか。

其れは其れとして、私は今回の事件について幾つかの引っかかる事柄を見出すのである。
また、過去の日米でのマスコミ絡みの幾つかの謀略事件を思い出すのだ。
それらは、ウオーター・ゲート事件であり、ロッキード事件である。

さて、安倍・中川といった対北朝鮮強硬派そしてナショナリストの二人を押さえつけようとするだけではなく、国民の中に高まりつつある「その様な傾向とムード」を沈静化させようとする工作が今まさになされつつあると仮想するのである。

結論を先ず述べておくと、
イラク情勢(侵略者に不利な展開)が、起点になっていると考えている。

まず、相互に関連している情勢を羅列しておく。
@イラクでの米軍の苦戦、抵抗の激化。パウエルの「米軍のイラク撤退の可能性」発言。
Aサマワ派遣自衛隊への「本格攻撃への警告」と砲撃。
Bオランダに対する米・英の派遣延長圧力。
C米国議員団の北朝鮮訪問と会談。
D朝日新聞の安倍・中川等による言論弾圧暴露記事。
E長井さんの記者会見。
Fスマトラ沖大地震による大きな被害の発生。

次に、これ等の情勢の関連性を書いてゆく。
イラクでの米軍の苦戦による弾圧政策の躓きは、米国を余裕の無い運命に追い込んでゆく。
イラク人の抵抗は激しさを増し、彼らは「嘘つき侵略加担者の自衛隊の撤退」をも「実力で」勝ち取らんとする動きさえも見せ始めている。
このまま放置すれば、自衛隊員の中からまとまった犠牲者が出る可能性がある。
そうなると、日本国民の中で撤退を望む声が大きくなり、「侵略枢軸」から日本が離脱し始める危険性が出始める。
それで、オランダに侵略枢軸軍としてサマワに止まってもらいたく米・英は圧力をかけているのであろう。
そういう訳であるから、イラク情勢の展開は米国にとっては予断を許さないものであり、手一杯で持て余しているところである。
従って、北朝鮮を巡っての朝鮮半島情勢における「緊張の存在または激化」そして「流動化」には今の米国は対応できる余裕が無い。
北朝鮮を怒らせたままで放置しておく事は好ましい事ではない。また北朝鮮の体制が崩壊に進んでゆく事も好ましい事ではない。
米国議員団の北朝鮮訪問と北朝鮮当局との会談は、議員達が米国政府の意向(対北朝鮮政策の軟化)を伝えつつ実際には幾つかの交渉が行なわれたのではないだろうか。
そうなると、日本国内の対北朝鮮強硬派と国民の中に高まってしまった北朝鮮への経済制裁論は厄介な障害物となってくる。
これらを押さえつけて沈静化させたいとする意志が働いても不思議ではない。
それで、米・日合作による沈静化作戦が行なわれた可能性があるし、または、
この情勢を見つつ、米国の承認の下での小泉政権による沈静化工作が行なわれた可能性があるのだ。
「ピエロマン小泉」は「子供の使い」をさせるには最も使いやすいタレントであろう。
国粋主義だの復古主義だのと胡散臭い考えを持つ奴は使いにくいのだ。
「下男」や「奴さん」が使い勝手がよいのだ。プライドがある奴も困る。
大体、ブッシュ本人がそうではないか。計画が失敗したとしても、奴には被ける事が出来るのだ。
朝日新聞の暴露記事は、「役割を与えられてのものである可能性」がある。
マスコミが使われた可能性があるということだ。
また、長井さんの「告白・告発」記者会見は、「お膳立て」のなされた上での事であるかもしれない。
尤も、長井さんの勇気は全く損なわれるものではない。彼は正義の発言を行っただけの事である。
スマトラ沖大地震も米・日の侵略枢軸国に衝撃と圧力をかけたに違い無いのである。
それこそ、あの地震こそは侵略枢軸にとって「衝撃と畏怖」であったろう。この名の作戦をイラクで彼らは行ったのだ。
大きな目で見れば、「いずれにしても情勢はよい方向に展開している」と考えてよいだろう。
しかし、未だ我々は、あの「レイプ疑惑のピエロマン」の「大きな顔」を見続けなければならない。彼を国民が直接選挙で選んだわけではない事が「国民と国の名誉」にとっては幸いである。彼は運命の悪戯で首相になった男である。
もう一人の「危ないスピーカー石原慎太郎」は今後、どう動くか。
さらにもう一人の「危ない代理人小沢一郎」はどうか。かれは目立たなくするか、「其れらしい事」を言うだろう。
口達者の二人であるが、タイプは異なる。今のところ「小泉ほどのピエロマン」になれなくて幸いである。

イラク人民の抵抗はまことに偉大である。
イラク・アフガニスタン・パレスチナ人民の抵抗は「侵略枢軸」の者共を窮地に追いやっているのである。真に彼らは「我が友」である。信条の違いを超越してのことである。
イラクの運命に、日露戦後から敗戦に至る我が国の帝国主義の謀略に乗せられた運命を重ねて見る事が出来ない者は「思想的盲目の者」である。
その者は「歴史の装飾品」に過ぎない。しかし装飾もあだ花ではあるが、華やかな色を添えてはくれる。

東アジアが平安である事を願うものである。

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