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1973年 アメリカ映画 「追憶」 F・Dルーズベルト大統領は正真正銘の共産主義者でありソ連と中国を救うために参戦した
http://www.asyura2.com/0502/bd39/msg/248.html
投稿者 TORA 日時 2005 年 3 月 20 日 16:01:40: CP1Vgnax47n1s

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu91.htm
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1973年 アメリカ映画 「追憶」 F・Dルーズベルト大統領は
正真正銘の共産主義者でありソ連と中国を救うために参戦

2005年3月19日 土曜日

アメリカの恋愛映画の代表作「追憶」

◆追憶 周の映画館2
http://shomon.net/eiga/movie2.htm

戦前戦中戦後のアメリカ共産党員の姿を描いた映画があります。私は日本共 産党も米国の共産党も、「共産党」と名がつく存在はすべて大嫌いなのですが、 どうしてか、この映画の描く女性の姿には涙を流してしまいます。

題名 追憶(The Way We Were)
封切 1973年
原作 アーサー・ローレンツ
監督 シドニー・ポラック 配給会社 
(米)ラスター・プロ=コロムビア
キャスト
ケイティ= バーブラ・ストライサンド
ハベル= ロバート・レッドフォード

この映画を最初にいつどこで見たかなと思い出してみます。そうするとたし か1975年の10月頃、失業中に就職活動の中、有楽町のある地下の映画館で見たのを思い出しました。ちょうど失業中の上に失恋しかかっていたころでもありました。

見る前になんでロバート・レッドフォードというアメリカを代表する二枚目 役者の相手がどうみても美人とはいえないだろうバーブラ・ストライサンドな んだろうと思いました。バーブラはどうみても私が好きになるタイプの女優で はありません。ただ必死に仕事を探している私には、あんまり深く考える余裕 などなく映画館に入ってしまいました。時間をつぶさなければならなかったの です。

内容はケイティという女性の愛とその挫折を描いています。ただケイティは 愛には挫折しますが、思想は貫いたといえるのだと思います。そしてそのことをこの映画は訴えたいのかもしれません。 最初ある大学でケイティは、学生の前で反戦の訴えの演説をしています。ハベルはそれをただ眺めているだけのノンポリ学生です。いかにも不美人で気の強そうなケイティの必死の演説も男子学生の心ないいたずらで台なしになってしまいます。ケイティはその妨害する学生に叫びます。

ファッシスト!  

ときは、第二次世界大戦の起こる前の時代なのです。ハベルはスポーツ万能 であり、文学の才能もある学園の人気者です。そしてケイティは実はこのハベ ルにあこがれているのです。思えばどんな不美人の学生活動家でも、どうでも いいとしか思えない男に惚れることだってあるでしょう。でもなんとなく、ケ イティの生涯を不安なものに予想してしまいます。

第二次大戦の最中、ニューヨークのラジオ局で反ファシズムの放送劇を制作 しているケイティは酒場でハベルに再会します。彼は純白の制服に身を包んだ海軍の青年士官になっています。このときのハベルは実に素敵な笑顔の美男子です。ケイティはあこがれのハベルと再会の乾杯をします。どんなに嬉しかったことでしょうか。その晩ハベルは泥酔してケイティのところへ泊まります。しかし彼は最後には相手がケイティだということを忘れているらしいのです。

でもなんとか二人は親しくなり、戦争も終ると結婚することになります。こ れはいわばケイティがあこがれの彼をくどきおとしたわけでしょう。だがケイティは強く政治運動をやりたい女であり、ハベルはあいかわらずノンポリで政治的なことなどに興味はありません。ないどころか、とにかく楽しく生きていければいいと思っている、私などからみてもまったく思想性のないつまらない男です。

やがてハベルの文学の才能で映画の脚本家として成功していきます。たくさ んの友達と二人はつきあっていきます。子どもも生まれます。明るい家庭なの ですが、ケイティは友人たちとのパーティの中でも、どうしても政治的な話題 を話してしまい、ハベルはそれが嫌になってしまいます。昔の学園時代の仲の いい友人たちと会って、なんとか楽しく振舞おうとするケイティの姿もありま すが、なんかうまくいきません。海岸でみんなとバレーボールをやっているケ イティの姿なんか、そのボールの打ちかたにその感じがよく表われています。 学園時代のハベルのまわりにいた活発な女の子たちのようにはうまく振舞えな いのです。

やがてマッカーシーズムが映画界にも吹き荒れます。ケイティはこのマッカーシーズムと対決していこうとします。だがハベルにはそんな気も度胸もありません。なんとかこの時代をうまくすりぬければいいと考えているだけです。思えば、アメリカの映画界でも、チャップリンのようにこのマッカーシズムに対して雄々しく闘った人もいれば、このハベルのように、ただ嵐の過ぎ去るのをまって、黙っていた映画人も大勢いたわけなのでしょう。

ケイティは離婚を申し出ます。共産党員であるケイティと離婚さえすれば、 彼は安全な映画作家と見做されるでしょう。ケイティはやっぱりハベルを愛しているのです。だが、ケイティは思想を捨てるわけにはいかないのです。

何年かたって、二人は偶然ニューヨークの舗道で再会します。もう二人とも 中年です。ハベルはそれでもいい美男子です。今はテレビの仕事に追われてい て忙しいといいます。ケイティは喜びます。 ハベルと別れて走り去ったケイティは、原爆禁止のビラを通行人にまいてい ます。ケイティはいまも闘い続けているのです。原爆禁止を訴えるケイティの 声と、ビラを配っている姿で、この映画は終ります。

思えば、なんだか非常につまらない映画にも思えてきます。ケイティとハベ ルとはどちらの生き方が正しいかどうかというようなことではありません。最初のケイティの学園での演説の内容なんか、ソ連を平和勢力として讃えていて、なんだか馬鹿馬鹿しい。戦後のマッカーシズムはどうにもひどいことをしたものだとしても、アメリカ共産党が戦前戦中と過ちを犯していたのは間違いないことです(アメリカ共産党は戦争を大肯定して行った、要するにスターリンを守るためでしょう)。でもそれにしても、私はこの映画の中のケイティの姿に涙してしまいました。

なんであれ、ケイティは強く自分の思想を貫こうと生きていきます。実際に こんな人間が身近にいたら、嫌なものでしかないと思います。想像しても、ソ連が原水爆実験をやったときにはまたどうふるまうのでしょうか。それで反ソ連派になったとしても、今度は中共派の共産党として誤謬を続けていってしまうのでしょうね。でも、そうだとしても私はこのケイティの方に身を入れてしまうのです。どうしても彼女の姿に涙を流してしまうのです。

ちょうど私はこの映画を見たときに、失業中でした。もう80社くらい応募 面接して断られていました。もう適当にどっか就職してしまいたいと思ってい たところです。でも、このバーブラ・ストライサンド演ずるケイティを見てい て、「俺もまだ妥協なんかしないぞ」と決意を新たにしたものでした。

それにしても、この映画でのケイティを演じたバーブラ・ストライサンドの ことは、これでたちまち好きな女優になってしまいました。私がけっして好きにはなれないタイプだったのですが、どうしてかこうして身を入れてみてしまうと、もう私は強烈なファンになってしまいました。いまでは私の好きな外国女優の一人です。このあと彼女の出演する映画はすべてみるようにしています。                         (1994.11.24)

ヒロインは青年共産主義連盟の活動家


◆反日の民主党のF・D・ルーズベルト大統領は日本へ18発もの原爆投下を承認していた。 11月29日 株式日記
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/1134.html

反共主義者であるフーバーはソ連の国家承認を拒み「日本はアジアにおける防共の砦」と常々口にしていたが、政権が交替すると一九三三年一月に発足問もないルーズベルト政権は共和党の反対を押しきってソ連を国家承認した。
ルーズベルトが掲げた看板政策ニューディールとは「新しい巻き返し」の意味で、通貨管理や価格統制、労働者の最低賃金や最長労働時問の法的保証、労働組合の拡大促進、高所得者層への大幅増税一所得税最高税率七十五%、相続税最高税率八十%への引き上げ)、その他様々なマルクス主義的要素を採り入れたもので、当然ながら共和党は猛反発していた。

米最高裁も価格統制や高所得者懲罰税制を違憲と判決したが、当時大不況下の米国ではニューディール政策をめぐって世論が二分化されていったのだ。そして「ニューディ-ル支持=親ソ容共=民主党」と「ニューディール反対=反ソ反共=共和党」という二大勢力が対立する中で、前者は日本を敵視し後者は日本に理解を示すのだが、それはすなわちアジアの「防共の砦」に対する認識差に他ならなかった。(中略)

ルーズベルト政権で司法長官を務めていたF・マーフィー(後に最高裁判事)は、反米活動調査委員会で「共産主義者がルーズベルトとその夫人を操っていた」と証言しており、対日戦争はソ連のシナリオであったと認める報告書を提出している。

また一九九六年四月、民主党寄りでリベラル系メディアの代表格であるワシントン・ポスト紙でさえも「マッカーシーは正しかった。リベラルが目をそらせている間に共産主義者は浸透していった」という見出しで、「VENONA」ファイルを指して「反共主義の人々が批判したとおり、ルーズベルト、トルーマン両政権には、ソ連に直接又は間接に通謀していたおびただしい数の共産スパイと政治工作員がいた証拠である」と報じている。

彼女の部屋にはスターリンとルーズベルトの写真


(私のコメント)
先日のNHKでロバート・レッドフォード、バーブラ・ストレイサンド主演の「追憶」と言う映画を放送していました。若い頃に映画館で見ましたがビデオかテレビで何度か見た。主題歌はヒット曲なので何度も聞いていたのですが、見方を変えれば以前とは違った映画のように思えた。最初見たときはアメリカの戦中戦後の時代背景にした恋愛映画だった。

バーブラ・ストレイサンドが演ずるヒロインは青年共産主義連盟の活動家なのですが、黒髪でユダヤ鼻の見るからにユダヤ人の共産主義者であることがポイントだ。それに対してロバート・レッドフォードの演ずる主人公はWASPで金髪でハンサムな海軍士官だ。この二人はアメリカの民主党と共和党のイメージを象徴している。

アメリカの民主党はかなりの共産主義勢力が入り込んでおり、F・D・ルーズベルト大統領は共産主義者に支えられた大統領であり、ヒロインの部屋にはスターリンの写真とルーズベルトの写真が飾られていた。歴史地理の教科書にはルーズベルトが共産主義者とは一言も書いてはありませんが、大ヒットした「追憶」と言う映画を見ればルーズベルト大統領の正体がよく分かる。

ロバート・レッドフォードの主人公は明らかにルーズベルト大統領の支持者ではない。上流階級のお坊ちゃんで日和見な消極的共和党支持者なのだろう。この二人が恋をして上手く行くかに思えましたが、戦後のハリウッドを襲った赤狩りが二人の仲を引き裂いた。ハリウッド映画では赤狩りを描いたはじめての映画らしい。それくらいアメリカの映画業界人にとっては赤狩りは恐怖でありタブーだった。

メイキングビデオではそれでも政治的なシーンは5ヶ所ぐらい7分間もカットされて、恋愛映画としての色を濃くしましたが、そのために二人がなぜ別れたのか不鮮明になってしまった。その時代のアメリカをよく知っている人が見れば分かることでも、一般の人から見れば「追憶」と言う映画は恋愛映画だから、バーブラのヒロインは不細工でミスキャストだと平気で指摘する。

この映画が作られたのは1973年のベトナム戦争から撤退した直後だから、一番反戦運動と民主党が輝いていた時代だった。だから「追憶」という民主党色の強い映画が作られたし、映画を見ると共産主義者のヒロインは好意的に描かれている。ラストシーンの原爆反対のチラシ配りをするシーンは印象的で、まさに「追憶」は民主党の宣伝映画のようなものだ。

この映画を見れば当時のアメリカの状況がよく分かるし、歴史地理の教科書や専門書などでは分からない当時のムードを知るためには映画はもってこいだ。だからこそ「株式日記」でも時々映画評論をしていますが、まさに映画こそがアメリカの代表産業でありソフトパワーの主力兵器だ。

ヒロインのケイティは映画で盛んにソ連との連帯をアメリカ市民に呼びかけてナチスドイツからソビエトを救えとアジ演説をする。当時のソビエト共産党は危機的状況だったからアメリカに工作員を送り込み、日本をけしかけて大戦に参戦することに成功した。つまり「追憶」と言う映画を見ればなぜルーズベルトが日本に対して強硬な締め付け外交をしてきたか原因がよく分かる。

このようにアメリカの民主党は親共産主義政党であり、民主党のクリントン大統領が親中国であり反共の防波堤だった日本に対して敵国といったのも歴史的に見れば当たり前のことだったのだ。

最近のアメリカが共和党の右派が実権を握り、左翼的な民主党はイラク戦争反対運動を見ても元気がない。ルーズベルト以来の民主党が共産主義に汚染されていることが国民の批判を浴びてリベラル勢力がたたかれている。まさに現在のアメリカはユダヤ人や共産主義者には受難の時代が訪れようとしている。最近のアメリカ映画を見てもそんなムードを感じる。


日和見な主人公は共産主義者のケイティに別れを告げる。

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