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ネオコンの真実―イラク戦争から世界制覇へ ―ネオコンが自らを語る ローレンス・F. カプラン,ウィリアム クリストル著
http://www.asyura2.com/0502/bd39/msg/305.html
投稿者 乃依 日時 2005 年 3 月 27 日 16:45:14: YTmYN2QYOSlOI

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591077209/249-7346123-5417144


ネオコンの真実―イラク戦争から世界制覇へ
ローレンス・F. カプラン (著), ウィリアム クリストル (著), Lawrence F. Kaplan (原著), William Kristol (原著), 岡本 豊 (翻訳)

価格: ¥1,680 (税込)

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書籍データ


単行本: 252 p ; サイズ(cm): 19 x 13

出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591077209 ; (2003/06)

その他のエディション: ハードカバー, オーディオカセット, オーディオCD, デジタル

おすすめ度: カスタマーレビュー数: 3 レビューを書く

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レビュー

内容(「MARC」データベースより)
ネオコン(ネオコンサヴァティズム)と呼ばれる米国共和党の最右翼の政策集団にとって、イラク戦争は一つの布石に過ぎないのだ。先制攻撃をも正当化する彼らの恐るべき世界戦略を赤裸々に語る驚愕のレポート。


From Publishers Weekly
Between the 1991 Persian Gulf War and the current crisis over Iraq, neoconservative thinkers such as Kristol (editor of the Weekly Standard) worked to keep Saddam Hussein at the center of the U.S. foreign policy agenda. In this slim, well-argued book, Kristol and Kaplan, a senior editor at the New Republic, cogently make the case for a U.S. invasion of Iraq. The rationale behind the Bush administration's preemptive strategy, they write, is that Saddam Hussein is a dictator who threatens both his own people and the world, and therefore must be stopped before he does further harm. The weaknesses in the authors' case are the same as many find in the administration's-such as that the ties between Saddam and al-Qaeda are unclear, which Kristol and Kaplan acknowledge. But, they continue, "we do know that Saddam is a terrorist." Just as importantly, the book criticizes the policy of both the latter years of the first Bush administration and the Clinton years for allowing the Iraq threat to fester. Both governments had their reasons-Bush I's pragmatism and Clinton's focus on the Israeli-Palestinian conflict-but the world is much worse off, say Kristol and Kaplan. The background for a case for a U.S. strike is articulated well here.
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc. このレビューは、同タイトルの ハードカバーのレビューから転載されています。

Book Description
As the crisis with Iraq continues, Americans have questions. Is war really necessary? What can it accomplish? What broad vision of U.S. foreign policy underlies the determination to remove Saddam Hussein? What were the failures of the last couple of decades that brought us to a showdown with a dictator developing weapons of mass destruction? What is the relationship between war with Iraq and the events of 9-11?

The answers to these questions are found in this timely book by two of America's leading foreign policy thinkers.

Kristol and Kaplan lay out a detailed rationale for action against Iraq. But to understand why we must fight Saddam, the authors assert, it is necessary to go beyond the details of his weapons of mass destruction, his past genocidal actions against Iran and his own people, and the U.N. resolutions he has ignored. The explanation begins with how the dominant policy ideas of the last decade--Clintonian liberalism and Republican realpolitik--led American policymakers to turn a blind eye to the threat Iraq has posed for well over a decade.

As Kristol and Kaplan make clear, the war over Iraq is in large part a war of competing ideas about America's role in the world. The authors provide the first comprehensive explanation of the strategy of "preemption" guiding the Bush Administration in dealing with this crisis. They show that American foreign policy for the 21st century is being forged in the crucible of our response to Saddam.

The war over Iraq will presumably be the end of Saddam Hussein. But it will be the beginning of a new era in American foreign policy. William Kristol and Lawrence Kaplan are indispensable guides to the era that lies ahead.
このレビューは、同タイトルの ハードカバーのレビューから転載されています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カプラン,ローレンス・F.
ザ・ニュー・リパブリック誌主席編集者。民主党左派から共和党に移籍した、ネオコンの支柱的論客の一人

クリストル,ウィリアム
“ザ・プロジェクト・フォー・ザ・ニュー・アメリカン・センチュリー”(PNAC)理事長を務める、ネオコンの代表的若手指導者。現在、ザ・ウィークリー・スタンダード誌編集者、フォックス・ニュース・チャンネルの政治アナリスト

岡本 豊
岡本国際問題研究所所長、NGO「バーチュアル・ファウンデーション・ジャパン」理事長。1956年東京大学経済学部卒業後、渡米。ハーバード大学大学院の委託研究員を経て、米国国務省勤務。国際会議通訳としてケネディ、ジョンソン両大統領を含む日米両国の閣僚会議その他の重要会議を担当する。その後、アラスカ州に移住。20年間にわたって経済開発問題や北米先住民族の研究などに携わる。1983年に帰国後は、企業の国際化プログラムや国際文化交流のプロジェクトに従事し、現在にいたる

目次

第1部 サダムの専制政治(邪悪な者の素顔
海外での侵略行為の数々
大量破壊兵器)
第2部 アメリカによる反撃(狭隘な現実主義(第一代ブッシュ政権)
気弱なリベラリズム(クリントン政権)
独創的なアメリカ的国際主義(第二代ブッシュ政権))
第3部 アメリカの使命(抑止政策から先制攻撃政策へ
封じ込め政策から政権変更政策へ
躊躇の繰り返しから決然とした指導力へ)

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カスタマーレビュー
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評価4 妄想的内容だが、わかりやすい!, 2004/12/16
レビュアー: ふんふんふん (プロフィールを見る)   茨城県つくば市
 ネオコン的妄想の具体的な姿が、コンパクトにまとまっている本です。
 本書は原題が『THE WAR OVER IRAQ:Saddam's Tyranny and American Mission』(イラク戦争:サダムの専制とアメリカの使命)であるように、この中で述べられるのは基本的には「イラク攻撃の正当性」の主張です。この原題を『ネオコンの真実』と訳すのはどうかと思うのですが、確かに、そこからネオコンの対外政策における一般的な信条が浮かび上がるようにはなっている。その信条とは、「アメリカ的国際主義」です。

 第一部「サダムの専制政治」:フセインがいかに危険で邪悪な人物であるかを指摘。イラクと「大量破壊兵器」や「国際テロ」との結びつきの古い証拠を列挙していますが、今となっては「懐かしい議論だなぁ」という感じ(笑)
 第二部「アメリカによる反撃」:父ブッシュ、クリントン、子ブッシュの対イラク政策を比較検討。もちろん、ネオコンの主張に合致するのは、子ブッシュの「独創的な『アメリカ的国際主義』」のみです。
 第三部「アメリカの使命」:第二部で取り上げられた子ブッシュの「アメリカ的国際主義」路線を歩むのが、「アメリカの使命」であると熱を込めて説く。ほとんど妄想ですね(笑)

 イラク関連の議論を具体的に紹介するとキリがないので、「アメリカ的国際主義」とは何なのかが簡潔に理解できる箇所を引用しておきます。

「もし米国がいなければ、いったいどの国が世界の秩序を維持するというのだ?……アメリカは世界の警察官、あるいは保安官であるだけなく、同時に灯台であり案内人でなくてはならない。……これは単なるナショナル・プライドの表出ではない。簡単明瞭な事実なのだ。」
「我々の使命はバグダッドで始まるが、そこで終わるものではない。……自らの信条と、無比の軍事力と経済力に支えられた米国は、自国の安全を確保し、同時に世界中に自由の大義を広めるのだ――まずバグダッドで、そしてバグダッドを踏み越えた彼方へ。」


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評価4 アメリカイズム覇権主義, 2004/01/14
レビュアー: ケイケイ (プロフィールを見る)   千葉県 Japan
論理は非常に明快。ブッシュドクトリンの三原則・先制攻撃・体制の変更・アメリカの指導力という三点をネオコンの論理からイラク戦争におけるブッシュ大統領の立場を説明している。しかしこれほどあからさまなアメリカ絶対主義とでもいうような覇権主義に対し著者はアメリカ的国際主義なる名称を冠し、中東その他諸国の多元的世界への尊重に冷ややかな批判を試みている。民主主義の促進をその軍事力において行うという、一見して躊躇と疑問を持つのが一般的な感覚であろうが、著者はその態度を及び腰と言って強く非難している。アメリカの傲慢さというのは容易い、しかしその背後にあるアメリカという国家が必然的に持たざるを得ない「力」をどう行使するのか、という問題がここにはある。


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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価4 ネオコン自身によるネオコンの説明, 2003/07/05
レビュアー: コカクック (プロフィールを見る)
現地では2月に出版された本であり、やや「いまさら」感は否めないものの、ネオコンについてネオコン本人の手で書かれたものを(ケーガン以外に)ほとんど手にする事がなかった日本人にはありがたい貴重な一冊。

ヒトラーの『我が闘争』に並ぶ衝撃の書…などと書かれているが、基本的にネオコンの立場というのはその独裁者ヒトラーの勢力拡大を許したミュンヘンの教訓に根差すものである。本書はこれまでのアメリカの歴史において、独裁者や全体主義国家に対して宥和政策を取った際に、どのような悲劇的な結果が生み出されてきたかを数多くの具体例を挙げて解説し、アメリカが過去の過ちを繰り返さぬよう警鐘を鳴らしている。それと、世界への民主主義の浸透が世界平和に結びつくというデモクラティックピース論を併置するので、やや独善的な気はするが、論理的には支離滅裂というわけでもないという印象だった。

9.11以後台頭してきた少数政策集団ネオコンの方法論が、かつての熱気もやや冷め気味のアメリカにおいて今後どの程度継続して用いられるかは甚だ疑問であり、本書を読んで今後のアメリカの外交政策を先取りする事が出来るとは私は考えないが、出版において反米一色という奇異な状況の日本において、ネオコンの考え(言い訳?)をダイレクトに伝える数少ない本として、沢山の人に読んでもらいたい一冊である。


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