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視覚について
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投稿者 風のように 日時 2005 年 5 月 27 日 22:01:32: .n/MggpimB.j.

(回答先: 感性について 投稿者 都会暮らし 日時 2005 年 5 月 27 日 07:25:30)

都会暮らしさん、レスありがとうございます。

娘さんの話、興味深く読ませて頂きました。色々と気苦労もあるみたいですが、素晴らしい能力を開花させている娘さんですね。実は私の妻も少し能力者ではないかと昔から思っております(笑)。


▼都会暮らしさん
【風のようにさんを寺子屋の先生として、一緒に机を並べましょう。(笑)
なんか大学時代のゼミを思い出し、わくわくしてきました。(笑)】


先生というほど適任ではないし、そういう意識もありません。私が実験で導いた知識でもないですし、私の方こそ、都会暮らしさんや、膝枕さんから多くを学ばせていただいていると思っていますよ。


▼都会暮らしさん
【彼女に纏わる他のエピソードと重ね合わせ、今でもいろいろ彼女に聞いているのですが、どうも我々が「パノラマ視現象」と称する現象が、彼女に起こっているようです。】


臨死体験者の体験談などを読むと、そうしたビジョンは直線的なものではなく、かたまりのような状態で一瞬に飛び込んでくるそうですね。体外離脱で有名なロバート・モンローはそれらを「思考ボール」と呼んでいるそうです。
そうした「パノラマ視現象」もその情報蓄積能力から言えば、ホログラフィックな現象なのだと思います。

またホログラフィックな特徴は、「非局在性」であると言われております。つまり自分の意識は自分だけの視点にあるのではなく、指にあったり、内蔵にあったり、他人の視点にあったり、部屋にあったり、木にあったり、空間にあったり、過去にあったり、未来にあったりとするみたいで、ゼロ・ポイントフィールドにアクセスできるのであれば、どこの視点からでも知覚することは可能なのかもしれません。

マイケル・タルボットの『ホログラフィック・ユニヴァース』には、「目を使わずに見る」という事例が紹介されております。ハーバード大学医学部の臨床研究員である医師デイヴィッド・アイゼンバーグは、脇の下の皮膚の部分で字が読めたり色が識別できるという、北京に住む中国人姉妹の話を発表したという事例。イタリアでは、神経学者のチェザーレ・ロンブロッソが、鼻の先と左の耳たぶで見ることができる盲目の少女についての報告をしたという事例。1960年代に権威ある旧ソ連化学アカデミーは、指先で写真を見たり新聞を読んだりできるというローザ・クレショーヴァというロシア人女性のことを調べ、彼女のことを本物であるとした見解を発表したという事例があったそうです。
先日アンビリーバブルで、身体の中を見ることができるというX線的透視能力をもったロシアの少女を特集しておりましたが、この女性は遠隔透視においてもその対象の身体の内部を見ることができたということを考えると、違う視点とコンタクトできたのではないかとも考えることができるかもしれません。

このような事例を考えると、視覚というものはどういうことかを考えさせられます。

マイケル・タルボットは上記著書で、私たちが「見る」ものの中で、眼から入ってくる情報に基づいているのは、実際にはその50%にも満たないことを示す研究もいくつかあると説明しております。つまり眼は視覚器官ではあるかもしれませんが、実際に見ているのは脳なのだということです。
神経科学者のラマチャンドラン他著の『脳のなかの幽霊』には、いかに人間の目というものがあいまいに物を見ているかについて、目の中心にある盲点(視覚細胞がない)というものを色々な図を用いて解り易く説明しております。盲点になって見えていない部分の映像は、脳が予想し作り出しているものであることがわかります。下記サイトの図3が自分の盲点を知る体験をしてみるにはいいかもしれません。
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/brain/71/index-71.html)【目に見えない盲点を「見る」】

神経生理学者のカール・プリブラムは、私たちをとりまく波動領域には、目に見えないさまざまなものが存在し、それを脳が視覚的現実の中で選別し、カットしているのだといいます。また脳のレンズを取り外せば、ホログラムの干渉パターンそれ自体が見えるだろうと考えているみたいです。

四肢錯覚現象というものがあります。これは事故か何かで手足を切断することになった後、その切断後も痛みを感じたり、まだ実際にそこに手足があるように感じるという現象です。実際、失った手でコップを握ったりすることも身体を触ったりもすることができるそうで、これは意識(脳)が現実ではない現実を知覚し、体験させている例だと言えるでしょう。

外の世界が見えているのか、脳を通して意識が見せているのか。モノに触れているのか、触れていると設定しているのか。
体積のない素粒子が集まって体積のある物質というものが存在しているこの現実空間で、脳がある条件を獲得することができれば、物質すら通り抜ける現実を体験することもできるのかもしれないと想像だけが膨らんでいきます。

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