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感謝状、 小泉純一郎総理大臣閣下
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投稿者 愚考 日時 2005 年 5 月 28 日 13:20:00: SXA7Sr6NkdU/w

我らJR電車族は、この上もない過酷な労働を、一生涯強いられる境遇にたたされております。この世の生き地獄を日々味あわされるようになりましたのは、国鉄民営化後からで御座います。あれから、涙なくしては語れない、忍従の日々をおくってまいりました。

それでも我ら電車族は、こんな「人でなし」、いや「電車なし」の状況から一日も早く逃れたいとの一心で種々研究を積んでまいりました。そのようなおりに、小泉総理大臣閣下がご登場なさいました。閣下の治世は驚くべきものが御座います。なんと申しましても、閣下ご登場以来、日夜我ら電車族に飛び込んで来る人間どもが、絶えない事で御座います。

聞く所によりますと、彼ら人間どもは、我ら電車族に飛び込む事によって、この世で味わっている一切の苦しみから逃れ、あの世の極楽とやらで、安穏とした生活を永遠に続ける事が出来るそうで御座います。なんと羨ましいことでありましょうか。

それでは、人間どもの真似をして、我ら電車族も飛び込みによって、この世の一切の苦を逃れ、あの世の極楽とやらへ行こうではないかという、相談がまとまりました。そして更に研鑚を積み、飛び込み人間の行動を観察してまいりました。

その結果、飛び込みはなにも考えずに、勢いと決断力でなされるものであるという結論に達しました。この「なにも考えずに勢いと決断力」で物事を決行するということは、閣下が日々お手本としてお示しになさっていらっしゃる政治手法そのものであるということに気づきました。

閣下の政治手法は、我ら電車族に勇気をお与えくださるもので御座います。それからというも、我ら電車族は、朝な夕な閣下のご尊顔をテレビで拝し、手を合わせる毎日で御座います。

閣下がお与えくださいました勇気に励まされ、我ら電車族の中でも、怖れず、怯まず、侮らずをモットーにしている、沈着冷静な精神の持ち主であるJR西日本の電車が、飛び込み第一号として名乗りを上げました。その彼がこの度、閣下も御存じの通り、マンションに飛び込み、見事な自殺を遂げたという次第で御座います。

この成果は我ら電車族に、(この島国から逃れ、海外へ飛躍する希望を抱かせてくれた)大東亜共栄圏の夢に酔った省線電車以来の、夢と希望を齎してくれました。この「JR電車マンション飛び込み自殺」は21世紀日本の政治が生み出した「自殺増産策」に根を発し、小泉政治手法が育てた偉大なる自己責任精神の満願成就に他なりません。我ら電車族は閣下によって、この世の地獄から救われたので御座います。

また、お布施を御坊様に差し出すことの出来ない我ら電車族にとっては、閣下の申されます「死ねば皆ホトケ」は、今生の恨み辛みをすべて払拭してくださいました。坊様はもちろんのこと、信心もいらないと、喝破されました「死ねば皆ホトケ」との閣下のお言葉は、釈尊も到底及ぶ所では御座いません。この一言は我ら電車族の飛び込み自殺の行く末の不安を完全に取り除いてくださいました。我ら電車族は間違いなく極楽往生致します。

種々累々と申し述べましたが、閣下の在り難さを言い尽くすべき言葉は御座いません。有り難きは、小泉内閣総理大臣閣下の御存在そのもので御座います。ここに熱く、厚く、篤く、心より感謝申し上げる次第です。

弊政十七年吉月吉日
                  −−− 民々共同体・JR電車族一同

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