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(回答先: さすがのご慧眼です。 投稿者 都会暮らし 日時 2005 年 6 月 04 日 07:43:18)
都会暮らしさんレスありがとうございます。
▼都会暮らしさん
【「人はお互いが、永久に理解しあえないという前提に耐えられるか？」という視点から、「そりゃ、無理だろう」と結論付けた訳です。】
理解し合っているという状態は一体感を感じさせるもので、表面的に分離している（理解し合えない）社会においては、理解し合いたいという欲求は、自然な欲求だと思います。
理解し合えない分離した状態が続き、それが強調されると、理解し合いたいという欲求も強調され、「理解し合いたい」（欲求）→「理解し合えるはずだ」（期待）→「理解し合うべきだ」（倫理）→「理解し合わなければならない」（規律）→「理解し合わない者はいらない」（罰・制裁）と発展していくことになります。
強制的に「理解し合う」という今の社会構造は、実は一体感のあるものではなく、極度に分離した状態であると言えるのではないでしょうか。「理解し合う」ことが強制されることから、“嘘”や“欺瞞”という行為で、本心を隠したり、取り繕わなければならず、それだけ真に理解し合うことからは遠のき、偽りの一体感だけが生まれるだけと思っております。
何らかの欲求から来る行動は、欲求が満たされたとしても一時的なもので、得てして欲求しているものとは反対の効果を生み出すだけのように思っております。
また、相互に理解し合うことを“期待しない”人は、相互に理解し合いたくない人ということでもありません。相互に理解し合っていると思っている（知っている）人は、相互に理解し合うことを求めたり、期待したりはしません。そしてそれは、結果的に相互に理解するという状況を獲得することになっているのだと思っております。
▼都会暮らしさん
【ただ俺は、ここで風のようにさんが言及されているような
高次の「調和的な生き方」をしている人を念頭においてはおりません。】
高次というより、この社会においては低次とみなされている生き方です（笑）。自分に正直に生きれば生きるほど低脳と思われ、狂っていると罵られ、排他的に扱われるのが今の社会です。つまり、調和的な社会を目指しながら、一番調和的な者を、一番低く扱うという矛盾が存在しているのが、今の社会構造であると思っております。
▼都会暮らしさん
【俺もそれ（愛）が知りたくて、ふだんアーでもない、コーでもない考えています。
アーでもコーでも程度の考えで、答えが見つかるとは思っておりませんが（爆）】
そのアーでもコーでもを、議論板か雑談板にでも投げかけて頂くと、私も「愛」について対話し易く、また「愛」を導き出すには面白いかもしれません。（笑）
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