★阿修羅♪ 現在地 HOME > 地震・天文12 > 174.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
注目集める奥尻の津波対策 海外メディアも取材に 共同
http://www.asyura2.com/0502/jisin12/msg/174.html
投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 2 月 12 日 21:21:09: eahs5MlcSyO0.

02/12 16:34 注目集める奥尻の津波対策 海外メディアも取材に

 一九九三年の北海道南西沖地震と津波のため百九十八人が犠牲に
なった奥尻島の防災体制が注目を集めている。スマトラ沖地震で津
波の恐ろしさに世界中の人々が気付いたためで、四百四十人が一度
に避難できる人工の〓(始めダブルミニュート)空中広場〓(終わ
りダブルミニュート)など島独自の施設を海外のメディアも取材に
訪れている。
 ▽要塞(ようさい)の島
 島の周囲約八十四キロ。うち約十四キロを防潮堤が囲む。高台へ
続く避難路と誘導灯は、奥尻町が設置したものだけで四十二カ所。
民間のものも入れると数え切れない。
 島の最南端に位置する青苗(あおなえ)漁港には、高さ約六・六
メートルに浮かぶ「人工地盤」と呼ばれる広場がある。地上から五
つの階段で上ることができ、このうち三つは広場上の防風雪シェル
ターにつながる。広場を支えるのは、柱から何本もの梁(はり)が
広がる複合アーチ構造。広場からはさらに高架道路で高台まで避難
できる。
 青苗川など島内の四つの川には、遠隔操作できる水門が設置され
た。震度4以上を観測すると、約一分間の非常放送後、自動的にゲ
ートが降下する。
 ▽防災意識
 「『地震がきたら津波がくる。一分一秒でも早く高台へ逃げろ』
。島民のほとんどがこのことを経験的に知っている」と奥尻町企画
観光課の大須田直哉(おおすだ・なおや)さん。「どれだけハード
面を整備しても、絶対ではない。大事なのは個人の危機管理」
 九五年に新築した際、津波対策として一階をピロティ(空間部)
構造にした青苗小学校。ここでは、災害時にすぐにかぶって逃げら
れるようにと、ヘルメットは常にロッカーの上に置いてある。年に
三回の避難訓練のほか、各学級で家族との約束事を確認している。
 家庭の対策も万全だ。防災無線、防災ハンドブックのほか、人数
分のヘルメット、非常食や救急用具の入った避難袋を全世帯が常備
している。
 ▽事業費9百億円
 海外メディアの関心も高い。一月から二月にかけ、米紙ニューヨ
ーク・タイムズやフランス紙ルモンド、ドイツの経済紙が相次いで
取材に訪れた。ほかにも、役場には内外の研究機関や自治体からの
取材申し込みや問い合わせが相次いでいる。
 町によると、ハード面の整備にかかった事業費の総額は国、道、
町で計約九百二十六億七千万円に上る。東北大災害制御研究センタ
ーの今村文彦(いまむら・ふみひこ)教授(津波工学)は「奥尻島
の津波対策には莫大(ばくだい)な時間と費用がかかっている。す
べての地域で一律に取り入れるのは不可能だが、人工地盤などの技
術は参考になるだろう」としている。
20050212 1634
[2005-02-12-16:34]

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 地震・天文12掲示板



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。