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地震予知関連予算についての投稿
http://www.asyura2.com/0502/jisin12/msg/349.html
投稿者 ほっくん 日時 2005 年 5 月 13 日 04:27:59: 6f17C7oeuUdXU

下記掲示板に面白そうな内容の投稿がありましたので、転載させていただきます。

東海アマ交流掲示板
http://www.tanabekakuei.com/kasetu/keijiban/bbs4/bbs4.cgi

******

[4756] 特殊法人の問題と似ています。 投稿者:茨城県つくば市 投稿日:2005/05/10(Tue) 18:06

こんばんは。おじゃまとは思いますが、私の感想を。

 たとえば、ある事業があったとして、最初は銀行から借金して立ち上げるとは思いますが、当然利息を返さないといけませんからかなりの安定した利潤を生み出さない限り、ふつうは事業は成り立たないわけです。ところが、特殊法人の問題と似ているのですが、地震予知関連予算に至っては、地震予知による災害軽減を目的としているにもかかわらず、まったく地震予知を実現していないため、企業にたとえれば赤字決算なわけで、ふつうなら撤退すべき事業なのです。企業だったら会社が倒産してそれまでになりますが、こと、特殊法人や地震予知事業に関したら、つぶれるということが無い。惰性で予算が出る。赤字国債でね。
 まだ、たった一人だって、国の地震予知政策の恩恵により命が救われたケース(どころか、けがを免れたケースすらありません)がありません。もし、地震予知に費やした国庫を社会保障に向けていれば、国民の多くがその恩恵に浴することができたのに。そうすれば、ものすごく大勢の納税者が助かったのですよ!
 ・・・このような事業は、いうまでもなく大失敗事業です。目も当てられないのです。利潤を生み出さない失敗事業に、ただ慢性的に資金投入が続けられていて、赤字国債を財源とした意味の全くない浪費が経済感覚ゼロのままで続けられているだけです。(私は思いますが、経済感覚すら備わっていない人間には、自然科学といった客観的視点を命とする学問において大成することは無いと思います。)
 国策としての現在の地震予知は、実体はすでに学問ではありません。浪費なのです。そして、注意すべきことがあるのですが、たとえいつの日か「アカデミー」が地震予知を成し遂げたとしても、今までの浪費が許されるわけではありません。糾弾しなければなりません。ここを、しっかりと押さえなければいけない。ただ、おそらくわたしたちが生きているうちに、アカデミーが地震予知を成し遂げることはありますまい。地震予知連絡会の会長が、「現時点では、地震予知は不可能。」とコメントしたとかしないとか・・・

 管理人先生の地震予知は学問です。自然現象を経験則に基づき客観的に観察しているからです。わたしは、それに直感的に気づきました。わたしの職場環境には、とても良い反面教師がとてもたくさんいらっしゃいますので、おかげさまで気づくのが早かったのです。(^o^)うちの職場は、組織丸ごと、思考停止に陥っておりますのでな。

 あと一つだけ。いま、日本社会が管理人先生の予測に近い形で変化しております。もちろん明るい未来ではないです。そして、このままさらに悪くなれば、いつかは反転して明るい未来が来るかと言えば、そんなうまい話はない。至福千年王国的な未来像は期待しない方がいい。ただ道があるとすれば、地震予知事業に象徴される多くの巨大な不良債権を、いかにして縮小して傷を小さく押さえて、生産性のある事業に資金を移していけるかを議論することでのみ、これからなすべきことが見えてくると思います。そういった環境を作り出さないといけない。そのためには、多くの人が問題意識を持ってもらわなくてはならない。少なくとも、どれだけ無駄に国費が浪費されているかを知っておくべきです。わたしも、もっと勉強しなければ。

 地震予知事業は、皆様の想像を絶するほど、うさんくさいものです。管理人先生は、そのことをよくご存じでいらっしゃいます。


[4758] 問題の切り分け 投稿者:ダンテ@タナトス戦闘団 投稿日:2005/05/10(Tue) 18:55

現代においてもわからないことは多々あります。
地球の中身がどうなっているのかとか、宇宙の実際の年齢は何歳なのかとか、
人間は何故死ぬのかとか、進化仮説は妥当としても、はなして人間の進化の過程で
あるべきはずの途中の化石が見つかっていないとか、そもそもなぜ進化は起こるのかとかね。
いずれも莫大な研究予算と人的資源を使っているにもかかわらず、未だ正確なことはわかっ
ていません。ですが、人は知るために探求を続けるのです。その多くが、生存には直接関係
なくてもね。

ここで話題になっている地震予知にしてもそうです。地電流の変異を調べたり、GPSを使っ
て地殻の歪み具合を調べたりとやっていますが、未だに予知には不十分です。地電流を調べ
るにしても、海底などにもセンサーを設置しなければならないそうですが、実際には予算の
都合や技術的な困難さから実現にはいたっていないそうです。どれだけ莫大な予算を使おう
が、予算は無限にあるわけではない。限られた予算で出来ることは限られているし、また
データの蓄積も不十分で、これで「正確な予知を行え」というのがどだい無理な話でしょう。
ですが、なにもしないよりしたほうがマシであり、研究の成果がいつか公共の福祉に役立て
ばと研究している。そう私は信じています。

翻ってみるに、ここで行われている予知のための「努力」とは一体なんでしょうか。
ほとんどが、雲と体感の観測です。ですが、雲の観測で一体どれだけのことがわかるのか。
ましてや、体調で左右される体感による予測にどれだけの信憑性があるのか。
身体のある部位が痛くなったとします。で、これが身体のなんらかの異常、たとばその人も
知らなかった静脈瘤とか、痛風とか、癌とかの痛みかもしれない。そういった、病に起因す
る痛みであるか否かは、(これも完全ではないにしても)医者の診察を受けることによって
ある程度個人でも原因の切り分けは可能なものです。管理人さんは山登りをしていた経験が
あり、そのときに負われた怪我もあると聞きます。はたして、そういった怪我や病と痛みが
無関係だと言い切れるのでしょうか?

で、こういう疑念を呈すると、「攻撃だ」と言われるのでしょう。しかし、反証に耐えうる
仮説でなければ、その仮説は全く無意味であると多くの科学者は言うでしょう。私もまた、
そう考えています。

管理人さんや他の観察者の方々におかれては、どのようにして問題の切り分けを行ってお
られるのでしょうか?ひとつ、参考までにお聞かせ願いませんか?

#蛇足ですが、既成の価値観をただたんに「既成のもの」だからと切り捨てるのはカルト
#でしかありません。


[4764] 話し合いが成立するなら良い。 投稿者:茨城県つくば市 投稿日:2005/05/10(Tue) 20:16

 こんばんは。

 まず、問題を切り分けておきたいのですが、管理人先生は、公務員や特殊法人の職員と大きく異なり、税金を使って生活されておられることはなく、納税者であります。研究費用は寄付と自腹のみとお伺いしております。従って、公的に説明を行う法的義務はまったくありません。ですから、地震予知が当たらなくても問題はありません。ただし、国民の税金を大量に導入するからには、国には説明責任が生じます。地震予知事業に関わる行政機関は、この説明責任を全く果たしていません。納得していない納税者が大勢いらっしゃいます。この点が、東大の素粒子物理学の分野と比較して、天と地との差があるのです。従って、カミオカンデに関わる研究者があまりにもお気の毒ですから、素粒子物理学の分野と同列に扱うべきではありません。

 気象現象の中に地震、火山活動との関連を探る試み自体は大変ダイナミックで興味に満ちたものですので、まだ始まったばかりの実験段階において、予知精度を議論するのは早すぎます。今は、相関の見つけられる現象を一つ一つ検証していけばよい。それが少しずつ成果を上げていると私は思う。民間の研究者が、ボランティアで取り組んでおられるのです。わたしは、心から応援させていただきたい。

 体感現象については、前駆微振動、大気現象とは異なり、第三者が確認することが大変難しいことは確かですが、掲示板の仕組みを活用して広く観測者を増やしてゆけば、原理的には統計的に有意な現象を特定できる可能性があります。統計的に否定できる可能性もあります。結果が出るまで、協力、応援させていただければよい。

 税金を使って取り組むことの難しい分野に、熱意のある研究者が挑んでおられる。わたしは、応援させていただきます。

 地震予知の手段に疑問を抱くこと自体は、むしろ自然だと受け止めます。試行錯誤を経なければ、腑に落ちる結論にはたどり着けない。ただ、管理人先生に、法的にいっさい根拠のない義務を要求することは誤りである。攻撃すべきは、地震予知事業になんら成果を上げていない、国なのだ。説明責任を果たすべきは、国なのだ。
 予知に十分なのは、どれくらいの観測精度なのか。予知の可能性はあるのか、無いのか。費用対効果は国民の理解が得られるだけのものなのか、否か。可能性があるのなら、その根拠は何か。今まで使ってきたお金は、本当に必要なお金だったのか否か。無駄遣いはなかったのか、否か。公金横領などの内部犯罪は本当になかったのか、否か。観測機器の性能は、本当にその高額に値するものであったのか、否か。会計検査は正しく行われたのか、否か。

 議論は、このような観点において国の事業に対して検証を行う形で進められるべきだと思う。役人をのさばらせておくと、ろくなことがないと昔から相場が決まっている。試しに、地震予知事業に関わる研究者の旅費あたりにねらいを絞って、徹底的に不正受給がないかどうか、調べてみるなんて、結構目の付け所がよいと思う。

 熱意ある民間研究者は、当然守る。

[4765] 抑制 投稿者:ダンテ@タナトス戦闘団 投稿日:2005/05/10(Tue) 20:55

>茨城県つくば市
膨大な予算を使っているからといって必ずしも利権が発生しているとは限らないでしょう。
あなたは一度でもいいですから、その予算に群がる者達の不正とやらを検証したことがありますか?
取材をして裏取りをしたり、嫌疑をかけた側に立証責任がるのは言うまでもないと思います。

昔、AUM真理教というカルト集団がありました。彼等も、既成の価値観を攻撃することによって
勢力を伸ばしていった。僕は、彼等のやり口を見て、なんでこんなものにひっかかるのかと不思議
に想い、一度彼等に接近したことがあります。で、信徒さんたちとも色々な方と接してきたのですが、
皆普通の人たちだったんですよね。ただ一点、カルトを信仰しているという点を除いては。
既成の体制への不信感は、私にもありますが、だからといってカルトを妄信する気はありません。

[4831] 正論でいらっしゃいます・・・ 投稿者:茨城県つくば市 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:44

 こんばんは。
 昨夜の議論を蒸し返して、かえってご迷惑になってしまったらごめんなさい。
 読み返して、なるほど、ごもっともなご指摘と思いました。

ダンテ@タナトス戦闘団 様のお書きになられた、正しい意見。
>茨城県つくば市
膨大な予算を使っているからといって必ずしも利権が発生しているとは限らないでしょう。
あなたは一度でもいいですから、その予算に群がる者達の不正とやらを検証したことがありますか?
取材をして裏取りをしたり、嫌疑をかけた側に立証責任がるのは言うまでもないと思います。

 とご指摘くださったこのご意見は、正しい。
 私事で言えば、刑事訴訟法に定められている告発の義務に基づいて、義務を果たし続けています。もう5年も前から、職場内の不正と真っ向勝負で戦ってます。私の味方は、公務員の不正を許さない、その決意を持ってくださっている、多くの世間の皆様です。
 告発相手は、実は、いわゆる予知連アカデミー(少しぼかさせていただきます)なんですよ。ある地震学関連の観測機器は、ものすごく高いのですが、莫大な予算が付いて一気に国内に何百点も設置したのです。でも、荒っぽい仕事だったんですね。欠陥品だらけだったのです・・・そして未納物品が大量に発生しました。金は、国庫から業者に支払われているのに・・・
 このように、本来果たすべき検査がずさんなままで会計事務を通過してしまうと、欠陥品の山を抱えたまま国庫を痛めることが起きます。もちろん、検査を担当した公務員は、会計法上の責任を果たさずに公文書を作成したことになりますから、刑法による虚偽公文書作成罪、同行使罪が成立しますので、刑事訴訟法に基づき告発の義務が生じます。
 弁護士さんと相談しながら、膨大な未納物品を抱えたまま会計検査を平気な顔してパスしている上司を、告発しました。今年3月、公訴時効が完成してしまいましたけど、ここまで義務を果たしているのですから、あとは東京地検や会計検査院、そしてマスコミの方にも責任があるかもしれません。告発だけでなく、会計検査院、大手マスコミには、とっくの昔に詳しい情報を全部提供済みなのです。でも、一番親身になってお話を聞いてくださった某新聞社においても、紙面に取り上げられることはなかったのです。東京地検なんて、最初のうちは無視してましたし、会計検査院は最初から最後まで、ほぼ黙殺でしたよ。まるまる3年間以上、地道に活動を続けたのに、実りある成果は得られなかったのです。ひどいもんでした。想像以上に司法行政、検査行政が腐りきっていたのです。私は、この国がかなり危険なことになっているのを、実地で学んだのです。

 でも、社会をよくするには、地道に公僕としての使命を貫くしか道がないので、このスタンスをずっと続けます。(本論からそれるので蛇足ですが、もちろん死ぬまで昇任することは無いでしょう。退職する日まで、ヒラです。)それが、公僕としての使命なのです。もっと勉強して、知恵を持たないと、そしてなにより私自身が誠意ある公務員でなければ、この世の中で通用しませんので、精一杯学んでいきたいと思います。

 正直、証拠をそろえて告発しても、地検の検察官と電話で話し合いをしたことがありますが、なかなか立件されないのが実状です。検事の話では、まずマスコミで世論が作られた後でなければ、立件することは及び腰になる傾向が強いそうです。東京地検特捜部の検事が、そうおっしゃっていました。ですから、まずはマスコミの方の力でも借りて世論の下地を作らなければならなかった・・・
 ある意味、今、大きなチャンスです。世論を少しずつ作れる可能性が、ダンテ様のお陰で出てきた。(なによりも、管理人先生の力が大きいのですが。)
 正直、公訴時効を過ぎてしまった事件については、今後蒸し返しても、参考情報程度にしかならない。でも、地検に告発したときの文章などは、写しを大切に保存してあります。役に立つかも知れない。可能性は低いが・・・
(孤独な戦いです。自分の職場を相手に、たった一人で筋を通すことは、なかなかどうして、よい修行でございました。これでよいのだ。)

 今後、あらたな事件が発生した場合に、必ずや公僕としての使命を果たしましょう。
 それでよろしいですか?


[4832] なるほど 投稿者:ダンテ@タナトス戦闘団 投稿日:2005/05/11(Wed) 21:47

>茨城県つくば市様
私は過分にして知らないのですが、事実だとしたら赦せない不正行為です。
組織の責任者は追及されるべきです。

しかし、それはこれまでの責任者の不正行為が問題なのであって、観測行為そのものが無意味であるとか、
観測体制を構築するのが間違っているとかいうことではありませんよね。
警官や軍人や官僚、そして政治家の汚職というのは絶えないものですが、彼等や彼等の行っている
行政・立法・司法活動は必要なものです。だから、数々の問題があっても我々は公なものを
捨てられないし、よりよく改善していこうと努力するのです。
ですが、ここでの突き上げ方は「問題がある。だから改善しよう」というのではなく、
「問題がある。だからそんな体制を構築しようとすることは無意味だ」と言っているようにしか読めないのです。
ある組織で汚職があることと、その組織の実行しているもしくは実行すべき仕事が必要かどうかは全く無関係であると思います。

[4835] よく理解できます。 投稿者:茨城県つくば市 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:03

こんばんは。
ダンテ@タナトス戦闘団 様。おっしゃるとおりです。地震予知の可能性を目指して、チャレンジを進めること自体は、エキサイティングです。事実、私もそんな気持ちを胸に暖めながら、国の仕事として誇りとともに、全力を傾けて観測システムの整備に尽くしました。ただ、正直言って後悔しています・・・(いま、日本のある地震学関連施設の普及と安定に現場末端部分で尽力した、張本人が私です。とは言っても、システム管理運営の基礎を作っただけですけどね。一番評価されるべきは納税者です。悔やむべきは、告発がずれ込んだことです。)
 実は、わたしは今でこそ情報処理の資格をささやかながら保持しておりますが、現場で配属されている技官は今もほとんど、コンピュータシステムの素人さんです。従って、よくあるケースで誉められない話なのですが、素人な技官の集団において、高度なプロジェクト管理のスキルが皆無な中で、予算を100億円使ってシステムを作れと、まあ、組織のボスが末端の高卒の係長クラスに命令するわけです。もちろん、そんなハイクラスのプロジェクトを管理運営できるスキルもないし、仕様書だって書けないから、ふつうだったらこの時点で、プロジェクト中止です。先立つものが、お金しかないのだから。そこで、まあ、あきれた話なのですが、発注する業者に仕様書を書いてもらうのです。非公式に。当然、その会社がものすごく有利に落札できます。このように、プロジェクトのスタート時点ですでに公正ではないのです。一般競争入札は形だけ。仕様書を業者が書き、落札予定価格を決めるのも同じ業者。落札するのも同じ業者。基本的にコンピュータの素人さん集団ですから、納品されたプログラムの機能確認すらできない。したがって、会計検査報告書も機械的に公印を捺印して、形式だけ通してスルー。もし正確な会計検査報告書を作成しようとすれば、プロマネ程度のスキルは必要だと思いますから、最初から、正確な会計検査なんてできるわけないのです。それを百も承知で、組織のボスは、わざと素人技官にすべてをまかせるのです。

 むちゃくちゃでしょ?

 会計検査院は、悲しいかな、検査官が少ない、検査能力が貧弱、コンピュータ全然わからない、というわけで、これまた形式だけの検査をしておしまい。んで、国会に会計検査報告を儀式のように提出して、はい、おしまい。後には、いかがわしい観測装置が、誤差たっぷりに観測データを垂れ流し続けるのです。このように、あの、正直、うさんくさいです・・・

 私は、子供の頃からコンピュータが好きだったので、以上のような現場の実体が配属されてから1ヶ月でつかめました。そのころには、すでに検査調書が作成されてしまっていて、法的には「完了検査」、つまり、納品済みの扱いになっていたのです。実際には未納物品の山、不良品の山、発注したプログラムは作っている真っ最中だったんですけどね。当時、まだ20代そこそこだったなぁ私。法律の勉強をしながらコンピュータの勉強して、国家公務員として果たすべき役割を考察し、手探りでやってきました。結果わかったことは、

 「地震予知なんて、2の次。精度なんて3の次。役に立とうがたたなかろうが、予算は使え。発注先は親方日の丸企業に限定!!!」

 という、この国の現実の背丈です。実は、精度の問題は深刻で、たとえ異常な地殻変動を捉えても(あ、書いちゃった。ははは。)、誤差の範囲と区別が付かないから、本当に警戒宣言なんて出せるのでしょうかねぇ。実は、誤差の可能性をおそれるから、昨年の浅間山の噴火だって予知し損ねた面があるのです。地殻変動か、それとも誤差か、実際にはイベントが起きた後じゃないと切り分けができないほど、観測精度はお粗末です。これが、現実です。

 というわけで、実際の地震予知プロジェクトは、張り子の虎です。調べれば調べるほど、それがわかります。

 また書きます。今日はここまで。おやすみなさい。だいぶ私の正体がばれました。でも、もういいや。すこしでも罪滅ぼしをしたい。あんなインチキプロジェクトに関わったこと自体が、わが人生の反省点なのです。

 わたしのできることから、精一杯貢献していきたいと志しております。

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