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本質はゲイの権利問題ではない。子育てとは何かという人類の基本的な問題
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投稿者 東京音頭 日時 2005 年 4 月 24 日 22:35:41: lgPwXYAv4QVow

(回答先: Re: まとめていえばゲイを不快に感じる自由を否定はできないが、それを露骨に表に出さないということだ 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2005 年 4 月 23 日 03:23:56)

この問題の本質は、ゲイの権利の問題ではありません。
親子とは、家族とは、子育てとは何か、という、人類が継続していく上での 本質的な問題です。
ゲイのカップルが 例えばいっしょに住んでいた場合、男女の夫婦と同様の相続権を認めよなどなら、認めればいいでしょう。就職差別、これにも、反対です。
でも、子供を育てたいということは、そういうこととは、違います。
まず、子供は、男と女の間で、できるものです。だから、基本は、産んだ女が母となり、お乳をやり、育てます。(専業主婦として、一人で、家にこもって面倒を見る という意味ではない)これは、自然現象でしょう。生物学的父親の役割は、民族、文化によって違うでしょうが、何かしら、特別な関係が子どもある、のが、自然でしょう。

何と説明したらいいのか、難しいのですが、資本主義社会の推進する 核家族自体が もう不自然きわまりない家族の状態で、そして、子供は社会の宝ではなく、個人の財産のようになり、血のつながりが やけに強調される。結果、子供を産めない人々は、子育てを楽しむ事が、できない。血が重要視されるから、養子をもらうことは、躊躇してしまう。
こういう社会の延長線上に、反自然きわまりない、借り腹の問題がでてくる。子供を産めない女性や男性がお金を山ほどかけて、何とか血の繋がった子供をつくろうとする。
こういう社会なら、同性愛者が、私達だって、子供を家族として持つ権利があると主張するのも無理はない。将来は、ふたりの血が混ざった子供は無理としても、どちらかの子供を他の人の例えば腹を借りて、つくるとか、女性カップルなら、どちらかが、(女役?)体外受精をしてつくるなど、どんどんでてくるだろう。需要が増えれば、相手の人種や、他の情報も入手して、できるようになるだろう。そして、こういうことと平行して、ますます社会は、子供は個人のものとなって、助け合いが減ってくるのではないか。子供は集団のなかで、こそ、社会を作っていくことを学んでいくものだ。人間は社会の動物なのに、大丈夫なのか。
子供は、男のまま、女のパパでいいのだろうか?
共同体社会なら、たくさんの大人、何人ものパパ、ママに囲まれて育つ。
核家族なら、育てるのは、たった、ふたり、女のままはいない。(男のパパはいないの)
ロールモデルがいないから、男性ふたりの娘は、ママになれるのか。女性ふたりの息子はパパになれるのか、おじいちゃんや、おばあちゃんがいるから、大丈夫?
いつか、おじいちゃん、おばあちゃんも、どちらかの性になるか。
なんとも、不自然な社会。
という事で、私は、これには、反対です。しかし、上でも言ったように、これは同性愛者だけの問題ではありません。子育てをもっと社会化し、親権は制限されるべきでしょう。
こどもをどう育てようと、親の勝手では、ありません。
もちらん、国や、権力者に 子育ての権利があるのではありません。
こどもがいようといまいが、すべての人が子育てにかかわるべきです。
皆、子育てを通して得られる、感動、年長者としての自覚、頼られているという嬉しさ、子育てをしてくれた人の苦労を知っての感謝、人間愛、人間としての成長、そういうものを、体験するべきなのです。体験する権利 (言葉として正しいか)、がある、というか、体験するのが、自然の社会です。現に日本だって昔はそうだった。だんだん、不自然になってきています。

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