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Re:アルカイダに間違えられた男
http://www.asyura2.com/0502/social1/msg/623.html
投稿者 World Watcher 日時 2005 年 8 月 29 日 11:12:42: DdDUJ9jrxQIPs

(回答先: 「私はアルカイダではありません」 京田辺市、誤認逮捕の不当性を訴え 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 8 月 29 日 07:31:03)

今年5月、国際テロ組織「アルカイダ」の関係が疑われるリオネル・デュモン容疑者が日本に潜伏していたことが判明。容疑者との接触があったとして、バングラディッシュ人のイスラム・ヒムさん(33)は、5月26日、「アルカイダ」の支援者と疑われ逮捕された。容疑は「出資していた会社の登記簿に虚偽の記載をした疑い」であったが、マスコミはこぞってアルカイダ関係者と報じた。
ヒムさんは43日間の拘留後、「アルカイダとの関わりは断定できない」と釈放。しかし、その後の生活は一変した。

ヒムさんは、なぜ疑われたのか?
国際電話のプリペイドカードを販売する仕事をしていたヒムさんは、1997年7月頃、スイス人の「サミール」と名乗るデュモン容疑者に出会った。ヒムさんはデュモン容疑者に国際プリペイドカードの販売をもちかけ2枚カードを売ったという。名刺を渡していたこともあり、その後数回、電話で注文を受けていた。
さらに、ヒムさんが出資していた会社が、米軍横須賀基地のすぐ目の前にあったことで、メディアの多くは、米軍の情報収集のためであったかのように報じた。

バングラディッシュで生まれ育ったヒムさんは、95年に日本人女性と結婚し、日本で暮らし始める。97年に群馬県で食品雑貨店を経営して資金を貯め、98年に国際プリペイドカードの株式会社を設立。二人の子供にも恵まれ、日本での生活は順調そのものだった。

しかし事件後、多くの取引先と連絡が取れないようになり、売掛金の回収はできず、返品されてきたカードの支払いもあわせると、2億円に及ぶ損害を出したという。

ヒムさんの友人は「新聞にもテレビにも出た。これでどうやって生活をやっていくのか、それを考えて欲しい」と言う。

ヒムさんは今、外国人向けにカードや食品雑貨を販売する店を一軒一軒訪ね、取引再開を頼んでいる。

「日本で一生懸命頑張りたい。頑張る力をみなさん、私にください」
とヒムさんは言う。

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/special/041014.html


▼人びとの「錯覚」を誘発する情報操作
「派兵チェック」141号(2004年6月15日発行)掲載
太田昌国

 まさか、と思いつつも、一瞬の間そう思った。正確に言えば、思った一秒後には、いやそう思ったとほとんど同時にそれを打ち消す感情ははたらいていた。「篠山紀信がアルカイダを撮った」というものである。

昨年末か今年はじめ、某週刊誌の新聞広告にあった大見出しを見ていて、そう思った。目の錯覚であって、よくよく見ると、「篠山紀信 アカルイハダカ」であった。これには、後日談がある。

ある週刊誌の四コマ漫画である。「日本でいつテロが起こるかと思うと、心配で、心配で……」とか言って、机に「テロ」や「アルカイダ」の大仰な文字が躍るスポーツ新聞や週刊誌を積み上げて、深刻気な顔つきで読んでいる人物がいる。

そこには「アカルイハダカ」の週刊誌もあって、件の男は「心配なんだ」と言いながら、そのグラビア頁に見入っている、という風刺画である。

一瞬にせよそんな錯覚に誘われた人間はほかにもいるはずで、篠山紀信や某週刊誌編集部にすれば、してやったり、とでもいうところだろう。

しかし、こんな単純で、ばかばかしい話ではなく、「アルカイダ」を、世にも恐ろしいものの記号として使って、脅しによって社会世論を組織しようとしている者がいる。

それは、もちろん、公安警察である。批判精神のかけらもないままに、警察の垂れ流し情報をトップニュースや大見出しで流しているマスメディアが、それに荷担している。

去る5月19日、メディアは公安当局の発表に基づいて、「殺人容疑で国際手配を受けていた人物で、昨年末ドイツで逮捕された、アルカイダのメンバーとされるアルジェリア系フランス人の男が、02年から03年にかけて新潟に潜伏していた」と報じた。

前夜18日の発表当日は、どのメディアもおそらく独自に取材する時間も方法もないままに、公安警察の情報のみに基づいて報道するしかなかっただろう。

どのメディアも見出しや主な項目では「アルカイダ・メンバー」と断定しており、中身では「メンバーとされる」とか「幹部とされる」という逃げを打つものもあった。

警察官殺害容疑で97年ボスニア・ヘルツェゴビナの法廷に立つ同人の写真や、新潟「潜伏」中に住んでいたマンションの写真が大きく添えられていて、記事の体裁はいかにも整えられているように見える。

また数日を経ると、同人の国籍があるフランスや逮捕されたドイツに駐在している特派員からの情報も付け加えられて、慎重にも世界的な取材網が出来上がっているかに見える。 

だが、いかんせん、記事・ニュースの文体が一貫して脆弱である。警察に名指されている者が、本当に、アルカイダのメンバーであるかどうかは、報道を見る限り、いまの時点では十分に疑わしい。

その人物がベルギー国境に近いフランス最北部・ルーベ市のキリスト教徒の中流家庭に生まれたとしながら、別な箇所では「アルジェリア系フランス人」と表現している根拠は何か。中古車輸出業を営んでいたからにはそれ相当の経済活動があり得ただろうが、日本に設けた預金口座に1年で50回の出入金があったことを理由に、アルカイダの「資金調達担当か」と記す根拠はどこにあるのか。

中古車市場の活況を思えば、金高・回数ともに相当の取引があり得るという正常な判断が、第一義的にあるべきである。疑問を呈するのは、それからでも遅くはない。新潟からマレーシアなどに、たかが(!)27万円の送金をしていたことが、なぜ、社会面の見出しを飾って、「怪しげさ」が演出されるのか。

いずれも、「国際テロ組織=アルカイダ」と聞くだけで人びとが怖気づく風潮を利用し、疑わしき者は裁判以前に社会的に抹殺し、危機の煽動によって民衆意識を組織したい公安警察の発表そのままに報道しているから、それだけでは論理的な正しさが証明されていない情報が、あふれ出るのである。

さまざまな情報を総合すると、この人物に関しては、せいぜいのところ、ルーベ団なるフランス国内のイスラーム系組織のメンバーであるという事実を出発点にして、地道な報道を心がけるのが順当である。

彼が90年代前半のボスニア民族紛争にムジャヒディンとして参加していたという経緯からは、当時の米国が対セルビア戦を意識してイスラーム「過激派」戦士を援助していた秘史が、何度でも想起されるべきであろう。

さらに、この人物が使っていた携帯電話の通話先であったということで、その後逮捕されている8人の外国人の存在を思えば、事態の深刻さはいっそう増す。

バングラディッシュ人、アルジェリア人、フィリピン人、インド人などの彼(女)らの逮捕容疑は、道路運送車両法違反、入管難民法違反、電磁的公正証書原本不実記載などである。明らかに、別件逮捕である。これらの外国人労働者は、報道の中では「アルカイダ・メンバー」であるとは言われていない。

だが、「アルカイダ・メンバーと思しき者が頻繁に通話し、送金し、立ち回り先でもあった人物である」として、逮捕場面も大々的に映像・写真入りで報道されることによって、社会的にはこれらの人びとも「アルカイダ」として認知される。

マスメディアで「アルカイダ幹部関係者」と表現された1バングラディッシュ人は、横須賀の在日米軍基地前に、経営する会社事務所をもつことが、ことさら大仰に報道されている。

それは、「イスラーム過激派は、海外で米軍基地などにテロを実行する際、攻撃対象の下見を行なっているため、米軍基地前にある会社の役割に捜査当局は重大な関心を寄せている」という文言に繋がっていく。公安警察の1解釈にしかすぎない見解が、こうして、社会に浸透する。

 先に触れた週刊誌よりはるかに悪辣な意図をもつ公安警察は、人びとに錯覚の罠を仕掛けているのである。『週間金曜日』6月4日号に掲載された金香清記者の記事は、その点をよく衝いている。

この記事でインタビューを受けているイスラーム研究者・保坂修司は、「日本の警察のやり方は、『アルカイダ』などのイスラーム過激派組織に『日本はイスラームいじめをしている』という印象を与え刺激しかねません」と語っている。

最近は、地下鉄に乗っても、車掌が「テロへの警戒」を頻繁に呼びかけている。駅構内、新幹線、空港、ビルにも警官の姿が目立つ。

「国家テロ」の最高の発現形態たるイラク侵略戦争に加担しているこの社会の随所に仕掛けられている「錯覚を誘発する罠」にはまることなく、私たちは、この種の情報操作に対する批判を続ける必要がある。

http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2004/sakkaku.html

▼「日本政府、メディアは私の名誉を回復して」 アルカイダ関与が疑われて拘留43日 バングラデシュ人が訴え

日刊ベリタ
2004年08月27日掲載

日本にやってきて9年近く。アルバイトから身を起こし、資金を貯め、自ら事業を起こした。事業は順調に伸び、年商12億円までに達した。しかし今、身を粉にして築き上げてきたものが崩壊した。身に覚えのないアルカイダとの関係を追及されて43日間も警察に拘束されたためだ。「仕事ができなくなった。人生めちゃめちゃにされた。日本で外国人の人権はどこにあるのか」―バングラデシュ人のイスラム・モハメド・ヒムさん(33)=携帯電話販売会社社長=は涙ながらに憤る。(東京=鳥居英晴) 
 
 5月26日朝8時、埼玉県戸田市にある自宅のインターフォンが鳴った。ヒムさんはまだ寝ていた。「警察です」 自宅はマンションの5階。オートロックを解除した。警視庁・万世橋署の刑事5、6人が入ってきた。「不法滞在の人があなたの会社にいる」事務所は東京・秋葉原にあった。警察のいう不法滞在者とは弟のことだった。「仕事のことなら、事務所にきてください」と抗議した。 
 
 そんなやり取りを1時間ほどしているうちに、今度は神奈川県警・横須賀署の刑事が8人ほどやってきた。会社の登記簿に虚偽の登記をしたという逮捕状を持って。逮捕され、外に出ると、たくさんの報道陣がいた。ヒムさんには数百人いるように見えた。ショックを受けた。悪夢を見ているようだった。「私が何をしたというのか」 
 
 ヒムさんはバングラデシュのイサプラで生まれた。父親の営む薬局を手伝っていたが、22歳だった1992年、兄のいるカナダ・モントリオールに渡った。そこで現在の妻である日本人女性と出合い、1995年に結婚。妻の父親が病気になったため、同年11月、日本にやってきた。 
 
 仕事は時給700円のアルバイトから始めた。名刺の印刷だった。自動車の部品工場などで働いて資金を貯め、1997年に群馬県太田市にバングラデシュ人向けの食材販売店を開店した。翌年7月、国際電話の回線取次の仕事を始めるために会社を設立した。会社は1年前に生まれた長男リョウの名前を取って「リョウインターナショナル」と名づけた。子供のために頑張っていこうという思いを込めた。 
 
 1999年11月、戸田市に移り、東京・新宿に事務所を開設、国際携帯電話用のプリペイドカードの卸を始めた。取引は急速に伸び、横須賀にも販売会社を設立した。そこでは、主にフィリピン人が客だった。事業の拡大に伴って、昨年6月には東京の事務所を秋葉原に移した。バングラデシュには自動車販売の会社、マレーシアには携帯電話を扱う会社を設立した。 
 
 2002年には長女も生まれた。海外にいるときも、子供とは毎日、必ず電話で話をするようにしていた。幸せな家族を築き、仕事も順調だった。 
 
▼アルカイダ扱いしたマスメディア ベリタも 
 
 その日、警視庁と神奈川、群馬、新潟の3県警は十数か所を出入国管理法違反などの疑いで家宅捜索、ヒムさんと弟のアフメド・フィシャル(26)さんを含め5人の外国人を逮捕した。一斉捜索は国際テロ組織アルカイダ系幹部とされるリオネル・デュモン容疑者の日本潜伏にからむものとして、新聞、テレビは大々的に報じた。逮捕された外国人がアルカイダと関係があるかのように報じた。 
 
 「警察当局は逮捕された外国人らがデュモン容疑者の入国や資金獲得活動に関与していた可能性があるとみて追及、同容疑者の国内での活動実態の解明を進める」(日経) 
 
 「デュモン容疑者は昨年9月の日本出国後、ヒム容疑者に国際電話を繰り返しており、捜査当局は米軍基地などに関する情報収集や資金調達に利用していた可能性があるとみて裏づけを進める」(毎日) 
 
 「東京・秋葉原の電気街や、米軍横須賀基地のある神奈川県横須賀市などに国際テロ組織の影が忍び寄っていたことに、周辺の住民らは不安と戸惑いの表情を見せた」(毎日) 
 
 「デュモン容疑者と、プリペイド式携帯電話販売会社経営、バングラデシュ人のイスラム・モハメッド・ヒム容疑者(33)は、マレーシアにも頻繁に入国していた。捜査当局は、マレーシアが勢力圏内のイスラム過激派ジェマー・イスラミア(JI)と連携していた可能性があるとみて追及する」(毎日) 
 
 「バングラデシュ人は日本で通信関連会社を経営しており、米海軍横須賀基地の正面ゲート前のビルにも事務所を構えていた。本国のイスラム原理主義政党の構成員、との情報もある。米同時テロのように、数年かけて支援組織をつくり、綿密に役割分担し、完全に準備を整えてテロを実行するのが、アルカイダの手法である。何の意図もなく、わざわざ米軍基地の前に事務所を置くだろうか。米軍の情報収集や、米軍を狙ったテロの準備行動だった疑いもあるのではないか」(読売社説) 
  
 ベリタ自身も、こうした報道に基づいて、「日本で逮捕されたヒム容疑者と02年6月から03年9月まで新潟に潜伏していたデュモン容疑者の関係先を調べると、モロッコ、スペイン、イギリス、アメリカ、ドイツ、日本を結ぶアルカイダの広範なネットワークの存在が浮かんでくる」とヒムさんがアルカイダと関係があるかのような記事を流した。ベリタはヒムさんに謝罪するとともに、当該記事を削除した。 
 
▼取引は次々に停止 事務所の契約も解除 
  
 デュモンという名前はまったく知らなかった。彼はサミールと名乗っていた。始めて会ったのは1997年7月ころ、群馬県伊勢崎市のモスクだった。2001年12月ころ、仕事で訪れたマレーシアで偶然出会った時に、名刺を渡したことがあった。その後、カードを売ったことはあるが、売上は3万円ほどだった。デュモン容疑者は何百人いる客の中の一人に過ぎなかった。 
 
 横須賀署での取調べは毎日、午前9時から午後5時まで。「米海軍横須賀基地に入ったことはあるか」など基地に関することばかりだった。横須賀の店舗は米海軍横須賀基地前にあった。基地にはピザを食べに2回入ったことがあるだけだった。「何も悪いことしていないのに、一体何で疑われるのか」「アルカイダとは何の関係もない。調べてもらえればわかる」と訴えた。 
 
 逮捕容疑は、既に出国していた外国人女性を代表取締役に選任したとする虚偽の法人登記したというものだったが、検察は起訴できなかった。6月16日、釈放された。しかし、留置所を出たところで、警視庁からきていた刑事に、今度は入管法違反(2人の不法滞在の外国人を雇っていた疑い)で再逮捕され、万世橋署に連行された。ヒムさんは7月7日まで留置され、入管法違反の件で罰金30万円を支払って釈放された。検察はアルカイダとは無関係と認めた。しかし、新聞の扱いは小さかった。一連の捜査で逮捕された外国人は8人(バングラデシュ人5人、マリ、インド、フィリピン各1人)に達する。しかし、アルカイダに関与するとされた人はいない。 
 
 拘留中、弁護士以外面接できず、家族にも会えないヒムさんは毎日、泣いていたという。逮捕されてから、商品のプリペイドカードは使えなくなってしまった。警察は客の顧客全員を回り、銀行口座を調べた。客のほとんどが不安を抱いて、取引をしなくなった。秋葉原と横須賀の事務所は家主から「出て行ってくれ」といわれ、契約を解除された。契約を結んだばかりのNTTコミュニケーションは契約を破棄し、佐川急便も取引を断ってきた。銀行口座から海外送金ができなくなった。クレジットカードも解約された。 
 
 今年の売上は14億円を見込んでいた。将来の目標は50億円だった。しかし、いまは売掛金が回収でできず、2億円の赤字になっている。「9年間、頑張ってきたのが、一発でパーになった」 
 
 全世界に報道され、母国の母親は心労で入院した。事件のせいで、マレーシアに行くためのビザも取れないでいる。このままでは生活ができなくなってしまうのではないかと不安でいっぱいになる。自殺しようと考えたが、子供のことを思って、思いとどまった。「今の自分は死んでいる。子供のため、家族のため生きていきたい」 
 
▼「メディアは私の名誉を回復して」 
 
 ヒムさんは日本弁護士連合会に人権救済の申し立てをしている。代理人の古川武志弁護士によると、通常警察は、逮捕する前に隅から隅まで調べ、周りを固めるが、ヒムさんの場合、ポイントを絞った形跡がないという。「たまたまデュモン容疑者と接点があったというだけで、ヒムさんを捕まえるという、乱暴なやり方だ。記者にリークして、書かせ、捕まえてみて何も出てこなくてもいいという判断があった」 
 
 デュモン容疑者が日本に入国していたという報道があったのは5月中旬。日本の警察は同容疑者が入国していることがわからなかった。ヒムさんらの逮捕は、国際的にも格好を付けたかった日本の警察が世の中にアピールするためのアリバイ作りをしたと古川弁護士は見る。「記者クラブ制度のもとで、警察に依拠した翼賛報道になっている。大きく取り上げた後、フォローがなく、出しっぱなしになっている」 
 
 「日本政府は責任とってほしい。メディアは無実とわかったらちゃんと書いてほしい。私の名誉を回復してほしい。バングラデシュがテロリストの国のように思われている誤解を解き、国の名誉を回復したい」とヒムさんは願っている。 
 
 「子供と幸せな人生をおくりたい。妻も2人の子供も日本人です。日本は世界で一番好きです。心から日本を尊敬している。でも、この国は外国人に対しては人権がない」 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200408271413435

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