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日本の過去・現在から人類の未来は開けない C
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投稿者 yu-min-yu 日時 2005 年 1 月 19 日 23:53:35:MbfpRsg6ovywg


◆□◆ W 戦争責任 国家賠償 被害者補償 どう解決するのか
                  
+++
戦後責任としての、謝罪や被害者個人補償を棚上げにしたままで
国家対国家 国対組織・関係機関などとの条約締結による 経済協力・復興
支援・特別供与等の形をとりながら、実は戦後補償責任を果たしている積りの
日本政権の姿勢では、巨額な資金を投入しつゝも、問題は全く解決しない。

被害者は個々人であり、国や組織は代が変われば人も変わる。対策は
当面の権力を維持し乗り切るバラマキ策略の役を出ないものとなるであろう。

日本政府はあくまでも罪を認めず、謝罪をしたくないのである。
政府は賠償金は十分支払ってきた。という態度なのだが
戦争責任を曖昧にするその行為は国民に理解されにくい。

確かに巨額な援助資金等を頻繁に拠出するが
戦争責任の謝罪・賠償・補償要求の問題はむしろ拡大している。
国が拠出してきた莫大な資金は何処へそして何に消えたのか!???

+++
被害者は各個人であり 
受けた実際の被害・苦しみ・失った時間は取り戻せるものではない。
一人一人の命・その個人が国を世界を構成しているのであれば、
被害者は相手国とその国民個々人である。

北朝鮮・韓国(南)に対しては、韓国が北の分も含めて賠償金を受け取り
韓国国民個人分の補償も一括して韓国が日本から受け取った。という事は
北朝鮮に対して、国交正常化の暁には経済協力を実行するという小泉さんの
行動は、北への賠償の二重払いであり南北統一の対話にも水をさす進め方を
やっているのではないのか?

日本が繰り返しの?賠償に応じながら、北の国民の立場には及ぶことのない
経済協力・開発資金援助等を繰返すのは、小泉権力維持の力になるだけ・・・
国内の福祉予算は削られ、問題は山積し赤字国債も720兆円を超えている。
何処からそんな資金が出でくるのか?? と、不信の原因にもなっている。

韓国国民そして在日者も
被害者個々人は正当な補償額を受取っていない。
日本政府は支払いも終了した積りになっている。例えは適切ではないが、
政府はオレオレ詐偽にやられたようなもので、お金だけは支払ったが
目的を果していなかったのである。支出したから済んでいるのではなく
そこにあるのは日本政権の
政治政策の欠如、人任せ、責任逃れ、その場しのぎで乗り切ったツケが
国民に回ってきているのである。

国が直接手立てを講ずる、つまり謝罪賠償補償実施に当たって
その行為が確実に完了し、責任が終了させられる情況へと進める為には

犠牲者個人からの謝罪受諾証や受取領収証などを 政府が確認する作業を
怠れば、何時までも問題の決着が図れないでしょう。
受諾受け取りの個人が、本人であるとの証明書を付ける位の正確さがないと、
業務は遂行できず、問題はどこまでも後を引く、・・・・・・・・・・・・・・■■■

以上はお金の収支に関わる業務としては当り前の作業でしょう。
韓国が韓国国民に対して、補償をしないのは韓国政府の責任ではない。
日本政府のその場しのぎ、事なかれ主義がいい加減な態度であった為に
韓国政府の都合で賠償金は開発等に投入され、個人は軽視されるような
無責任で安易な条約締結の結果、韓国民の立場が軽視されたのでしょう。

個人補償・賠償は人数も多く莫大な予算が必要で、実施はとてもムリだと言い
逃れは出来ようが、従来の侵略的経済援助・侵略的復興事業の一つや二つを
控えれば、これらの費用もムリではない。要は責任感とやる気の問題である。

これらの対応を確実に終了させる事により、
永遠に謝罪と補償を続けることから、開放されていく事になるでしょう。


+++
平和を願う国民サイドの運動は、現在 二分断されている。
誤った戦争 その終結方法に対しても、根本から対立している。
   ・結果を肯定する事から安易にスタートを急ごうと 原因を軽視する側。
   ・政治指導者が同じ誤りを再び繰返さぬよう、相応の責任を要求する側。
原因の誤りを放置する偽善運動は 政治政策なき平和の妨害行為である事は
後になって必ず証明されるのである。
 
60年前、ホンの昨日 敗戦国日本は 焼野原となり300万人の犠牲者をだした。
8割の国民が反対でも、一握りの軍国主義者と 共鳴する政治家がいれば、
一握りが正義で 8割の批判者は非国民・・・・・との世相が形成され、力による
強引な侵略戦争開始となる。そこには必ず世論を押さえつける蛮勇政治家が
介在し、その独走が日本を地獄に落しめた。今なお戦後を苦しむ人々がいる。

敗戦国日本をもたらした軍国的政権は責任の所在を曖昧にボカして逃れ続け、
今日またイラクで同じ罪を犯し 責任を逃れようとしている。国民が受けた膨大な
被害に対して、加害者の責任を問わない方法こそ 犯罪者の側に立つ安易な
しかも異様な、間違った解決方法と考える。

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