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米大統領就任演説:”自由”強調、失政隠し?(毎日新聞)
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投稿者 竹中半兵衛 日時 2005 年 1 月 22 日 06:04:33:0iYhrg5rK5QpI

米大統領就任演説:”自由”強調、失政隠し?

毎日新聞 1月22日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050122k0000m030155000c.html

ブッシュ米大統領は20日の2期目就任演説で、米国の建国理念である「自由」の全世界への拡大推進を唱えた。その柱として、世界からの「圧政」の消滅を打ち出したが、その遠大な目標には理想への感動より、驚きと疑問の声が広がる。イラク情勢の泥沼化など1期目の失政への批判をかわす煙幕ではないか。米国ではそんな憶測すら出ているが、具体的な政策展開がどうなるか、一層目を離せなくなった。【ワシントン中島哲夫】

 ◇抽象論に終始 イラクに言及せず

 ブッシュ大統領の20日の演説には「イラク」という言葉が一度も登場しなかった。

 軽視しているわけではない。大統領は18日にイラク暫定政府のアラウィ首相、19日にはヤワル大統領と、それぞれ今年何度かの電話会談をし、30日目の移行国民議会選挙について協議した。内容は公表されていないが、治安悪化が厳しく死傷者が続発、旧フセイン政権を支えたイスラム教スンニ派の十分な投票参加も望みにくいという難局にどう対処するか、苦悩が深いのは間違いない。内戦状態に陥る危険さえあるからだ。

 ただ、最も深刻で緊急の課題に言及せず、「世界に自由を拡大し、圧政に終止符を打つ」と観念論を語ったのは、いかにも異様だ。次期国務長官となるライス大統領補佐官の上院外交委員会での証言から、終止符の対象となる「圧政」は当面、キューバ、ミャンマー、北朝鮮、イラン、ベラルーシ、ジンバブエの6カ国になると見られるが、大統領は国名を挙げず抽象論に終始した。

 1期目に掲げた「中東民主化」の展望も開けない中で、「世界への自由の拡大」へと間口を広げるのは現実的でない。

 また、北朝鮮については、その核開発問題を扱う6カ国協議が中断している。中国の影響力を利用しようとした米国の思惑は大きく外れた。そうした中で、反政府勢力育成の工作などで北朝鮮の体制変革を推進すれば、核問題の解決はさらに遠のくだろう。

 ◇米メディア分析記事 批判や疑念相次ぐ

 ブッシュ大統領の自由拡大論は、いわゆるネオコン(ネオコンサーバティブ=新保守主義者)の主張と酷似している。キリスト教保守派ら信仰心があつい人々の支持もあるようだ。

 だが、多くのメディアは批判的だ。21日付のワシントン・ポスト紙は「現実との隔たりが大きい」と指摘する分析記事を掲載し、米国の「テロとの戦争」を支援する友好国のエジプト、サウジアラビア、パキスタンなども強権統治の国ではないかと疑問を提起。自由という抽象概念ばかり論じて「人権」に触れていないことに関する人権擁護団体幹部の批判も紹介している。

 また同日付のニューヨーク・タイムズ紙は、やはり大統領の主張が理想論に走りすぎていると批判し、「この案を実現するのは国内でも海外でも容易でないだろう」と予測。演説にイラク、イラン、北朝鮮などの国名やサダム・フセイン元イラク大統領、ウサマ・ビンラディン容疑者らの人名が全く登場しないのは、ブッシュ政権1期目の問題点に触れずにすますためだという見方を提示している。

 ◇「圧制に終止符打つ」発言 「トップはイラン」

 大風呂敷を広げた感のある演説がどう具体化するか、それはまだ不透明だ。朝鮮半島情勢に詳しい外交筋は、北朝鮮はブッシュ大統領の一般教書演説を見てから対応を決めるだろうと予測する。

 ただ、イランについてはブッシュ政権が「圧政に終止符を打つ」対象のトップクラスと考えていることが明白だ。チェイニー副大統領は20日、米テレビとのインタビューで「世界で問題が起こりそうな地域リストで、イランはそのトップにある」と明言した。

 イランは79年のイスラム革命や米大使館人質事件で米国から憎まれ、最近は核兵器開発疑惑をめぐる対立が厳しい。チェイニー副大統領はイランの核計画がかなり深刻な状況にあると指摘しただけでなく、その核施設をイスラエルが先制攻撃するかもしれないという認識を示した。

 チェイニー副大統領は配下に地域別の外交政策立案チームを持ち、イラク戦争を主唱した経緯がある。ブッシュ大統領への影響力も政権内で最も強く、影の大統領とさえ言われる実力者だ。イランは恐れ、警戒を強めることになろう。

 しかし、2期目のブッシュ政権にとってイラク情勢の安定化が緊急の課題であるにもかかわらず、米軍撤退の「出口戦略」すら描けていないのが実情だ。こうした状況下で、新たな軍事オプションは考えにくい。当面、対イランでは、経済制裁含みで国連安保理付託を目指すなど、軍事力を背景にした外交により圧力を強めると見られる。
毎日新聞 2005年1月22日 1時32分
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