★阿修羅♪ 現在地 HOME > 戦争67 > 377.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
ハリリ氏暗殺(レバノン)の背景は、米国のイラク戦での「敗戦」と、結果としてイスラエルの周辺への不安感があるであろう。
http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/377.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 2 月 16 日 13:31:39: uj2zhYZWUUp16

イラク戦争は、米国の予測していた「戦果」を上げることが出来ず、
「如何に格好をつけて、兵力を出来るだけ多く撤退させるか」を考えざるを得ない状況に至っている。
韓国軍と英軍にもっと肩代わりして欲しいのだが、十分には出来ない。

こういった状況の中で、イスラエルの安全保障に不安が生じてきたのである。
イランへの攻撃的牽制発言(チェイニー)は、完壁にこの事を表している。
アッバスをおだてても、パレスチナ人を抑えきることは出来ない。
ヨルダンは、まあ安全であろうが、レバノンは不安定、シリアは危険であるし、そしてエジプトだって不安定で、どうなるか判らない。
ここで、安全を確保する為に、
レバノンを親イスラエル化して緩衝地帯とする。
また、シリアにさらに譲歩をさせて、弱体化させてヨルダンの様にしたい。

このようにイスラエルと米国は考えているのではないか。

アルカイダもイスラエルと米国の、その様な考えを読んでいることだろう。
アルカイダをどう捉えるかについては意見の分かれるところであるから、
この組織をシオニズムの工作組織と捉える人は、今回の犯行組織をイスラエル側の他にアルカイダであるかもしれないと考えるであろう。
「さすれば氏」が良く見ておられるように、手口は「マドリッドの列車爆破事件」等に大変に良く似ている。
また、エジプトでの多くのイスラエル人が宿泊していたホテルを爆破した事件にも良く似ている。私は、この事件はイスラエル・米国の犯行と推測していたのであったが。
しかし、私はアルカイダをシオニズムの工作組織とは考えていないので、
またビンラディン氏をシオニズムの工作員とは考えていないので、
アルカイダの犯行であれば、意図するところはイスラエルの為の利益ではないであろうと考えている。勿論、シリアのためにやった事ではなかろう。
アルカイダの戦いの戦略は、「中東での戦火の衰退」を望むものではないであろうと考えている。このことが、シオニズムの望むところと「結果的に似ている」ので、アルカイダはシオニズムの工作組織であるとの推測が生まれても無理からぬところであろう。
しかし、私は、ビンラディン氏とアルカイダの存在は、
中東情勢が自然に生み出したものと考えても無理は無く、十分に論理的説明は可能であると考えている。断っておきますがここでは詳しい論理的説明はいたしません。

このように考えて、今回の事件は、
シリアの犯行である可能性は最も少ないでしょう。
イスラエル・米国(即ち侵略枢軸側)の犯行の可能性が在り、
イスラム抵抗勢力側の犯行の可能性も在り得ると、
考えています。
どちら側にも、中東全域への戦火の拡大を嫌わない戦略が存在していると考えているからです。

ちなみに、米国は戦争をしなければ破滅を招く状態にあるので、機会が整えば世界中のやりやすいところで戦争を始めようとするでしょう。
「戦争か死か」という運目に至っていると見なければならないでしょう。
日本では、阿倍くんがヒトラー化しつつあり、「安倍ットラー」になりつつあります。
全く危険な男です。

 2 81 +−

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 戦争67掲示板



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。