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韓国政府声明全文翻訳
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/537.html
投稿者 ミネルヴァの梟 日時 2005 年 3 月 19 日 05:57:47: 7usxHQAUfPfZM

http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=33684&range=1

33684 返信 韓国政府声明全文翻訳 U
RL 梶村太一郎 2005/03/19 02:23


  
日本の友人のみなさま、

先に3・1節の盧武鉉大統領の「日本の知性に訴える」演説に続いて、昨日の韓国政府声明全文翻訳をお届けします。これは、竹島/独島問題が起こり、来月 の歴史修正教科書の採択が予想される情勢の中で、韓国政府の対日関係の基本姿勢を明確に声明したものです。
先の大統領演説に対する日本政府と大手メディアの反応を見て、韓国政府は危機感をいだき声明の決断に至ったようです。したがってこれは「日本の知性に失望した」声明ともいえます。
しかしながら、全文を読むと決して日本に対する「敵対声明」ではなく、反対に「普遍的な歴史認識を共有して未来に向かおう」と日本の市民に直接呼びかけつつ、かつ韓 国市民にも自制と忍耐を促した、配慮の行き届いた声明です。現小泉政権が一部の極右に乗っ取られている現実に対し、対日政策の基本的立場を明確にした 堂々たる声明です。

ナショナリズムを越えた、民主主義の普遍的価値観が基本にあることを読み取らねばなりません。敗戦60周年記念の今年、普遍的な歴史認識から逸脱すれば、日本の国際的孤立は不可避になることへの警告として受け止めるべきでしょう。

訳者の佐島顕子氏の了承を得ていますので、転載を歓迎いたします。
2005年3月18日 ベルリン 梶村太一郎
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2005年3月17日韓国政府声明全文翻訳
韓国の新聞に報道された、声明の全文訳です。
訳文中の( )内は訳者による訳注で原文にはありません。
翻訳:佐島顕子
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NSC(国家安全保障会議)常任委員会 声明文全文訳
2005年3月17日
原文

 政府は本日NSC(国家安全保障会議)常任委員会を開催し、韓日関係の最近の状況を評価し、今後の韓日関係の基調と対応方向を論議しました。これを、国 民の皆さんに次のようにお知らせします。

[韓日関係発展のための現政府の2年間の努力]
現政府はこれまで2年間、「過去を直視し未来に向かって日本とともに歩む」という基本精神と、「平和と繁栄の東北アジア時代」というビジョンのもと、韓 日関係の未来志向的な発展のため不断の努力を展開してきた。

現政府はこれまで、隔てのない通常的な外交ををはじめ多様な外交を発展させ、大きな懸案事項についても国内政治的な考慮をせず未来志向的な姿勢で対処 してきた。同様に、「韓日両国が東北アジア経済協力を積極推進していく」というビジョンを持ってFTA協商も開始した。そして、韓日善隣友好関係の土台 となる人的・文化的交流の増進にも努力を惜しまなかった。

我々は、不幸な過去の束縛から抜けて未来に向かって協力しようというメッセージを、日本政府に継続的に伝えてきた。これは、過去の歴史の被害当事国が 加害国に見せられる度量である。それで我々は、外部の圧力によらない、人類の普遍的な価値に基礎を置いた日本みずからの努力を求めてきた。このような脈 絡から、昨年7月の済州島定期会談において、現政府任期中には過去の歴史を外交争点として提起しないという意思も明らかにしたのである。我々には普遍的 常識に照らして、日本は我々の善意に対して両国間の古い情を思い起こし、自ら過去の歴史を論点として出すという行動で答えてくれるのではないかという、 当然の期待を持ったのである。

しかし最近日本が見せてくれた一連の行動は、いったい日本は東北アジア平和勢力として隣国と共存しようという意思があるのだろうかという根本的な疑念 を、我々に抱かせている。

むろん我々は、日本国民の多数が、過去の反省を忌避して一部国粋主義者らの言動に同調しているとは、見ていない。しかしながら、日本の指導層の人士ら の一部に、時代錯誤的な歴史観を土台とした一種の退行的言行がむしろ増加していることは、厳然たる事実である。そして、過去の侵略と強権の歴史を美化す る歴史教科書が、(その内容を)是正しないまま、中央政府によって検定通過される憂慮が大きくなっている。

そして日本政府は、過去の植民地侵略過程において強制編入したものの(1945年の)開放によって回復したわが領土に対する領有権を主張している。こ れは単純な領有権問題ではなく、開放の歴史(日本が植民地政策が否定された歴史)を否定し、過去の侵略を正当化する行為と違いがない。

(韓国)政府としてはこのような昨今の状況を見ると、95年村山首相談話や98年韓日パートナーシップ共同宣言を通じた明確な「反省」と「謝罪」まで、しまいこんでしまおうとするのではないか、という疑念まで抱かざるをえない。

未来志向的な韓日関係構築のために、韓国政府が過去の歴史に対する新しいアプローチを模索している時期に、逆に日本国内でこのような退行的な動きが続 いていることを、我々は非常に遺憾とする。これは韓日善隣友好関係に対する深刻な毀損行為であるとともに、東北アジアの平和繁栄を希求してきた近隣国家 すべての念願に逆行するものである。

[今後の韓日関係の基調と対応方向]
このような認識と立場を土台として、政府は今後次のような基調に立脚して韓日関係に臨むものである。

政府は今後、人類の普遍的な価値と常識に基礎を置いた韓日関係を構築する。このような次元で、<徹底した真実究明、真の謝罪と反省、そして許しと和解> という世界史的に普遍的な方式に立脚して過去の歴史問題を解いていく。


政府は、最近の日本の一隅で起きている独島(竹島)や歴史についての一連の動きを、過去の植民地侵略を正当化しようとする意識が内在した重い問題と見 て、断固として対処する。


政府は、我々の大義と正当性を国際社会に堂々と示すためあらゆる努力を払い、その過程で日本の態度変化を促す。

4 
政府は、東北アジアの平和と繁栄を追求するために、現在および未来の宿命的同伴者であるよりほかない日本と、既存に合意・予定されていた外交的交流を持 続し、経済・社会・文化・人的交流は変わりなく増進する。

以上のような基調のもと、政府は韓日関係の当面の問題について、次のように対応する。

独島(竹島)についての我々の領有権を、確固として守る措置をとる。


国際社会及び日本の良心的な勢力と連帯し、時代錯誤的な歴史歪曲を正し、これと同時に歴史についての正しい共同認識を形成できるよう、可能なあらゆる手段を活用して対処する。


植民地(原語/日帝)被害者問題は人類普遍の規範と人権の問題であるだけに、正当に解決できるよう努力を尽くす。韓国は韓国がやるべきことをやり、日本は日本が当然やるべきことをやるという、はっきりした認識が必要である。これまで我が政府は、植民地(原語/日帝)被害者問題についての市民社会の要求に対して、直接的な対応を自制してきた。しかし政府は、個人被害者に対する権利保護は普遍的人権問題であって国家は剥奪できない、という認識のもと、日韓基本条約(原語/韓日協定)によって我が政府が負担するとしたことは我々で解決する一方、1965年の日韓基本条約(原語/韓日協定)の範囲外の事案については、人権尊重と人類普遍的規範の遵守という次元から、被害を受けた個人に対して日本政府が解決するように促す。


日本は、まず隣国の信頼を受けることが、国連など国際社会で指導的国家として尊敬される第一歩であると認識するべきである。政府はこれに関連した日本の動きを注視し、適切に対応する。


我々は、日本が未来の東北アジアの平和と安定をともに具現化する同伴者であり運命共同体であるという信頼と希望を捨てない。このような脈絡から、既存の
人的・文化的交流協力事業は変わりなく進め、特に両国間の理解を深めてきた両国市社会の間のネットワークの構築努力も、さらに強化する。これを通じて、両国社会の底辺(毎日新聞堀山明子氏訳/草の根)から歴史問題を解消できるような基盤を作る。

我々は、過ぎた日々の不幸な歴史を繰り返さず、今日の日本が持つべき正しい歴史認識と周辺国に対して取るべき態度についての真摯な省察と論議(原語/苦悩)を日本国内に広げるため、日本の良識ある知性と市民らが先だってくれることを期待する。

国民の皆さん、政府のこのような政策転換によって問題が起きるかもしれません。しかし正しい歴史発展と大義のためには、堪え忍ぶべきは堪え忍ぶという姿勢が必要です。我々は、確固とした歴史意識を持ち、チャレンジを克服した民族だけが、長く栄えて世界的に尊敬されるという事実をよく知っています。

最後に国民の皆さんにお願いします。昨今の事態にあたり、国民の皆さんが受けておられる精神的苦痛と怒りは十分に理解しています。しかし日本国民と共につくる平和と共存の未来が傷つかないように、我々の意思を表現するにあたっては品位と節度を持つ必要があります。特に、相手国に対する行きすぎた侮辱や、国家間の礼儀にもとることがないようにお願いします。

ありがとうございました。
(以上全文翻訳)



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