□台湾対テロ部隊、年内編成　[軍事・諜報ニュース]

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件名：軍事・諜報ニュース−台湾対テロ部隊、年内編成（2005/03/22）

台湾対テロ部隊、年内編成

中共の斬首行動に対応するため、陸軍は、米陸軍の対テロ特殊部隊「デルタ」
（DELTA FORCE）に倣い、6億元以上をハイテク装備の購入に投資し、関係単位
から精鋭を抽出して、今年末までに、約400人の「反恐」部隊を編成し、総統と
重要軍政首長の安全を保障し、必要時、大陸沿岸に対して反斬首奇襲を実施する
こともあり得る。

行政院は、第二予備金を動員して、6億元以上を秘密裏に編成し、新たに成立
する反恐部隊のために、精密武器とハイテク装備を購入する。軍部と国安局の
企画に基づけば、反恐部隊は、年内に編成完結を予定しており、当初、各部隊
の精鋭を選抜し、専門訓練を施して、将来、大台北付近の指揮中枢を保護する。

軍部は、反恐部隊のため、400挺以上の9mm拳銃、突撃銃、狙撃銃、麻酔銃と
擲弾筒を導入した外、300件以上の個人防護服とリペリング器材、及び地表又は
障害物を透過して、敵を偵察し、方位を標定する「透過式人体活動測定レーダー」
等のハイテク装備を購入した。

反恐部隊個人標準配備は、ヘッドホン式通話器、夜間暗視眼鏡と多重デジタル
個人秘匿無線電話を含み、並びに80件の高空降下装備と個人全身潜水装備を
購入し、及び60基の動力落下傘を初めて配備し、陸軍が新たに建設する反恐
部隊が陸海空の特殊作戦能力を具備することを示した。

反恐部隊はまた、18両の500cc4輪高機動車と10艘以上の高速艇も初めて配備し、
元首安全を保障するだけではなく、空中投下、潜水艦による運搬を通して、
大陸沿岸地帯において、中共軍政要員に対する快速奇襲と斬首行動を発動する
こともできる。

去年、中共が台湾に対して斬首行動を発動すると伝えられた後、国安単位は、
総統府と官邸の防衛を不断に強化し、憲兵を守備に増派した外、陸戦隊66旅の
一部兵力を抽出して林口に進駐させ、陸軍862特戦旅を大台北付近に配備した。

但し、憲兵は、守衛しか担当することができず、総統の保護を専門とする
国安局特勤中心の人数は限られており、なおかつ、憲兵は言うまでもなく、
陸戦隊又は特戦旅も、専門の対テロ訓練を受けていない。現在、憲兵特勤隊の
性質のみが、対テロ専門部隊に比較的近いが、編制には、1個中隊しかなく、
総統の保護には心もとない。

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