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ファルージャの生活はホラー小説 [イラク情勢ニュース]
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投稿者 white 日時 2005 年 4 月 03 日 21:55:12: QYBiAyr6jr5Ac

□ファルージャの生活はホラー小説 [イラク情勢ニュース]

 http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000853;jsessionid=5taw3jpw43

URUKNEWSイラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2005/04/02(土)

[飛耳長目録 today'snewslist]
☆ダール・ジャマイル: 「ファルージャの生活はホラー小説」
  DahrJamail:"LifeinFallujaisahorrorstory"

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☆★ダール・ジャマイル: 「ファルージャの生活はホラー小説」
  DahrJamail:"LifeinFallujaisahorrorstory"
  ダール・ジャマイルのイラク速報 4月1日
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DahrJamail'sIraqDispatches  http://dahrjamailiraq.com

 2005年4月1日
 インタビュー: エリック・ルーダー(『ソーシャリスト・ワーカー』誌)

 ダール・ジャマイルは、独立ジャーナリストとしてイラクで8ヶ月取材した。
米軍に「エンベッド(埋め込み)」取材してない少数のジャーナリストの1人と
して、彼の記事は占領下の生活を妥協無く取材しているという評判を勝ち
得ている。

 現在、ジャマイルは米国に戻って講演旅行をしており、西海岸の諸都市
にも足を運ぶことになっている。彼は『ソーシャリスト・ワーカー』誌のエリッ
ク・ルーダーに、この2年の占領期間中、米国によってイラクにもたらされ
た破壊について話した。

   ◆   ◇   ◆

 エリック:   あなたの記事は他のメディアと比べると、イラクで進行中の
ことについて、ひじょうに異なった見解を提供してきた。あなたが知ってい
ることを話してもらえますか?

 ダール: 私がこれまで伝えたのは全部ではなく、わずかな報道ですが、
ここアメリカの主流メディアでの報道と独立系ジャーナリストの記事、そして
反体制的なメディアおよび外国のメディアの間には矛盾が感じられました。
この大きな矛盾にますます当惑するようになって、それでイラクに渡って自
分自身でレポートすることを決意しました。最初の取材旅行は2003年11
月でした。

 昨年4月の包囲攻撃のときには、2〜3日間ファルージャにいて、5月に
は状況をレポートするために何度か訪問しました。しかしこの11月には行
けませんでした。理由は、米軍が市に非常線を張っていて、それは今日ま
で続いています。彼らはいかなるジャーナリストもファルージャに入らせな
いでいます。私は避難民にインタビューすることによって、あるいはファル
ージャに何度か出入りした幾人かの同僚を通して情報を集めました。

 ファルージャでの生活は恐ろしいものです。少なくとも65%の建物が爆
撃で潰(つぶ)され、残っているものも相当の損害を受けています。水も、
電気も、もちろん仕事もありません。それに住民が市内に戻るときには、
網膜スキャンをおこなわれ、指紋もとられたうえで、やっと身分証明書が発
行されるのです。

 そうして市内に入って自宅に残したものを見ると、軍が街の支配を続け
ている状況は実に恐ろしいものがあります。いたるところに狙撃兵がい
て、救急車も走ることができない−−救急車さえもが軍の標的にされてい
るのです。一つ残っている病院、ファルージャ総合病院は、住民がそこに
行くには検問所を通らなければならないので、辛うじて機能しているという
状態です。

 ファルージャの生活は、実際、ホラー小説です。市の住民の大多数が難
民となっていて、まだ難民状況が続くでしょう。彼らはバグダッドやその他
の都市と同じように、ファルージャ郊外の小さな町にも分散しています。私
が聞いた最後の情報では、かつて35万人の人口を擁していたこの都市
に、約2万5000人が市内に戻ったと推計されています。

 エリック:   米軍がファルージャ攻撃を発表したとき、その目標はレジ
スタンスを根絶やしにするということでした。米軍が設定した戦略目標と、
それが成功したかどうかについて話してください。

 ダール:   彼らがファルージャに攻め入ったことには二つの理由があ
ったと聞いています。今おっしゃったことと、もう一つの第一義的な目標は
1月30日の選挙にむけて「安全と安定」の確保でした。

 実際に起こったことは、市内にいた戦士の大部分は包囲前に市を離れ
ていて、軍もそのことを認めています。おおよそ3000人が殺されました
が、その圧倒的多数は一般の民間人でした。ファルージャは米軍にとって
の「フリー・ファイヤ(発砲自由)」地域と宣言され、その意味は、米軍は一
般市民と戦士を区別しないというものです。もちろん、一般市民のいる都
市においては、それは国際法違反です。

 1月30日にむけた「安全と安定の確保」と「戦士の根絶」という目標を成
し遂げたかという点ついては、どちらも達成されなかったと判断できます。

 彼らは結果として、レジスタンスをさらに国内全土に広げてしまいました。
「ミニ・ファルージャ」といった類の状況はラマディでも起こっています。そこ
では都市全体を切り離し、ファルージャでやったことをそこでもやり、住宅
地から住宅地へと攻撃をおこなっているのです。ほんとうのところは、1ヶ
所が攻撃されると、すべての戦士が別の地域に移動し、米軍が別のところ
へ移動すると戻ってくるのです。

 彼らは同じ作戦をバグダッドの一部とモスル、バイジ、バクーバ、サマッ
ラでも採用しなければならないのです。それは米軍が占領の最初から使
用してきた戦法なのです。しかし、そうすることによって、彼らはレジスタン
スを市周辺の他の地域へ、さらには全国へと、まさしく拡大しているのであ
り、本質的には、より多くのレジスタンスを生みだしているのです。

 エリック:   あなたは米軍がレジスタンスを広げていると話されました
が、それは活動的な個々のレジスタンスが他の都市に移動して、そこで新
人を集めたり組織化するからですか? それとも、米軍が引き起こした惨
事が人々を怒らせ、その人々がレジスタンスに参加するからですか?

 ダール:   両方ともです。ほとんどの戦士は、米軍がいつ新たな攻撃
を始めるかを知ると姿を消します。それがゲリラ戦なのです。ゲリラ戦術の
基本は、攻撃を予測されているときには攻撃しない、攻撃が予想されてい
ないときに攻撃する、というものです。彼らは米軍と歩調をあわせようとは
しないで立ち去るのです。

 それに、あなたが私の兄弟で、イラクのような部族文化のなかで住んで
いると仮定すると、誰かがあなたを殺したときに、もし私がその復讐をしな
いでいると、私は一族の名誉を汚すことになります。そのような視点からす
ると、10万人をはるかに上まわるイラク人が占領期間に死んだという事実
に接するとき、しかも、その圧倒的多数の死が占領軍のせいだったなら、
どれだけ多くの人々がレジスタンスに参加しているかをはじきだすのは簡
単な算術問題です。

 エリック:   先週、米軍の空からの援護を受けたイラク地上軍がゲリラ
基地を攻撃したことについて、米軍は勝利だったと語りました。あなたはこ
のことを占領の新しい局面だと考えますか?

 ダール:   実際のところ「ノー」ですね。それはイラクでは軍によって使
い古されたプロパガンダ戦術であり、ここアメリカではメディアによる吹聴
にすぎません。この事態についての報道にも、既にわれわれは大きな矛
盾に気づいています。

 それは2003年12月に私がレポートした事態に似ています。サマッラで
起こったことですが、そこで米軍はレジスタンスの大部隊に攻撃され、48
人を殺害したと主張しました。その後、不思議なことに、その死者数は一
晩のうちに54人に跳(は)ね上がりました。

 そのことを報じるために、私は自分自身でサマッラに行ってみました。病
院では医者にインタビューしました。死体安置所にも行きました。現場で一
般市民にもインタビューしました。すべての人が、8人が殺され、それは全
員が一般市民だったと説明しました。発表は軍が攻撃を受けて、かなりの
一般市民を殺したという失敗の事実を隠そうとして、米軍が吹聴した単純
なプロパガンダだったのす。

 あなたが言ったこの件では、ロイターが最初に、イラク政府の特殊部隊
がバグダッドの北方100マイルにある孤立した基地(キャンプ)を攻撃した
と報道しました。しかし、軍からも、ロイターからも、AP通信からも、AFPか
らも異なる報道が出てきて矛盾していました。どこで起こったことなのか、
正確にはいつ発生したのか、そしてどれだけの人々が殺されたのか。

 ひじょうな混乱があり、それをえめぐる真実にたどりつくまで時間を要しま
した。しかし、真実は軍から発表された最初の報道とはかなり異なってい
ることが、既に相当程度に明瞭になっているように思われます。
 
 (つづく)


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※ URUKNEWS イラク情勢ニュース(webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/  
※ イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/04/03(日)

[飛耳長目録 today'snewslist]
☆ダール・ジャマイル: 「ファルージャの生活はホラー小説」  (後半)
  DahrJamail:"LifeinFallujaisahorrorstory"

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☆★ダール・ジャマイル: 「ファルージャの生活はホラー小説」
  DahrJamail:"LifeinFallujaisahorrorstory"
  ダール・ジャマイルのイラク速報 4月1日
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DahrJamail'sIraqDispatches  http://dahrjamailiraq.com

 2005年4月1日
 インタビュー: エリック・ルーダー(『ソーシャリスト・ワーカー』誌)

 (後半: 全文はwebサイトに掲載しました。)
 http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005Life_in_Fallujah.html

 エリック:   もう一方で、米国メディアに欠落していることの一つは、ま
すます頻繁になりつつある米軍によるイラク爆撃です。

 ダール: それは重要な点ですね。それは明らかに、イラクにおいて最も
隠されていることの一つです。毎日、毎日、実に多くの空爆作戦がおこな
われ、膨大な量の爆弾が投下されいます。実際、殺害されるイラク人一
般市民の圧倒的多数が、米軍機による爆撃の結果なのです。

 例えばファルージャでは、3000人と見積もられる死亡者のうち、相当
部分が米軍機によって殺害されたと言っても過言ではありません。米軍
機によって家屋全体、あるいは住宅地のブロック全体がどのように爆撃さ
れ潰されたか、難民たちからどれほど多くの報告を聞いたか数え切れな
いくらいです。そのために、今日にいたるも、遺体は家屋の瓦礫(がれき)
の下に横たわっているのです。

 集団的な懲(こ)らしめという形態をとっており、それは明らかに、米軍に
手だしをすると、お前らも回りの者も吹っ飛ばされることになるんだぞ、と
いう明快なメッセージを送ることを意図しています。たいていの場合、こう
した爆撃がおこなわれるときというのは、標的にされるのは戦士ではなく、
一般市民だというケースが多いのです。

 例えば、幾人かの人々が次のような話をしてくれました−−11月に包
囲したファルージャ市のどこを爆撃するかについて、米軍が情報を得る方
法というのは、ファルージャの外にある米軍基地に誰かイラク人がやって
きて、「そうだ、この家だ、ここに戦士がいる」と言えばよいのです。すると
彼らは100〜500ドルを支払われ、その家が爆撃されました。これはま
るで、積年の恨みを晴らして現金を手に入れるようなやり方でした。

 もちろん、ときには正しいこともありました。戦士たちがそこにいて、殺さ
れることもあったわけです。しかし、たいていの場合は、ご想像の通り、そ
うではなかったのです。

 エリック:   ブッシュ政府はイラクの選挙が「民主主義の前進」を示し
たと言っていますが、このことは戦略と占領を正当化するのにじゅうぶん
な口実ですか。

 ダール:    選挙というか、選挙に似たものがあったというだけの理
由では、私たちはイラクに民主主義がもたらされたと言うことはできませ
ん。選挙は民主主義という意味ではありません。民主主義というのは、国
民の意志が彼らの投票した政府によって遂行されるという意味です。今ま
でのところ、イラクでは、そうなっていません。

 もしイラクにおける成功の度あいを測るというなら、ブッシュ政府の約束
したことが現地でどれほど現実になったかによって測ればよいと思いま
す。イラク国民に仕事と豊かな暮らしをもたらすといったような約束です。
彼らにみずからの国を再建させるとか、彼らに偽りのない、彼らが選択し
た代議政体を持たせるとか。

 このうちの一つとして実現していません。電気事情は戦前水準をはるか
に下まわっています。石油の産出量も戦前レベルをはるかに下まわった
まま。安全面はいまわしいほどです。ガソリン不足がイラクで起こってお
り、そんなものは以前には決してありませんでした。人々はどうにかやっ
ていくだけで、毎日、苦闘しているのです。

 ほとんどどの水準を測ってみても、イラクでは侵略以前の状況より、今
のほうが事態は悪化しています。占領して2年になるわけだから、米国に
は行動を起こし、これらの事態をいくらかでも改善しようとする時間はじゅ
うぶんにあったはずです。

 「何かうまくいった話はないのか?」とか、「良かったこともあるだろう?」
と人々は私に尋ねます。侵略されて良かった唯一のことは、サダム・フセ
インがいなくなったという事実だけだ、と、イラク人が話すのを聞いたこと
があります。しかしそれ以外には、今、私が話したように、現地の事態は
侵略のあと悪化の一途でした。

 エリック:   主流メディアによる報道は、イラクにはスンニ派とシーア
派のあいだに根深い対立があるという観念が特徴となってきました。イラ
クは内戦に進むと思いますか?

 ダール:   シーアとスンニのあいだの内戦の危機というものについ
て、西側メディアは明確に過度の焦点をあてています。イラクにはその可
能性を考えている政治家と宗教指導者もいますが、その他の大部分の国
民、私がインタビューした確かな庶民たちは、「いや、まったくそんな危機
はない。われわれは内戦など一度もやったことはない」と答えました。

 実際、私が人々にシーア派かスンニ派かと尋ねると、ほとんどの一般大
衆の回答は、「私はモスレム(イスラム教徒)だ。イラク人だ」というもので
あり、他のことを言おうとはしません。

 ほかに留意しておくべきこととは、イラクは主として部族文化だということ
です。これらの部族の多くは、それぞれが半分はシーア派教徒で半分は
スンニ派教徒です。そして多くの結婚はシーア派教徒とスンニ派教徒のあ
いだでおこなわれます。彼らに内戦の可能性についてどう考えるかと尋ね
ると、人々は私にジョークで答えるんです。「内戦だって? それは私に妻
を攻撃しろという意味なのか?」と。内戦など彼らは笑い飛ばしました。

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 ※ ダール・ジャマイルの記事、写真、コメントは彼のwebサイトへ。
  http://dahrjamailiraq.com


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    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/  
※ イラク・レジスタンス・レポート
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