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Re:縄文文化への回帰をどのように行なうかが問題
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投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 4 月 08 日 11:23:58: VwFkRnCGdf9dw

(回答先: 戦争への国民総動員と“銃後”体制確立を図る「国民保護基本指針」に反対する/署名事務局 投稿者 NJ 日時 2005 年 4 月 07 日 21:53:21)

これは文明の対立なのではないか?日本の反対は中国・韓国・朝鮮ではないし、欧米でもない。日本(弥生)の反対は日本(縄文)なのである。日本の皇室は有史以来、軍神化と縄文的な静けさを繰り返してきたように思う。今はまた日本の皇室が軍神化されようとしている。これに抗する国民の歴史観が作り出されなければならないのではないか?
ファシズムの第1段階 日本列島の農耕の普及
第2段階 靖国神社の建立
第3段階 神社統合令
戦中、近代の超克が議論されたが、近代の超克をしそこねて、日本は近代にすらならずに日本列島改造計画・リゾート開発へ突入していった。近代の超克の思想は一歩間違えばファシズム推進者にも利用されるが、日本社会の軍事化警察化が自然征服型の自民党文明のゆきづまりを表わしているのは確かだと思う。彼らはそこに固執しているが故にイラク派兵や朝鮮危機を煽っているのだと思う。日本の今とは異なる別の豊かさを追求しないと、ファッショ化は進むと思う。
今、細木和子や石原慎太郎がもてはやされており、一方で「国民の歴史」「国民の道徳」などもっともらしい説教が町であふれている。彼らには現体制の不自然さを擁護する限界がどこかにあるはずだ。日本では、不自然をあたかも元々の自然そのものであるような作為がなされていると思う。この細木や石原・つくる会・小林よしのり・西部遇らの近代擁護の作為・トリックを見破ることが反ファシズム戦線強化に役立つのではないかと思う。また、カルト教団にも同様の作為は見られると思う。オウムの何が問題だったのか?ヤマギシ会の限界とは何かにも切り込み、古くからの自然の山々のふりをして、我々を包みこもうとするファシスト評論家・占い師やカルトの懐に入り込み、その虚構を暴き解体することで、本物の山々を取り戻すのである。縄文のふりをした弥生体系の支配層評論家から、弥生的なものをあぶりだしていく。日本文化の真髄を追求する事で現在のファッショ化へ向かう文明体制の日本史における位置づけをしていくのである。文明的には森自民統一・フジサンケイの延長にライブドア堀江があり、決して反対の存在ではない。自然との共生を謳いながら、自然を征服する自民党政治の本質とは何か?を縄文時代にまで遡って探ることである。情勢急変の時に、日本文化の真髄だの、縄文回帰だの、悠長だねえと言われそうだが、事の本質だと思う。

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