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(回答先: 歴史教科書検定結果で日本に厳重な申し入れ 外交部 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 16 日 19:52:03)
中国史学界 日本政府の歴史を歪曲する教科書を認める行為に強く抗議
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日本の文部科学省は5日、四年ごとに一回行われる教科書修訂結果を発表しました。日本右翼団体に編集され、扶桑社により出版された教科書が検定に合格し、公に発行されることになりました。これに対して、中国の民衆と学術団体は強い非難と反発をしています。中国の首都北京の史学界は6日北京で座談会を行いました。座談会に出席した専門家は、日本政府が『新しい歴史教科書』を認めたことに強く抗議しました。
中国社会科学院近代史研究所の歩平副所長は「いわゆる『新しい歴史教科書』とは、日本右翼勢力が誤った歴史観の下で指導し、修訂したもので、日本国内でもこの教科書も危険な教科書だと言われている」と紹介しました。また、歩平副所長は 「この教科書の最も基本的な問題は、日本の第二次世界大戦前の教科書の体系とほぼ一致することである。戦前の日本の教科書は、日本の教育が軍事主義の教育だと示しており、それによって日本は戦争に向かっていった。第二次世界大戦が勝利した60年の後、依然としてこのような教科書を使うというその危険性は明らかなものである」と述べました。
2005年版の『新しい歴史教科書』の編集体系はほぼ戦前の日本軍国主義の教科書に従っています。この教科書は基本的な歴史事実を無視し、日本のアジア各国を侵略する戦争責任を隠すことに力を入れています。この教科書は中国に対する侵略を否定し、中国への侵略戦争のきっかけとなる"七・七事変"を中国が主導的に挑発したものだと述べ、内外を震撼させた南京大虐殺を否定し、日本の中国侵略、朝鮮と台湾に対する植民統治、太平洋戦争を発動したことなどはすべてアジアのためだと宣伝し、東京裁判は不法な事で、日本は被害国だと主張しています。
中国社会科学院世界歴史研究所で日本歴史を研究する専門家でもある中国日本史学会の湯重南会長は「日本の文部科学省のこの行為は、中国人民と世界人民に対する挑発である。日本の皇国史観は際限もなく膨張しており、これは日本政府が歴史問題に正しく対処できないことを示している。正しく歴史を認識できない場合、必ず日本の未来は間違った方向に導かれていく」と語りました。
既に長い間、日本の右翼勢力は教科書の歴史を改竄してきています。1982年から今までにすでに四回になっています。日本政府は1982年、教科書を新しく修訂する時隣国の感情を考えると承諾しましたが、2001年、日本政府は承諾に背き、右翼勢力の編集した歴史を歪曲する教科書の出版を許し、危険なシグナルを出しました。歴代の修訂は中国、朝鮮、韓国などのアジア隣国の強い非難と抗議を呼び起こしました。今年、日本政府はアジア隣国の反対を無視し、再び2001年版の教科書の基調とほぼ同じものを出し、更に表現の言葉は強硬になりました。これに対し、中国人民抗日戦争記念館の王新華館長は 「今日の世界はすでに60年前の世界ではなく、今日の中国も60年前の中国でもない。日本は、アジア各国と共に、全世界の平和を愛する人民や国と共に、平和発展の道を歩むことが唯一の正しい道だということをしっかりと認識しなければならない」と述べました。
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/04/06/1@38342.htm
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。