現在地 HOME > 戦争69 > 617.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 戦争69 > 617.html
★阿修羅♪
|
|
(回答先: 心ならずもヒトラー青少年団に入った＝新法王が明かす AFP時事 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 20 日 13:45:19)
新法王「ベネディクト１６世」経歴
ベネディクト十六世は、一九二七年、ドイツ南部のバイエルン州にある小さな町で警察
官の息子として生まれました。
その青年期は、前の法王ヨハネ・パウロ二世と同じく、戦争の影を色濃く受け、十四
歳の時、当時参加が義務付けられていたナチスドイツの青少年組織、ヒトラーユーゲン
トに加わります。
ベネディクト十六世はこのことについて、後に、自らの伝記の作者に、「自分の意志
ではなかった。家族は皆ナチスに反対で、そのせいで何度も引っ越しを余儀なくされた
」と語っています。
戦争中は神学校の仲間とともにドイツ軍の対空部隊に入隊し、その翌年、ナチスのエ
リート部隊への入隊を誘われましたが、聖職者への道を歩みたいとして拒否し、戦争終
結を前に軍を除隊します。
戦後はミュンヘン大学などで哲学や神学を学び、優秀な成績を修めました。
ベネディクト十六世が、名実共にカトリック教会の世界でその名を知られることにな
ったのが一九六二年、三十五歳の時にケルン大司教の顧問として参加した第二バチカン
公会議でした。
世界中から集まった教会の重鎮を前に、豊富な知識で教会改革の必要性を熱弁した姿
が話題を呼びました。
その後、一九七七年には枢機卿に、そして一九八一年には前の法王ヨハネ・パウロ二
世からローマ法王庁の要職である教理省長官に任命されました。
二十年以上に渡ってヨハネ・パウロ二世を側近として補佐してきたベネディクト十六
世は、教義の上では、避妊や妊娠中絶、それに女性の聖職者への登用などに強く反対す
る前法王の保守的な路線を踏襲するという見方が支配的です。
また、法王の座についた時点での年齢が七十八歳と、過去およそ二百七十年間で最も
高齢なベネディクト十六世が、次の法王への橋渡しをする暫定的な役割を演じるのか、
それとも、教会のさらなる国際的化などに強い指導力を発揮するのかが注目を集めてい
ます。
[2005-04-20-18:28]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。