★阿修羅♪ > アジア1 > 625.html
 ★阿修羅♪
日本統治30年で朝鮮の人口は1000万人が2500万人になった
http://www.asyura2.com/0505/asia1/msg/625.html
投稿者 ルルルン 日時 2005 年 5 月 30 日 22:26:13: si3L7.Y5BxRDo
 

『「親日派」のための弁明』   金 完燮(キム・ワンソプ)著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594048331/qid=1117276379/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-3731770-1745051


「私たちは歪曲された教育によって、韓日保護条約(1905年)と韓日併合(1910年)が
日本の強圧によって締結されたものであると信じているが、事実は全く違う。
日本と合併することだけが、朝鮮の文明開化と近代化を達成できる唯一最善の道であった点については、
当時の志ある改革勢力の間に暗黙の合意があったと思われる。この大韓帝国内部の強力な世論にしたがい、
日本が合法的な手続きを経て統治権を接収したとみるのが妥当ではないだろうか。

そのもっとも有力な証拠が1904年に結成された「一進会」である。あの団体はわが国の歴史上初の
近代的な大衆政治組織であり、「東学」(1860年ごろ起こった民間宗教)と「独立協会」(1896年に
組織された政治結社)が連携して、朝鮮王朝と守旧勢力を倒し、日本と連帯して文明開化という時代の要請、
つまり朝鮮革命をなしとげるために結成された。
しかし、このような事実は韓国社会では徹底して隠蔽され、韓国政府は一進会について、日本が少数の
親日派を糾合して結成した「御用エセ団体」と歪曲して教えている。

1904年初めに起きた日露戦争で、東学教徒たちは教主、孫ビヨンヒの指示により5万の兵士が日本とともに戦った。
東学教徒とボ負商(行商人。古くから組織化され、政治的・社会的に影響力があった)たちは「進歩会」を
結成し、最初の年だけで38万の人がこれに加わっていた。
進歩会はその後、名称を一進会と変え、独立協会系の開化派人士と手を結んで、韓日併合と開化啓蒙運動を
展開したのである。一時期は100万をこえる膨大な組織となった彼らは、黒い服を着て髪を短く刈る外見から、
たやすく見分けがついたため、保守勢力の攻撃の対象となった。

一進会は結成以来、日本との合併を推進し、それによって反革命勢力との内戦で多くの一進会員が殺され、
一進会関係の建物が破壊されるなどの犠牲を払わなければならなかった。
今日、韓国で一進会を「親日団体」だと非難し、彼らに危害を与えた反動暴徒を義兵と褒めたたたえることは
歴史を逆さまに解釈する過ちと言える。

みずから韓日保護協約締結を主導し、朝鮮の初代統監となった伊藤博文は、政治的、財政的に日本に負担になる
朝鮮合併を望んでいなかった。合併は一進会など朝鮮の革命勢力が要請したことであった。
安重根の伊藤統監暗殺により日本の世論は急速に合併に傾いていったのだから、安重根は自分が望むのとは
反対の「愛国」を実現したわけだ。

日本の統治により朝鮮は多大な発展を遂げた。
30年余りの間に1000万足らずだった人口は2500万に増え、平均寿命は24歳から45歳に伸び、未開の農業社会だった
朝鮮は短期間のうちに近代的な資本主義へと変貌した。
本土からは優秀な教師が赴任して朝鮮人を教育し、日本政府から莫大な資金が流入し、各種インフラが建設された。
1920年代には日本への米輸出で財をなした大金持ちが次々と現れ、その基礎の上に民族資本が成立することになった。

1920年代の朝鮮の文芸復興は、日本と同じ時期に起きたものであり、今日、李グアンス、崔南善に始まり、
金東仁、李孝石、金永郎、ユン東柱、洪蘭バなど私たちの記憶に残る多くの作家と芸術家は、大部分が
この時期に登場した人たちだ。

韓国人はこうした日本の貢献を認めようとせず、かりに認めた人であっても、それが日本という外国の勢力によって
他律的に生じた成果だという理由で、その意味を過少評価している。
しかし、ふりかえってみると朝鮮は、人類の歴史上唯一無二の儒教原理主義社会であり、その戒律は、今日の
イスラーム原理主義とは比較にならないほど精緻かつ厳格なものだったと言える。
したがって、今日、イスラーム原理主義がイスラーム社会に与えている悪しき影響について少しでも考えが
およぶ人であれば、朝鮮の儒教原理主義が、外国の影響が排除された状態で自発的に消滅したとは言えないはずである。

二十世紀初め、外国勢力による改革、それも日本統治による徹底した清算がなかったなら、今日の朝鮮半島は
世界でもっとも遅れた地域のひとつにとどまっていただろう。
となれば、日本時代は私たちにとって幸運であり祝福であったということはできても、忘れたい、あるいは
認めたくない不幸な過去だと言えるはずはないのである。」

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > アジア1掲示板



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。