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(回答先: 下で指摘してしまったのでついでに 投稿者 ×× 日時 2005 年 7 月 24 日 19:22:44)
＞国名とか地名について、政治的な立場によって異なる場合を簡単に割り切ってしまっていいのですか？
＞考察者を自称するなら、簡単に意見を発表する前に考察が必要だと思います。例えば、共産党系の中華（旧来地名的にはシナ大陸）と国民党系の中華（旧来地名的にはタイワン島）をどう呼び分けていますか？（現状の日本のマジョリティは、片方だけを自称国名「中国」と呼んで片方は自称国名を無視して地名「台湾」と呼んでいる状態ですが。）
また、日本が民族差の隠蔽の意図を持って琉球を「沖縄」と呼んだり北の土地を「北海道」と呼んでいることについてはどう考察しますか？ 中華人民共和国が同様の意図をもって満州を「東北」と呼んだりしていることにはどう考察しますか？
＞また、漢族がモンゴルに対して差別的な「蒙古」という文字を当てはめていることは、日本がシナを「支那」と書くことと五十歩百歩ではありませんか？
＞また、政治的に政府を支持するか否かでミャンマーと呼ばれたりビルマと呼ばれたりしている国があることについてはどう考察しますか？
＞左翼系とされる人がDPRKやROKは「コリア」と呼び、中華諸国は「シナ」と呼ばないのはなぜでしょうか。「大韓民国」はなぜ「大国」と略さないのか、「中華民国」はなぜ「華国」と略さないのかは、自称尊重ということで理解できますが、筋は通っていませんよね。
屁理屈をこねてはなりません。1930（昭和５）年、中華民国政府は「支那」と書いた外交文書は受理しないと通知したのです。これに対し、わが国は閣議決定で中華民国に支那の呼称を外交文書で使用しないことを決めたのですから、相手が嫌がっている呼称を何故屁理屈をこねてまで使用し続けようとするのか？そのこだわりはあまりにも醜いとしか言いがない。何故、そこまで中国を支那と言いたいのですか？意図が分かりません。日本の右派は何故必死になって中華民国政府の要請と閣議決定を覆してまで支那の呼称を弁護しようとするのか？
＞瑣末な考察はさておき、
＞国名や地名の呼び方というのは時に極めて政治的なのですから、他人の使っている呼び名にま＞で干渉するということは、その呼び名を推薦している権力に追随している権力的な行為という＞ことでしかないのではありませんか？ （中華に関しては世界中の国がcenterとかheartとか＞flowerとか呼ぶようになったならばさすがに「シナ」と呼ぶのは時代遅れだとは思います
＞が）。
わざわざ相手の嫌がる呼称の使用にこだわって火種を作ることもないじゃないですか。
＞また、第二次大戦後の孤児についても、あなたの述べた論理は満族と漢族を混同しているという指摘を受けるだろうし、これらの民族差を明確に区別して「親切な満族を漢族の手から解放しよう」という論理にだって利用できるようなレベルのものですよ。また反中華人民共和国派にあえば「鬼子」としていじめた件まで持ち出されてしまうでしょう。せめて親切ということだけでなく農村では子供が貴重な事情も考察すべきでしょう。
満州族ってどれだけ中国東北部にいると思っているのですか？北海道のアイヌの方のような状況なのですよ。大体、中国東北部にいるのは満州族だけではありません。オロチョンやエベンキ、朝鮮族もいるのです。あそこが満州と言いたいなら、あそこは渤海でもあり、契丹でもあり、扶余でも、高句麗でもあるのですよ。満州と言い切るのもおかしいのです。今の満州族は東北部よりむしろ新疆に多いそうです。今の東北部にいるのはほとんど漢族であって、満州族はそんなに大勢いる訳ではありません。
もちろん、農村では子供が貴重な存在ということは賛成できます。一人っ子政策などというのは、農村の事情を全く考察せず、人口データにしか目がいかない愚かな政策です。人口問題は経済・社会などの総合的な問題なのに、人口政策だけを強制しても、うまくいく訳がありません。中国共産党は、一枚岩的な指導を止めて、都市労働者利益代表と農村代表に分かれて議論すべきでしょう。意見の食い違いを認めない体制は破綻するでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。