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(回答先: 一目でわかるアメリカ財政赤字のグラフ （１０億ドル単位＝約１１００億円単位） 投稿者 サラ 日時 2005 年 8 月 19 日 21:32:30)
アメリカのGDPは、1500兆円です。
いまの財政赤字のおもな内容は、イラクへの遠征費用です。
その赤字は、一時的なものであり遠征が終われば急激に回復するシナリオもあります。
それより、問題なのは、アメリカ経済の住宅バブルとその発生により貿易赤字の不良債権が発生することです。
だから、貿易赤字というのは、理解できますが。
財政赤字は、おもに景気回復時には積極財政政策として意味があります。
FRBは、金利を３％にしているじゃありませんか。
さすがに、銀行は儲けが薄くなってきましたが。
十分なキャッシュフローをもっています。
しかし、アメリカの公的保証のあるファニーメイなどが本格的にやばくなったら
どれほどの、不良債権がでてくるか、そして日本への影響大ということを考えると
貿易赤字と、住宅バブルのほうが懸念材料だとおもわれます。
ちなみに日本は、GDPが500兆円で財政赤字は少なくとも700兆円ですから
貿易黒字は、5兆円です。
輸出額50兆円ですから、GDPに関する割合では10分の一です。
日本はこの状態で郵貯に頼らざる終えない状態です。
金融資産1200兆円といわれて、350兆円が郵貯、しかも不良債権として
帰ってこないだろうといわれているのが４０％といわれているので
大変です。
問題は、日本国内の成長できないGDPと財投債で出した資金が不良化している可能性があることです。
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