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土門拳・リアリティ・仮想現実
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投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 05 日 19:53:56: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 写真お上手ですね(お世辞かな)、大事な所が画面から食み出していますか。土門拳(このあと本文は…まあ語尾はつけましょうと) 投稿者 よろけるチーズU 日時 2005 年 10 月 05 日 13:04:08)

よろけるチーズUさん。こんばんわ。

写真は複写と転写による表現媒体であると思っております。

写真の起源は絵画であります。絵画とは物語性をもっております。
1枚の絵にゲーム的世界があり、万有引力が圧縮されております。

言葉も万有引力運動であります。
ゲームの起源こ万有引力であります。
複写、転写も万有引力運動であります。
コンピュータ・インターネット・デジタルも万有引力運動であります。

写真家も小説家のように分量で勝負しているのでしょうか・・・

リアリティの方法たる土門拳の写真も
写真家の感覚と物語性によって、見る者の想像力を喚起する写真であります。

自分は土門拳の古寺を撮った写真が好きであります。
古代史に興味をもったのは土門拳写真展の古寺に魅せられてしまったからです。


惑星引力としての潮と地球の重力こそ、記憶の起源であります。
記憶は重力であります。

写真が地球の生命潮流を複写、転写していくとき・・・

ここで写真には、記憶のように重量と重力はあるのか? という命題が誕生いたします。

あまり考えてしまうと、瞬時に撮ることができなくなってしまいますので
ひたすら遊び感覚で撮るしかないと思っております。

よろけるチーズUさん。コメントありがとうございました。

自分が実験しておりますのは、仮想現実としてのデジタル写真です。

カメラで切り取った事物が、複写または転写として現れたとき
それはすでに物語性をもった仮想現実へと落花しております。
写真とは撮る者と被写体のゲームであり、
カメラによって切り取られた画像には、すでにカメラをかまえた者の感覚、意味性
物語性が滲んでおります。写真はフィルムであれ、一枚の画像です。
画像とはカオス現実に規定された仮想現実であります。
写真とは徹頭徹尾、バーチャル・リアリティであります。
写真とは絵画のように、眼球運動にあり、見る者の感覚やイメージ力に波及するとき
対話性としての仮想現実が成立いたします。

絵画本から印刷された絵をデジタルカメラで複写、転写するとき
印刷網はデジタル記号によって再構成され、仮想現実へと落花します。
印刷の版網はどうやらデジタル記号によって複写、転写するデジカメと
相性がいいようです。

色彩絵画の印刷本とは青版・赤版・黄色版、黒版と、重ねながら
多色刷りとなります。つまり多色刷りとは版のリンクであります。


印刷版のリンクこそ、インターネット・リンク概念の起源です。

インターネット・ページ概念の起源は印刷にあります。
ゆえにデジタルインターネットの網と印刷の網版は概念において合体しております。

デジカメで絵画本を撮るのは、印刷における労働総体としての商品を
仮想現実へと落花させることであると思っております。

フィルムカメラは光源をフィルムへと転写します。
デジタルカメラは記憶装置(メディア)へと転写いたします。

そしてインターネットとは印刷機であります。

投稿とはその印刷機を回し、紙に事物を刷ることであります。
紙に刷られた事物を他人様は読み見ることができます。
インターネットとは諸個人が蝋版に鉄筆で升目にガリガリと書き
諸個人が印刷できた謄写版でもあります。

インターネットとは電子化されたインクでもあります。

印刷機とは転写と複写の機械であります。

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