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ルーズベルトが中国を、アジアの指導的大国に盛り立て、日本を弱い立場におとそうとしていたことはうかがえる。
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投稿者 TORA 日時 2005 年 10 月 07 日 21:39:33: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu104.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ルーズベルトが中国を、アジアの指導的大国に盛り立て、
日本を弱い立場におとそうとしていたことはうかがえる。

2005年10月7日

◆島盗り物語(下) 10月5日 熊田 亨 東京新聞朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/

「真珠湾」からニカ月、日本軍によるシンガポール陥落は、七つの海に君臨して、太陽の没することなかった大英帝国の覇権の終幕を告げる出来事であった。

◆米にゆだねた英国

このあと、米英連合陣営のアジア太平洋における戦略の主導権はアメリカ。の手にゆだねられた。熱烈な愛国者であり、同時に、骨の髄まで帝国主義者であった英国宰相チャーチルは「アジア戦略の指導権は君にあずける」と、ルーズベルトにたのんだ。

アメリカはおのずから「民主主義の兵器廠」となった。ソ連をふくめて、連合国陣営は、アメリカから供与された新型武器や船艦を使って、たたかった。

だからチャーチルは、ヤルタ会談で極東の将来について話し合ったルーズベルトとスターリンの密約の会合にも参加しなかった。つねに全面的な賛成ではないが、大筋でアメリカのまとめた戦略にしたがった。

ルーズベルトが戦争後のアジア太平洋について、どのような将来構想を描いていたかはよくわからない。

アメリカが伝統的に後見役をつとめてきた中国を、アジアの指導的大国に盛り立て、その分、日本を弱い立場におとそうとしていたことはうかがえる。ルーズベルトからみれば、中国人は数世紀に及ぶ文明国家の民であるのに、日本人は人間の生命の価償をもかえりみない心性未開の民族である。

日本人の荒々しい好戦的な性格を変えるために、南太平洋ポリネシアのおだやかな島民とさかんに交配させて、平和な気質の民族を培養してはどうかと「迷案」を語ったこともある。

◆関心薄いルーズベルト

ルーズベルトは千島をソ連に引き渡すと約束したとき、千島諸島について深く知らないし、知ろうともしなかった。ソ連が参戦して、最も精鋭な満州の関東軍とたたかい、早い終戦と勝利に貢献してくれるならば、日本に千島をつぐなわせるのはお安い御用であった。

それにルーズベルトは、千島の由来についてくわしくないが、真珠湾攻撃の機動部隊が千島の択捉島の単冠湾から出発したことは忘れ得なかったであろう。

アメリカにとって呪わしい記憶の列島をソ連に引き渡し、スターリンを喜ばせ、勇んで参戦に応じてくれるならば「これ程、結構なことはないという算段があった。

スターリンは、ヤルタで約束したとたがおり、一日も違わず、ドイツ降伏の日から三カ月目、八月八日、日本に対して宣戦を布告した。「広島」の翌々日、「長崎」の前日である。

ソ連の参戦は、南樺太と千島の占領には間に合ったが、スターリンが野望をいだく北海道の占領には時間的にも軍事的にも問に合わなかった。

新大統領のトルーマンから北海道占領をにべもなく拒絶されて、大いに怒りをあらわしたものの、参戦してたった七日間のソ連と、四年間も日本と死闘をつづけてきたアメリカとでは、肩を並べようもないことも実感していた。

ソ連もまた、アジア戦略におけるアメリカの指揮権に従うほかはない。スターリンは北海道をあきらめ、南千島を奪いとる賭けに成功して、満足するほかはなかった。

◆冷戦告げる小手調べ

千島列島を手中におさめたあと、スターリンは八月三十日の手紙でトルーマンにつたえるのである。

「占領の期間、アメリカの航空機が千島のソ連飛行場を緊急使用する権利をみとめます。ただし、相互主義で、ソ連機がアリューシャン列島にあるアメリカの飛行場に着陸する権利をもみとめていただきたい…」

冷たい戦争を告げる最初の小手調べとなった米ソ巨頭の間の怒気をはらんだやりとりは、これをもって沙汰やみとなった。

アメリカの黙認のもとに、南千島はソ連の占領下におかれた。北太平洋の列島に軍事基地をおく問題は自然に立ち消えになった。

(欧州駐在本社客員)


(私のコメント)
アメリカがなぜ北方領土問題に口出ししないのかは不思議だったのですが、ルーズベルトとスターリンとの密約による協定があったのだろう。もしルーズベルトが4月に死ななければ日本は南北二つに分断されて北海道と東北の一部も占領されて分断されていた可能性がある。さいわい反共的なトルーマンに代わったおかげで早期に大戦が終わり、ソ連が北海道にまで上陸作戦は出来なかった。

以前の株式日記においてもトルーマンとチャーチルがソ連に上陸用舟艇を供与しなかったことを述べましたが、ルーズベルトが生きていればその作戦は実行されて日本は二つに分断されていただろう。ルーズベルトが如何に日本を憎み、中国に対しては多くのアメリカ軍将兵を犠牲にしてまで救おうとしたのか、原因はわかりませんがルーズベルト自身が中国で大きな利権を持っていたからであろう。

アメリカのアジア戦略としては日本と中国とをけしかけては、双方から利権をもぎ取ってゆくのがアメリカの戦略なのだろう。だから蒋介石もルーズベルトに対して中国の利権を与えて救ってもらうことに成功したのでしょうが、結局はスターリンが漁夫の利を得て中国は丸々共産圏入りしてしまった。そしてアメリカは中国における利権のすべてを失った。

結果的にルーズベルトの野望は失敗したわけですが、中ソとの共産主義陣営との冷戦となり、朝鮮戦争やベトナム戦争に直面して、さらなる犠牲を強いられる結果となった。アメリカは長期的な戦略を元に政策を立てて行動しているといわれていますが、単純に有り余る国力で拡大をしてきただけであり、朝鮮半島やベトナムが勢力範囲の限界を示したことになる。

しかしアメリカは朝鮮半島やベトナムで失敗したのにもかかわらず、イラクに軍隊を進めましたが失敗するのは目に見えている。日本やフィリピンのような島国なら強力な海軍で制圧することも出来ますが、ユーラシア大陸においては海軍ではどうにもならず、アメリカの陸軍力は発展途上国の中国軍やベトナム軍にすら苦戦してしまうほどだ。アフガニスタンでも爆弾をばら撒くだけで米軍は基地から出ないで閉じこもっている。

ルーズベルトの親中政策はクリントンにも引き継がれて、アメリカの親中国派は相変わらず多く、ブッシュ政権も国務省のゼーリック副長官などは親中国派であり通商代表のころはジャパンバッシャーとして有名だった。これがアメリカの外交戦略の変更なのかはわかりませんが、アメリカの定まらないアジア政策は日本を翻弄させますが、いつまたルーズベルトやクリントンのような反日大統領が出てくるとも限らない。

アメリカの考え方としては中国と日本とどちらがアメリカの国益になるかということですが、イギリスと異なりアメリカは中国との国交は歴史が無い。だから中国そのものをアメリカ人はよく知らず、パールバックの「大地」的な幻想を抱いている。だから中国にはアメリカは何度も騙されるだろう。だからルーズベルトも結局は中国の利権のすべてを失ったし、クリントンも90年代の中国への投資を全て失うことになるだろう。

利口者なら一度失敗したら二度と同じ失敗は繰り返さないものですが、アメリカは馬鹿だから何度でも同じ失敗を繰り返す。北朝鮮との交渉も裏に隠れた中国に翻弄されて一度騙されてもまた騙されようとしている。今度の六カ国交渉も武力行使はしないと北朝鮮に文書で約束してしまった。喜んだのは中国であり、日本は日米安保は空文化してしまった。日本と北朝鮮とが戦争になってもアメリカは中立を保つことにしたのだ。

このことは増田敏男氏も指摘していますが、日本政府はあまり危機意識は持っていないようだ。日米安保も空文化して基地を提供して思いやり予算をつぎ込んでもアメリカは日本を守ってくれるのだろうか。守ってくれないとしたら日本は憲法を改正して自主防衛体制を築くしかないだろう。アメリカ軍はイラク戦争を見ても張子の虎であることがわかった。

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