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「大室寅之祐」は本当に南朝の子孫か。新しく出現した説についての検証。 [太田龍の時事寸評]
http://www.asyura2.com/0505/bd41/msg/618.html
投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 22 日 03:14:25: Mo7ApAlflbQ6s
 


更新 平成17年10月22日00時37分


平成十七年(二〇〇五年)十月二十一日(金)
(第一千四百六十九回)

○長州藩が、南朝光良親王の子孫大室氏の大室寅之祐を明治天皇にスリ替えた、

○と言う説は、故鹿島昇氏の三冊の著作に詳述されてあり、

○更に筆者の新著「長州の天皇征伐」(成甲書房、十月二十日刊)にも、
 記述し、論評した。

○故鹿島昇氏は、大室寅之祐が南朝光良親王の血統である、と言う説は、
 その是非を問題とされることなく、それを「是」と前提として、論を立てられた。

○しかし、筆者は、その問題はずっと保留して来た。

○大室寅之祐の時代の大室家が、南朝から続いて居ると言う証明がない。

○しかるところ、最近某氏の次のような情報に接した。

○即ち、曰く。

 (1)大室寅之祐の父親は、大室弥兵衛(一八一三年六月十四日〜一八七九年)

 (2)大室弥兵衛は、妻ハナとの間に子供が二人出来たが、二人とも早死した。

 (3)地家作蔵と興正寺基子(スエコ、スヘ)の間に、長女ターケ、長男虎吉、
    次男庄吉、三男朝平と生まれた。

 (4)作蔵とスヘは離婚。

 (5)長男虎吉と次男庄吉をスヘが引き取り、長女ターケと三男朝平は作蔵が
    引き取る。

 (6)スヘは、大室弥兵衛の二号と成り、

 (7)地家虎吉は大室虎吉、地家庄吉は大室庄吉と成る。

 (8)スヘは一八五五年死亡。

 (9)大室弥兵衛の血統は断絶し、大室虎吉、大室庄吉は実は、地家作蔵の息子。

 (10)大室虎吉がのちに、大室寅之祐=明治天皇と成る。

○と言うのである。

○なお、地家作蔵に引き取られた三男地家朝平の子孫は、山口県田布施町に現存し
 て居る、と。

○この説を「是」と仮定すると、どう言うことに成るか。

○大室弥兵衛以前については保留するとして、

○大室虎吉=大室寅之祐は、地家作蔵の血統である。

○つまり、南朝云々、とは関係がない。

○と言うことに成るであろう。

○更に、「地家作蔵」。

○この人物は、苗字も無い海賊某の息子。

○そしてこの作蔵が、地家吉佐衛門の養子と成り、「地家」姓を賜る。

○との説である。

○この説については、今後、検証して行く。

 (了)

http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi

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