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(回答先: Re: 竹中半兵衛さん、レスありがとう。それに三木近辺のことがやけに詳しい。 投稿者 gataro 日時 2005 年 11 月 02 日 21:25:10)
淡河は「おうご」と呼ぶのがただすいなっす。おらは高槻さすばらく居てそれから神戸さきて１０年ちょっと経つ。きてすぐに大震災さやられた。んだから神戸市北区はようぐゆぐとこだども、常に「おごう」って頭さたたきこんでただ。やっぱすい地元の人は詳しいなっす。これからもよろすぐ。いろいろ教えてけらっしゃい。郷土史は興味が尽きねっす。関西さきてなにが喜びか、それは何よりも歴史がうずもれてんだからだべな。奈良さもんぐよ。
三木はいなご（１７５号）でよぐでかける。森林公園も猫ば遊ばせにゆぐっす。草木ば覚えんのも楽しみだすい、また、海原俊民の筆さなる額が飾ってある茶室があるもんで、心ば鎮めにゆぎます。まちょっとすればあそごももみじも紅葉だな。
氷ノ山さはこの日曜に登ってきたども、おらは兵庫側ではねぐ山崎から一宮、そすて芳賀町経由の戸倉越えて鳥取の若桜（わかさ）から登った。スキーもこっちゃだす。人が少ねえのがとりえだなっすい。こっちゃは山頂は紅葉っつうよりも黄葉。雨上がりで道が悪りかったども、なにば見たかって、ほりゃほれ、ブナの原生林だす。白神山地（っつても見てねえんだども）さは負けねえ見事なブナ林だす。６合目あたりさキャンプ場があって車ばとめてこっから登ってたら喘息で酸欠起こして９合目付近で息切れだ。あとはかあちゃんと娘が登頂すたっす。ふんでおらはブナ林ばゆっくりと見てまわった。山全体（若桜側）が枯れ木で覆われたようさ見えるんだどもこりゃブナの幹の色でそう見える。葉はすでに褐色さ変色すてたども、あの直立不動の太い幹さ出あうと、やっぱすい、大地の息吹ば感じる。思わず抱きついたども、あったかいんだなっす、これが。日本人の原点みてで。縄文の人たつもたぶんブナば見て畏怖の念とともに親しみば感じたんではねのけ？んでも大木ば切り倒す必要もあったらすいぐて、白神では植林もすてたらすいな、ブナば。
ま、氷ノ山は兵庫の最高峰、ぶんまわしっつところからはハチキタもようぐ見えた。おらはのこのこと甑岩までたどりついて家族と再会すたが、すでに夕方だ。そっから下山すてキャンプ場さついたときは真っ暗だった。芳賀の温泉さはいってきたども５５０円、シャンプー、ソープがついてたから、ま、納得。
んで、話が飛ぶだが、ブナの巨木から、縄文の非日常の巨木「切り倒し」の儀式の話ば教育ＴＶで見たことあんだども、諏訪神社の７年に一度の樅の木の切り倒しの儀式「御柱（おんばしら）祭」はみな陶酔すてはあ、見事らすい。ビデオば見たども、こりゃダンジリ（野蛮だからミニいったこたねども）この話は誰かまた教えてくんべすい。
今はおらは仕事場のスクラップ＆ビルドが日常化すてんで、山登りは非日常だ。ついはしゃいですまう。元気でや。
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