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多数派形成の方法とは何か?
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/497.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 7 月 22 日 22:43:44: YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: 曲解ではないでしょうか 投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 7 月 19 日 11:11:37)

Carry That Weightさん、横レスありがとうございます。

多数派形成の方法とは主張する事しか無いんですよ。
Kさんはありもしない方法を考えようとするから「長いものに巻かれろ」という結論にしか成らないんですよ。
1人1人を説得するしか方法はありません。
戦術なんて手練手管は無いのです。
身をもって決起する事。
これしか無い。

例えば広瀬隆さんという方がいらっしゃいますね。
彼は自ら努力して情報を集め情報自体に語らせるという方法で人々を組織しているのです。
方法論をあれこれ言っても意味無いのです。

>曲解ではないでしょうか

そうですか?
そうは思いません。

http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/453.html
>投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 7 月 19 日 11:11:37: >JJIy3maLdB0sk

>(回答先: 貴方は多数派になる方法を考えているだけ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 >年 7 月 18 日 22:29:14)

>ワヤクチャさん こんにちは。

>横レス失礼致します。

>Kさんの論旨は、『間違った決定が下されるのは民主主義が正常に機能しない場合、>もしくはあるべき多数派形成の戦術が誤っている場合であるから、我々がなすべきこ>とは「好ましい意見が多数派になるという目的」を達成するための「戦術」を如何に立案・>実践するかであり、決定のプロセスに落ち度がないかを監視することである』のでは>ないかと認識しております。

民主主義とは何ですか?
民主主義が正常に機能するとは?
少数意見の尊重ですか?
しかし、Kさんは「少数だと分かっていながら主張するのは戦術的に間違いだ。」っておっしゃるのですよ。
Kさん自身が民主主義を正常に機能させたく無いのではありませんか?

「間違った決定だ。」と少数派が反発しても
多数派は「多数の決定だから間違いであるハズが無い。」で終わりです。
そこには議論の余地がありません。
そしてKさんは「多数派に押し切られたのは少数派の戦術が間違っていたからだ。」とダケ批判して、「多数派が何も考えずにバカな決定をしたダケかも知れない。」とは考え無いのです。どこが「考察者」なんでしょうか?


>従いまして、

>>多数派になって何をするのかが脱落しているのです。

>というご指摘は完全に間逆でしょう。「何をするか」がまずありきなのです。

君が代を歌う多数派に合わせて「そうだよねえ。君が代はケジメなんだからちゃんと歌わなくちゃ。君が代をワザワザ歌わない赤のババアがいるが、自分が変人に思われてもいいっていうのでしょうかねえ?全く理解に苦しむよ。その挙句、1ヶ月間の停職処分かい?よくよくバカな事をしたもんんだ。」って鼻で笑って、何ができるのでしょうか?こんな事をやっていたら「何もできなくなる。」のです。

>>自衛隊のイラク派兵は多数派の意見だったのですよ。

>これは本当にそうでしょうか?あくまで代議士レベルの話でしょう。

そうです。議員の多数派です。
で議員の多数派は正しいのですか?
そうでは無いと私は言っているのです。

>世論は反対意見が過半数を超えていたはずです。派兵決定は「我々が選出した代議士」>の国民に対する裏切り行為ですが、政党制間接民主主義の限界=決定プロセスの妥当>性に問題、ということがいえると考えております。

しかし、その決定プロセス自体にどのような問題があったと言えるのでしょうか?
国民は議員に決定を委託してしまっているのです。
こんなものは民主主義でも何でもありません。
代議制民主主義なんてゴマカシです。
プロセスでは無く、代議制民主主義なるものが制度として間違いなのです。
小さな地域での直接民主主義しか民主主義の場はありません。

>Kさんも主張されていましたが、重要法案決定は「国民投票」しかないと思っておりま>す。

それもまた気休めです。
国民は投票前にマスメディアによって洗脳されています。
マスメディアに対する批判がなされなければ国民投票も間違った決定しか出しません。

>無論、誤った情報等による世論誘導が起こらぬよう「妥当な多数派形成がより重要にな>りますが。

「妥当な多数派形成」とは何ですか?
その妥当性の判断は誰がするのですか?
ある人は妥当だと考え別の人は妥当で無いと考えるダケです。
そんな一般論に意味はありません。

>>多数派が正しいのですか?

>仰る通り、正しいとは限りません。しかしながら、その原因は上述のように「民意」よ>りも「政治的立場」「国益」を重視する代議士による政治決定プロセスにこそ問題がある>と思っております。

では「国益」批判をしましょう。
これこそ少数意見です。
中村敦夫なども「国益にとってもマイナスである。」などと言います。
私もそういう主張をする事があります。
相手の内部矛盾を明らかにする為ですが。
しかし、国益批判こそが最もラディカルで重要な批判です。

>国民に「解散総選挙の是非を問う国民投票」の権限でもあれば多少は違うのでしょう>が、それも現時点では不可能です。

はい。

>現行の政治制度そのものを完全否定するつもりはありませんが、重要審議における「政>府決定」に反対しようとしても、それ下実行力を伴うにはあまりにも課題が多いと考え>ております。

それは支配者側の論理に負けていて対抗する論理を打ち出せていないからです。

>>国鉄民営化は多数によって強行された。
>>正しかったですか?

>これについては間違っていたとも言い切れません。

国鉄に寄生する官僚をどうにかする方法として民営化は正しい方法論だったでしょうか?
現場の労働者が泣いたダケでしょう。
民営化せずとも監査によって寄生官僚を始末できたハズです。
それを政府ができない事の方が問題なのです。

>郵政もそうですが民営化によるメリットを甘受する立場の人間とデメリットを強いら>れる立場の人間によって、主張は180度変わります。

>>そういう間違った意見を多数派にしない為には?

>「イラク派兵」の是非については、「国民感情」としては「自衛隊の戦闘地域への武装進>出」が「戦争国家」への足がかりになることを危惧し反対の思惑が多数派であったと考えて>おります。しかしながら、政府は「親米路線による国益維持」をより重視したわけで>す。その背後に更なる思惑があるかどうかについては断定できません。結果として、国民は「自ら戦術を誤った」のです。次回の総選挙においてこの反省をどのように活かすかがポイントになるでしょう。

国民は「北朝鮮から日本を守ってもらわねばならないからアメリカの言う事を聞くしか無い。」などと考えたのです。
戦術を誤ったのでは無く、「正しい選択をした。」つもりなのでしょう。

>国鉄民営化については、当時の国鉄に山積された課題を鑑みれば「間違っていた」とは>言い切れないと思われます。

どのような問題があって民営化によって何が解決されたのでしょうか?
赤字路線の廃止はよかったのでしょうか?
公共交通機関の使命をかなぐり捨て利潤追求の手段に走った事がよかったのでしょうか?
赤字の原因は何だったのでしょうか?
貨物の料金は適正だったのでしょうか?
赤字の原因も曖昧なままに民営化したら健全経営をするだろうなんて雑駁な論議に多くの国民が騙されたダケでは?
どう正しかったのか言って下さい。

>「間違っていた」と思われるのはワヤクチャさんの自由ですが、それが『絶対的に』と>いうことはあり得ないでしょう。

「絶対」などと一般的に言ったりしません。
では、国鉄民営化で何がよかったのか教えて下さい。
公務員じゃなくなって職員の客に対する態度がよくなった?
国鉄では何故それができなかったのでしょう?
態度が悪い人間は処分するという恐怖によって実現しただけでは?
それが「よかった事」でしょうか?

>>反対意見を述べるしか無いでしょう。
>仰ることはご尤もです。「意見ありき」の多数派形成であることは当然のことです。

>>反対意見を述べてもそれが結果的に少数意見なら敗北であり主張する事に意味は無い>って貴方はおっしゃるのですか?

>Kさんは主張することに意味がないとは言われていません。

いや、彼は「負けるような主張をする事は自己満足であり、無意味だ。」と言っているのです。

>少数意見に終わるということは、「多数派形成にしくじっただけ」ということです。

「多数派形成にしくじった。」原因は?
どこまでいっても「戦術の誤り」ですか?
多数派の連中がボケぞろいだから少数派の言う事が理解できなかったダケだという可能性は?ほとんど、コレですよ。多数派形成ができない原因は。
「バカは中々直らない。」「バカの壁」とはこういう事です。

>主張そのものが間違っているとか、敗北ということにはなりません。しかしながら少>数派に止まるということは、「主張が独りよがり」或いは「独善的」であり支持を取り付>けないという可能性も皆無ではありません。

皆無では無いが、相手がアホである場合がほとんどです。
「長いものに巻かれる戦術以外は間違いだ。」と主張する相手に何故それが間違いであるかを説得するのは至難のワザです。

>>憲法9条を守る意見が50%を切ったら、貴方は9条は削除すべきだって言うのですか?

>50%を切らない工夫をすべきだということだと思いますが。

どうやって?
憲法9条の意義を語る事ですよね。
決して、「憲法9条を支持する人を多数派にする巧妙な戦術」によってではありません。
方法論を尋ねているのに「いい方法でやれば多数派になれるサ。」とだけ言って済みますか?

>最終的に9条改正(削除)が過半数の支持を取り付けてしまったということは、『合意形>成手段を誤った』ということでしかないと思います。

どのような手段が誤りであったのでしょうか?
手段の問題では無く、
説得運動が足りなかったダケですよ。
そんな都合がいい手段なんて無いのです。

>>【手段】(多数派形成)を【目的】にしてしまっているのですよ。

>目的は上記の例で言えば『憲法9条改正(削除)反対意見過半数達成』であり、手段が>『過半数を切らないための支持の取り付けの方策』だと思います。
何故そのような認識になるのかが私には解りません。

その方策自体が「多数派工作の方策」という堂々巡りの論理になっている事をお気づきではありませんか?

>平和という【目的】を守る為に9条を守る人間を多数【手段】にしなければならない>のでは無いですか?

>これはその通りだと思います。

>もう一度、Kさんのレスをお読みいただければと思います。結果的にKさんに賛同し>た形のレスになっておりますが、ワヤクチャさんを批判しているつもりは全くありま>せん。純粋に対話というつもりでおりますので。

私も純粋に対話しました。
批判にはなっていると思いますが。
間違っている意見を批判しなかったらダメですよ。
貴方は私の考えが「真逆」だと批判しているではありませんか?
「批判をしているつもりは全くありません。」なんて何故言えるのでしょう?

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