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多数派形成の方法を「多数に従う」事に求めるのは無意味だ。
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/503.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 7 月 23 日 22:41:19: YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: Re: 多数派形成の方法とは何か? 投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 7 月 23 日 17:36:44)

Carry That Weight さん、こんばんは。

レスをありがとうございます。

ワ>多数派形成の方法とは主張する事しか無いんですよ。
>Kさんはありもしない方法を考えようとするから
>「長いものに巻かれろ」という結論にしか成らないんですよ。
>1人1人を説得するしか方法はありません。
>戦術なんて手練手管は無いのです。
>身をもって決起する事。
>これしか無い。

C>ではワヤクチャさんの主張を是としない人間はどうされるのですか?

是としない理由を聞き出してそれに応えるまでです。

C>『説得に応じない』人間は切り捨てるだけですか?

切り捨てたりはしません。
それが敗北です。
自分の論がつきた事の証明です。

C>私はそのような方の見解も尊重した『議論を通じて』、自身の主張をより普遍的なものにしていくことが『多数派形成の手段の一つ』だと考えています。

「普遍的なもの」という事が大問題です。
この世には立場の対立があるのです。
万人が賛同する意見とは「地球は丸い。」とかそういった類であって、政治の世界では
階級的立場の差で意見は真っ向から対立します。
(以前、「階級概念を疑う」と書きましたが。このあたりは私も考えたいと思っております。)
多数派形成はこのような対立の中で行われているのであり、自らの核になる主張を保持した上で論破する必要があるのです。

>私には、ワヤクチャさんのように自身の見解が「これしかない」等のように『絶対的に>正しい』という確信を持つことが出来ません。

私は私の意見が「絶対的に正しい。」と言っているワケではありません。
正しく無いのであればどう正しくないのかはっきりさせようと言っているのです。

>寧ろ、出来る方が不思議だと考えています。

「自己の無謬性神話」に取り付かれてはおりません。
世の中にはそういう人も多々いらっしゃいますが。

>従いまして、『自身の主張を説得という手段を持って広めていく』ワヤクチャさんの>スタンスには戸惑いがあります。

いえ。ありません。
あくまで、説得です。
しかし、説得の過程で自らの間違いを発見する事も多々あります。
その時は素直にそれを認めております。

ワ>例えば広瀬隆さんという方がいらっしゃいますね。
>彼は自ら努力して情報を集め情報自体に語らせるという方法で
>人々を組織しているのです。
>方法論をあれこれ言っても意味無いのです。

C>これは方法論そのものではありませんか??

「いい方法」をあれこれ考えるのではなく「事実の1つも見つけてこい。」って意味です。阿修羅ではバルセルナさんや木村さんや多くのニュース・ウォッチャーが取られている方法です。

C>>曲解ではないでしょうか

ワ>そうですか?
>そうは思いません。

C>そうですか。わかりました。


C>>Kさんの論旨は、『間違った決定が下されるのは民主主義が正常に機能しない場合、>>もしくはあるべき多数派形成の戦術が誤っている場合であるから、我々がなすべきこ>>とは「好ましい意見が多数派になるという目的」を達成するための「戦術」を如何に立案・
>>実践するかであり、決定のプロセスに落ち度がないかを監視することである』のでは>>ないかと認識しております。

ワ>民主主義とは何ですか?
>民主主義が正常に機能するとは?
>少数意見の尊重ですか?

C>私に問われるまでもないことだと思いますが。。。国民による権力行使(国民主権)・基本的人権の尊重・法治体系の確立・権力分立を主眼とした政治形態ですよね。日本は間接民主主義制ですから、正常に機能すること=国民の総意が政策決定に正しく反映するよう代議士が議論を尽くすことだと思います。

ところが多くの国民は代議士に任せっぱなしです。
すなわち民主主義ではありません。

C>この時にある民意が少数だからといって議論に値しないと切り捨てるのではなく、取り入れるべきところを十分考慮することも当然必要だというのが『あるべき姿』だと認識しています。

ワ>しかし、Kさんは「少数だと分かっていながら主張するのは戦術的に間違いだ。」って
>おっしゃるのですよ。
>Kさん自身が民主主義を正常に機能させたく無いのではありませんか?

C>私にはそうは読み取れません。読み取れたのでしたらKさんにレスを付けます。

というかKさんは「多数の意見に従うのが民主主義」だと思っているのじゃないですか?「多数の意見が正しいとは限らない。」と言いながら、少数のどのような意見を彼が擁護したのでしょうか?

ワ>「間違った決定だ。」と少数派が反発しても
>多数派は「多数の決定だから間違いであるハズが無い。」で終わりです。
>そこには議論の余地がありません。

C>そんなことはないでしょう。例えば郵政議論がそうですか?

郵政論議は正に国論を二分しており、いずれが多数派か分からない様相を呈しているのです。「少数意見だが正しいかも?」というレベルではありません。

C>仮に党議拘束を外せば確実に否決になりますよ。

だからこそ、どちらが多数か分からない状況なのです。

C>『党議拘束』こそが『民意を軽視した多数派工作』の最たる手段であり、『間接民主主義』が正常に機能していない証ではないでしょうか?

同意します。

C>『政党』の執行部からすれば党の方針に従わない議員はけしからんということになるのでしょうが、『国民の立場に立って考えた末』の反対であるならば、そのスタンスを貫くことの方が代議士としてあるべき姿なのではないかと考えています。

小泉は権力維持の為に議論よりも圧力を行使し始めました。
権力がむき出しになった今、権力は崩壊し始めているのです。
しかし、自民党の民営化反対派は利権を擁護しているダケであり、国民の利益は二の次でしょう。主観的には。しかし、民営化反対は結果的に国民の利益に合致するので、国民派は彼らとも共闘すべきです。

C>私は代議士立候補者全員がマニフェストを掲げる無所属制間接民主主義があってもよいのではないかと思っています。

個人マニフェストを出すべきですね。
党からのお仕着せでは無く。
党所属者であっても「私はこの政策を党の政策にする為に闘う。」とすればいいのです。

ワ>そしてKさんは「多数派に押し切られたのは少数派の戦術が間違っていたからだ。」とダケ批判して、
>「多数派が何も考えずにバカな決定をしたダケかも知れない。」とは考え無いのです。>どこが「考察者」なんでしょうか?

C>上述したことを恐らくKさんもお考えではないかと思うのですが。。。

Kさんの批判は闘争内部に向き過ぎている気がします。
まず批判すべきなのは敵でしょう?
味方の闘争の仕方をあれこれ言う前に。
相手があるから闘争になっているんですよ。

C>>従いまして、

ワ>>>多数派になって何をするのかが脱落しているのです。

C>>というご指摘は完全に間逆でしょう。「何をするか」がまずありきなのです。

「何をするか」についてもっと語りたいですね。
多数派工作の方法論を一般的に語るのでは無く。

ワ>君が代を歌う多数派に合わせて「そうだよねえ。君が代はケジメなんだからちゃんと歌わなくちゃ。
>君が代をワザワザ歌わない赤のババアがいるが、自分が変人に思われてもいいっていうのでしょうかねえ?
>全く理解に苦しむよ。その挙句、1ヶ月間の停職処分かい?よくよくバカな事をしたもんんだ。」
>って鼻で笑って、何ができるのでしょうか?こんな事をやっていたら「何もできなくなる。」のです。

C>私は君が代唱歌反対については異議を唱えるつもりはありません。例え少数派でも、パフォーマンスの効果が期待できるのであれば実行に移します。

どうも。
このKさんとの論議はこれが出発点ですので。

ワ>>>自衛隊のイラク派兵は多数派の意見だったのですよ。

C>>これは本当にそうでしょうか?あくまで代議士レベルの話でしょう。

ワ>そうです。議員の多数派です。
>で議員の多数派は正しいのですか?
>そうでは無いと私は言っているのです。

C>上述も踏まえ、私もそう主張しています。

C>>世論は反対意見が過半数を超えていたはずです。派兵決定は「我々が選出した代議士」>>の国民に対する裏切り行為ですが、政党制間接民主主義の限界=決定プロセスの妥当>>性に問題、ということがいえると考えております。

ワ>しかし、その決定プロセス自体にどのような問題があったと言えるのでしょうか?
>国民は議員に決定を委託してしまっているのです。

C>代議士を選出するプロセスではなく『政策決定に至るまでのプロセス』です。『政府与党内決定』と『地元の民意』との乖離が生じた場合、『党議拘束』により反対意見が巻き取られるということが大きな問題なのです。

そうですね。
党派の人間は有権者(支持者)とどのような政策の約束をしていたとしてもそれよりも党の方針に従ってしまうのですね。
そこで支持者が批判して党をやめるように意見をしたらいいのですが、そこまで迫る支持者はめったにおりません。
つまり、間接民主主義は「まやかし」であるという事です。
党が政治を支配しているのです。

ワ>こんなものは民主主義でも何でもありません。

C>それは極論でしょう。心情は近いものがありますが。

【ダマシ】ですよ。
国家という巨大な単位で主要な政治を行うために【ダマシ】に陥るのです。
なるべく小さな地域での直接民主主義を政治の基礎単位にすべきなのです。

ワ>代議制民主主義なんてゴマカシです。
>プロセスでは無く、代議制民主主義なるものが制度として間違いなのです。

C>これは誤読ということでご理解いただけたかと思いますが、

分かりません。

ワ>小さな地域での直接民主主義しか民主主義の場はありません。

C>これが現実問題として不可能であることは自明でしょう。

現実問題って何ですか?
民主主義は「小さな地域での直接民主主義という形でなければ成り立たない。」と言ってるのです。

C>日常生活が営めなくなるだけです。

そんな事はありません。
国家の機能を低下させてなるべく小さな行政単位で住民の生活を守る施策をすればいいのです。

C>>Kさんも主張されていましたが、重要法案決定は「国民投票」しかないと思っております。

ワ>それもまた気休めです。
>国民は投票前にマスメディアによって洗脳されています。
>マスメディアに対する批判がなされなければ国民投票も間違った決定しか出しません。

C>そのように『断定的になられてしまうと』対話にならないのですが。。。

党派による支配よりもマシという程度です。
今度は国民世論をどう操作するのかをめぐってのメディア同士の戦いになるダケです。
ホリエモンはそれを予測してテレビを欲しがったのでしょう。

C>では直接民主主義にも同じことがいえますね。

小さな地域単位の直接民主主義であればメディアの力に対する住民同士の直接対話のウエートが大きくなります。私はここに期待するのです。

C>>無論、誤った情報等による世論誘導が起こらぬよう「妥当な多数派形成がより重要になりますが。

ワ>「妥当な多数派形成」とは何ですか?
>その妥当性の判断は誰がするのですか?
>ある人は妥当だと考え別の人は妥当で無いと考えるダケです。
>そんな一般論に意味はありません。

C>ではあなたの主張は『一般論ではなく、誰もが妥当と判断出来得る』ものだということなのですね。

いやいや、「妥当」一般を語っても意味が無いという事です。
立場によって妥当なものが異なるからです。
私はかくかくを妥当と考えると主張して説得をするしかありません。
「妥当一般」なるものは無いのです。

C>あなたの主張のみが『意味があるもの』なわけですね。

違います。
「妥当一般」を語っても意味が無いと言ってるダケです。
「郵政事業は行政が行うべきだ。」と私は主張するダケです。
この意見が「一般的に妥当(正しい)かどうか?」を考えても意味がありません。
「一般的に妥当な(正しい)立場」なるものは存在していないからです。

C>私の唱える妥当な多数派形成とは、冒頭に述べた手段をもって紡ぎ出していくものです。

冒頭とはどの文章でしょうか?
対話が長くなり分からなくなりました。

ワ>>>多数派が正しいのですか?

C>>仰る通り、正しいとは限りません。しかしながら、その原因は上述のように「民意」よ>>りも「政治的立場」「国益」を重視する代議士による政治決定プロセスにこそ問題がある>>と思っております。

ワ>では「国益」批判をしましょう。
>これこそ少数意見です。
>中村敦夫なども「国益にとってもマイナスである。」などと言います。
>私もそういう主張をする事があります。
>相手の内部矛盾を明らかにする為ですが。
>しかし、国益批判こそが最もラディカルで重要な批判です。

C>仰ることは理解できますので、場を改めたいと思います。

よろしく。

C>>国民に「解散総選挙の是非を問う国民投票」の権限でもあれば多少は違うのでしょうが、
>>それも現時点では不可能です。

参議院で否決されたら衆議院を解散するという小泉の主張は全く不可解ですね。
普通に考えて政府案を可決した議会を政府が解散するとはおかしい事この上無いですね。何故、それが参議院に対する圧力になるのかがおかしいですね。
参議院の独立性を破壊するものだとも言えましょう。
こんな圧力をかけているダケでも小泉は退陣させるべきです。
制度を自らの権力の為に破壊しているのです。
誰かヒトラーでもやらなかった事をやっていると言っていましたね。
亀井静香だったかな?

ワ>はい。

C>>現行の政治制度そのものを完全否定するつもりはありませんが、重要審議における「政府決定」に
>反対しようとしても、それが実行力を伴うにはあまりにも課題が多いと考えております。

ほとんど不可能に思えます。
民主主義が機能する制度では無いのですよ。
官僚支配が実態で国会は八百長ですよ。

ワ>それは支配者側の論理に負けていて対抗する論理を打ち出せていないからです。

C>論理もそうですが『意識レベル』が低すぎると考えています。

確かに。

C>政治的無関心・思考停止・自民党でいいや人間・仕方がないや人間だらけなのです。

同意します。
そのような中での多数派形成の仕方って何なのか?って思いませんか?
まずは啓蒙から始めないといけないのですよ。
こういう態度が人をバカにしているようで敬遠させる元なんですが。
実感です。
だから多数派形成への道はまずは砂漠に水を撒く作業からなんですよ。
阿修羅はスプリンクラーなんです。

C>逆に言えば、こうした潜在多数派形成層をうまく取り込める可能性があることであり、その手段として阿修羅等の掲示板やブログが有効になるのではないでしょうか。

その通りです。

ワ>>>国鉄民営化は多数によって強行された。
>>>正しかったですか?

C>これについては間違っていたとも言い切れません。

ワ>国鉄に寄生する官僚をどうにかする方法として民営化は正しい方法論だったでしょうか?
>現場の労働者が泣いたダケでしょう。
>民営化せずとも監査によって寄生官僚を始末できたハズです。
>それを政府ができない事の方が問題なのです。

C>構造的な問題があったことは事実ですが、民営化によりダイヤの利便性や運賃実質値下げ、施設の充実化等受益者としてのメリットがあったことも確かでしょう。

多少はあったでしょう。
しかし、その過程の国鉄労働者の大量首切りは許し難い暴挙でしょう。

C>>郵政もそうですが民営化によるメリットを甘受する立場の人間とデメリットを強いら>>れる立場の人間によって、主張は180度変わります。

そうです。

ワ>>>そういう間違った意見を多数派にしない為には?

C>>「イラク派兵」の是非については、「国民感情」としては「自衛隊の戦闘地域への武装進出」が
>>「戦争国家」への足がかりになることを危惧し反対の思惑が多数派であったと考えて
>おります。しかしながら、政府は「親米路線による国益維持」をより重視したわけです。
>>その背後に更なる思惑があるかどうかについては断定できません。結果として、
>>国民は「自ら戦術を誤った」のです。次回の総選挙においてこの反省をどのように活かすかがポイントになるでしょう。

ワ>国民は「北朝鮮から日本を守ってもらわねばならないからアメリカの言う事を聞くしか無い。」などと考えたのです。

C>私はそう捉えていませんしそのように記述してもいません。民意として『派兵反対』が多数派だったと記述しています。

しかし、その反対の気持ちに「でも、北朝鮮の脅威があるからなあ。アメリカに守ってもらわなくては。」という気持ちが水をさしたのです。

ワ>戦術を誤ったのでは無く、「正しい選択をした。」つもりなのでしょう。

C>『派兵決定』を下したのは『政府』です。

そうですが、国民もさほど反発をしなかったのでは?
反戦デモは行われましたが、やはり少数派でしかなかったと思います。

C>アメリカの言うことを聞くしかないと考えたのも『政府』です。

いや、国民の一定の層がそのように思ったからこそ政府も決断したのです。
政府も国民世論を気にしながら行動しているのですよ。

C>その『政府与党』を選出してしまったのは『国民』であり、その意味で『戦術を誤った』ということなのです。

選出した時も失敗ですが、その後の牽制も弱過ぎたのです。

C>>国鉄民営化については、当時の国鉄に山積された課題を鑑みれば「間違っていた」とは>>言い切れないと思われます。

ワ>どのような問題があって民営化によって何が解決されたのでしょうか?

C>巨額の赤字による経営破綻でしょう。雇用確保を要求するストライキも頻発しました。

雇用確保を労働組合が求めるのは当たり前です。
雇用している労働者をうまく働かせるだけの能力が経営側に無かっただけですよ。

C>その結果膨大な人員を抱え込むことになったわけです。

仕事を作ればいいのです。
国営なのですから。
駅ビルを作ればよかったのですよ。
民業圧迫という批判がありますが、国民の税金で運営している事業は黒字にしたらいいのですよ。
資本家よりも国民の利益を優先させるべきです。
郵政民営化でもゆうパックのコンビニでの取り扱いに対してクロネコヤマトが民業圧迫批判をしましたが、民営化の過程で初めて民業圧迫を始めるという方が私にはげせませんなあ。だったら国営の時代にやっとけよと言いたい。

C>民営化により経営は改善され、経営破綻を招く根幹にあった国労(マルクス主義)の分散・影響力低下に繋がりましたよね。

国労は経営悪化の元凶であると?
私にはその根拠は見えません。
教えて下さい。

ワ>赤字路線の廃止はよかったのでしょうか?

C>出来れば維持が望ましいですが、血税が不採算路線に注ぎ込まれ、更には全体の運賃底上げに繋がることを鑑みれば難しいですね。

国鉄ですよ。国鉄。
国は国民に等しく生活上の便宜を図るべきでは無いのですか?
国がその事業の採算性を言う事自体私はおかしな主張だと思っております。
国は税金で仕事をしているのですよ。
税金を平等なサービスで還元すべきなのでは?
過疎地の人々は便利な鉄道を利用する権利が無いのだったら何の為に国はあるのですか?

C>そもそも論ですが、経営の合理化・効率化を国鉄時代に進めていれば不採算路線の存続も可能だったかもしれません。

国営交通機関の採算性を問う事自体が間違いでしょう。

ワ>公共交通機関の使命をかなぐり捨て利潤追求の手段に走った事がよかったのでしょうか?

C>そのような意図ではないと認識しています。

いや、現にJR西日本は私鉄に対抗して過密ダイヤにした結果事故を起こしたのですよ。交通機関が利潤追求を第一目的にしてはいけないハズです。
人の命を預かっているのですから。

ワ>赤字の原因は何だったのでしょうか?

C>上述の通りです。

また、資料を調べてみます。

ワ>貨物の料金は適正だったのでしょうか?

私には企業には貨物料金を格安にして利潤追求を助け赤字を作ったのではないかという疑いがあります。

C>私には判断致しかねます。

調べていきましょう。

ワ>赤字の原因も曖昧なままに民営化したら健全経営をするだろうなんて雑駁な論議に多くの国民が騙されたダケでは?

C>曖昧ではないと思います。国民が理解していたかどうかはわかりませんが。

赤字の原因が総合的に論じられたのかどうかを調べていきましょう。

ワ>どう正しかったのか言って下さい。

C>上述の通り、正しい側面を帯びていたことは確かです。無論、弊害として「間違っていた」と非難される側面も併せ持っていると思います。

C>>「間違っていた」と思われるのはワヤクチャさんの自由ですが、それが『絶対的に』と>>いうことはあり得ないでしょう。

ワ>「絶対」などと一般的に言ったりしません。

C>ワヤクチャさんの筆致は常に断定的です。

そんな事もありません。
分かり易く書こうとしているという事はありますが。

C>ですから読み手はそのように受け止めるかと思っています。

そうですか。
それは気をつけます。

ワ>では、国鉄民営化で何がよかったのか教えて下さい。
>公務員じゃなくなって職員の客に対する態度がよくなった?

C>上述の通りです。

ワ>国鉄では何故それができなかったのでしょう?

C>そういう体質だということだと推測しています。

しかし、民営化しても上部の人間の大半はそのまま残ったのでしょう?
株式会社にして株主総会があるから経営改善ができたのですか?
(私は改善したと言えるのか?という疑問を持っておりますが。)
だったら政府が監督できなかったという問題ですね。

ワ>態度が悪い人間は処分するという恐怖によって実現しただけでは?
>それが「よかった事」でしょうか?

C>返答のしようがありません。

実際には日勤教育に見られる労働者に対する恐怖支配が進んでいったのですよ。
それを利用者は「サービスがよくなった。」と捉えたのです。
この利用者の判断もいかがなものか?

ワ>>>反対意見を述べるしか無いでしょう。
C>>仰ることはご尤もです。「意見ありき」の多数派形成であることは当然のことです。

ワ>>>反対意見を述べてもそれが結果的に少数意見なら敗北であり主張する事に意味は無い
>>って貴方はおっしゃるのですか?

C>>Kさんは主張することに意味がないとは言われていません。

ワ>いや、彼は「負けるような主張をする事は自己満足であり、無意味だ。」と言っているのです。

C>そうではないと思うのですが。ワヤクチャさんがそのようにお受け止めのようでしたら私からは申し上げる言葉は見つかりません。

彼は「負けるのは戦術がマズイか、主張内容が多くの賛同を得られないからだ。」と誰でも言える一般論を言ってお茶をにごしているのです。

C>>少数意見に終わるということは、「多数派形成にしくじっただけ」ということです。

ワ>「多数派形成にしくじった。」原因は?
>どこまでいっても「戦術の誤り」ですか?
>多数派の連中がボケぞろいだから少数派の言う事が理解できなかったダケだという可能性は?
>ほとんど、コレですよ。多数派形成ができない原因は。
>「バカは中々直らない。」「バカの壁」とはこういう事です。

C>では常に『少数派』の方が正しい主張をしているということを仰りたいわけですね。

いや、「常に」とまでは言いません。
しかし、実態としては少数派の意見にまともに耳を傾ける人があまりにも少ない事が一番の問題なのです。だから少数派はありとあらゆる方法で果敢に訴えようとしているのです。私はネットでそれをやっているのです。
どれだけ右翼に攻撃されてきたか。

C>ならば尚更『理解できないバカ』を多数派である『政権与党』に選んでしまった『国民の戦術の誤り』ではないですか?

国民は戦術以前に「自民党がいいだろう。」と思っている人が多過ぎるのですよ。
戦術などという高尚なものではございません。

C>>主張そのものが間違っているとか、敗北ということにはなりません。しかしながら少>>数派に止まるということは、「主張が独りよがり」或いは「独善的」であり支持を取り付>>けないという可能性も皆無ではありません。

その可能性はあります。
しかし、少数派が少数派でとどまっている理由の中には
「こんな少数派を支持したら自分まで変人と思われてはかなわん。」というケチ臭い考えが働いているという事があるのです。

ワ>皆無では無いが、相手がアホである場合がほとんどです。
>「長いものに巻かれる戦術以外は間違いだ。」と主張する相手に何故それが間違いであるかを説得するのは至難のワザです。

C>Kさんのことを言われているようですのでコメントは控えます。

「多数派形成の為には多数派のフリをしろ。」というスケベ根性がそこには見え隠れしているのです。
ミイラ取りがミイラになるパターンです。

ワ>>>憲法9条を守る意見が50%を切ったら、貴方は9条は削除すべきだって言うのですか?

C>>50%を切らない工夫をすべきだということだと思いますが。

ワ>どうやって?
>憲法9条の意義を語る事ですよね。
>決して、「憲法9条を支持する人を多数派にする巧妙な戦術」によってではありません。

C>語るだけで過半数の支持を取り付けることが出来ますか?私なら、例えばSNS・ブログ・メルマガ・掲示板を複合的に活用し、ネットワークを広げるという『戦術』をもって支持者を増やしていきます。

そういうメディアで「君が代を唄わない闘争への支持」を私は訴えますね。
「君が代反対」は主張の内容であり、メディアは主張を広める手段です。
内容が無ければ手段を活用しようもありません。
貴方は何を訴えるのでしょうか?そのメディアを通じて。

C>Kさんが言われていることもほぼ同様のことを考えています。

それは手段の問題であり闘争課題の内容ではありません。
だから手段を優先して目的をどこかに忘れてきていると言っているのです。

C>具体的なワヤクチャさんの政治活動をご提示いただければここまでKさんの主張を含め、噛み合わないこともないのではと思います。

私は君が代に反対だと申し上げているのです。
Kさんは「そんな主張は多数派形成の為にはマイナスだ。」と言ったのです。
それで私はKさんには目的が無いと言っているのです。
目的も無く多数派を形成しても意味無いですよと申し上げているのです。

ワ>方法論を尋ねているのに「いい方法でやれば多数派になれるサ。」とだけ言って済みますか?

C>上記の方策については既に動き始めているレベルです。

では、その方策でどのような内容を訴えていらっしゃるのかを検証しましょう。

C>>最終的に9条改正(削除)が過半数の支持を取り付けてしまったということは、『合意形成
>>手段を誤った』ということでしかないと思います。

相手もいる事ですから。
結果の原因が全て闘争主体にダケあるのでは無いのですよ。

ワ>どのような手段が誤りであったのでしょうか?
>手段の問題では無く、
>説得運動が足りなかったダケですよ。
>そんな都合がいい手段なんて無いのです。

C>上述の方策(手段)が不十分だということです。何が足りなかったのかを今後の活動にフィードバックすればいいだけです。

手段では無く、むしろ行動が不足しているのですよ。
9条を守ろうという行動が。

ワ>>>【手段】(多数派形成)を【目的】にしてしまっているのですよ。

C>>目的は上記の例で言えば『憲法9条改正(削除)反対意見過半数達成』であり、手段が
>>『過半数を切らないための支持の取り付けの方策』だと思います。
>>何故そのような認識になるのかが私には解りません。

ワ>その方策自体が「多数派工作の方策」という堂々巡りの論理になっている事をお気づきではありませんか?

C>これまでの記述でそうではないことがお分かりいただければいいのですが。

玉ねぎをむいたらどこまでも玉ねぎであるように
手段を得る為の手段を無限に考えているダケですよ。
問題は行動なのです。
「うまい方法」を探す事ではありません。

ワ>>平和という【目的】を守る為に9条を守る人間を多数【手段】にしなければならない>>のでは無いですか?

C>>これはその通りだと思います。

C>>もう一度、Kさんのレスをお読みいただければと思います。結果的にKさんに賛同した
>>形のレスになっておりますが、ワヤクチャさんを批判しているつもりは全くありません。
>>純粋に対話というつもりでおりますので。

ワ>私も純粋に対話しました。
>批判にはなっていると思いますが。
>間違っている意見を批判しなかったらダメですよ。
>貴方は私の考えが「真逆」だと批判しているではありませんか?
>「批判をしているつもりは全くありません。」なんて何故言えるのでしょう?

C>私はワヤクチャさんの主張に対し『私見』を述べたに過ぎません。
『批判』とは全否定の上に成り立つものです。

そうですか?
部分的な考え違いの指摘もまた批判だと思いますが。

C>『対話』や『議論』とは『私見』と『私見』キャッチボールだと捉えています。
例え間違っていると思っても、『批判』というスタンスではなく『指摘』『示唆』というスタンスでやり取りしたいと考えています。

私にとっては【批判】も【指摘】も【示唆】もほとんど同じ事ではあるのですが。
要は別に勝つために議論をしているのでは無いという事です。
合意形成の為にやっている事です。
少なくとも私にとって【批判】は合意形成の手段であり【全否定】ではありません。
【批判】の定義が貴方と私とでは違うようですね。

ひはん 0 【批判】

(名)スル
(1)物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。
「学説―」「―を仰ぐ」
(2)誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。
「政府の外交方針を―する」
(3)〔哲〕〔(ドイツ) Kritik〕人間の知識や思想・行為などについて、その意味内容の成立する基礎を把握することにより、その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C8%E3%C8%BD&kind=&kwassist=0&mode=0&jn.x=32&jn.y=11

私は上記(1)か(2)程度の意味で【批判】という言葉を使っております。
決して【全否定】というニュアンスはございません。

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