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(回答先: Re:赤字国債の大量追加発行の方がプライマリーバランスをとれる。 投稿者 あっしら 日時 2005 年 8 月 21 日 18:08:28)
あっしらさん こんにちは、はじめまして。
早速のご回答有難うございます。
噂に違わずの明快なご検証で、一つ一つの疑義、論理展開に成る程と納得しています。
とはいえ、正しきは別です。
それ故、最も虚をつかれた感の部分について まずはご説明申し上げます。
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★あっしらさん ご投稿
３）プライマリーバランスについて 「一般に言われているプライマリーバランスとは一般会計歳出総額−国債費＝税収のようである。※国債費＝国債償還費＋利払い費」と書かれていながら、プライマリーバランスを「一般会計歳出総額−国債償還費＝税収」とされている意図がわかりません。
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＜回答＞
一般のプライマリーバランスでは、利払いで雪だるまになるという認識です。
一般会計歳出総額−（国債償還費＋利払い費）＝税収 ですが、これだと利払い費を税収でまかなう計算になりませんので、利払い費の分だけ新規借り入れを行わなければならず、利払い費で雪だるまの如くになります。
Ｈ17年度で実際に計算して見ましと、82.2−（13.4＋9）＝59.8 ＝税収
一方拙計算式では、
一般会計歳出総額82.2−国債償還費13.4＝68.8＝税収・・となり、利払い費で雪達磨とならないためには、より多くの税収 を必要とします。
すなわち、基礎的財政費59.8＋債務利払い費9.0＝税収68.8・・とも言い換えられます。
つまりプライマリーバランスという言葉の持つイメージは雪だるまにならない・・とのものですので そのように変更して使用しました。
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【ポイント部分に関する疑義】 「さて、H17年度一般会計予算の数値を基準に 計算してみる。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014.htm
つまりプライマリーバランスをとるためには
税収が68.8＋38.6＝107.4兆円 を必要とする。」
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↑について★あっしらさんご投稿
【前提条件に関する疑義】に関わることですが、プライマリーバランスの考え方が違っていることからおかしな計算になっています。
そして、「利払いは47.6兆円でその増加額は38.6兆円となる」は問題ありませんが、国債残高が3000兆円増加したことで国債償還費が3000兆円／60年＝50兆円増加することを考慮しなければなりません。
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＜回答＞
利払い費は税収で賄うが、国債償還費は国債発行で賄えばよい。・・との考えであれば、累積国債発行総額の量は一定となります。私はこれをプライマリーバランスが取れていると変更して使用しました。
従って、3000兆円／60年＝50兆円の償還費は税収から除外しました。ということは3000兆円が9000兆円でも同じだといえます。
故に、↓は正しいと思います。
＞「つまりプライマリーバランスをとるためには
＞税収が68.8＋38.6＝107.4兆円 を必要とする。」
「という部分は、そのままでは現実の財政的意味をもたず、 （Ａ）の59.8兆円＋38.6兆円＋50兆円＝148.4兆円 を必要とするようになります。 」・・ではありません。
「ご提案では、債務残高の増加は利払いのみならず国債償還費も増加させるという観点が抜け落ちています。 」・・・これも抜かしたほうが正しいといえます。
問題点に絞った説明でわかりにくいかと思いますので、ご不明の点はご質問ください。
取り敢えずお礼申します。そして残りの貴コメントには後日回答させて頂きますので、続けてご議論くだされば幸いです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。