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発表日 | 2006.09.27 情報源 | 文部科学省 サブカテゴリ | エネルギー >> 原子力
米・原潜ホノルル出港時の海水から微量の人工放射性物質検出 横須賀港で
米・原潜ホノルルが２００６年９月１４日に横須賀港を出港した時の海水を文部科学省が調査した結果、人工放射性物質であるコバルト５８、６０がごく微量検出されたことが、同省の０６年９月２７日付け発表で明らかになった。
文部科学省では、米原子力艦の日本への寄港が認められた１９６４年以降、国内の寄港地３港（神奈川県横須賀港、長崎県佐世保港、沖縄県金武中城港ホワイトビーチ）の海水、海底土、海産生物に関する放射能調査を継続実施している。
今回のホノルル寄港時調査では、現地の簡易調査では異状が認められなかったが、事業委託先の（財）日本分析センターが出港時に艦尾から採取した海水を改めて詳細に分析したところ、１リットルあたり２．１ミリベクレルのコバルト５８、１リットルあたり１．２ミリベクレルのコバルト６０が検出された。
この検出値は人体や環境への影響はないレベルだというが、文部科学省ではホノルルとの因果関係も含めた原因調査を進める方針。【文部科学省】
記事に含まれる環境用語
プレスリリース |
■ http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/09/06092899.htm
関連情報 |
EIC ネット・コンテンツ
日本海南西部での放射能調査 韓国と共同で実施へ（ＥＩＣネット 国内ニュース）
関連リンク
■ 文部科学省 日本の環境放射能と放射線 原子力艦放射能調査のページ
■ 原子力百科事典 ATOMICA 原子力艦の原子力防災対策
■ 平成17年版 文部科学白書 第2部第6章第4節 原子力の研究開発利用の推進及び安全の確保
■ 外務省 日米地位協定 のページ
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=14211
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