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鳥インフルエンザ ギリシャで初のケース(コリエレ紙)
http://www.asyura2.com/0505/gm11/msg/426.html
投稿者 kamenoko 日時 2005 年 10 月 18 日 07:13:35: pabqsWuV.mDlg
 

鳥インフルエンザ ギリシャで初のケース(コリエレ紙)

 ウィルスのタイプを検査中
 キオス島(Chios)近くで報告  05年10月17日

アテネ発 -欧州内で鳥インフルエンザの懸念が高まる。 ルーマニア、
トルコに次いでギリシャでも農業相を通じて報告があり、キオス島の
鳥類に調査が始まった。 同島の七面鳥飼育者からの報告で、死んだ鳥
からウィルスが検出された。H5N1タイプであるかの確認検査が急がれている。
先週トルコとルーマニアで、アジアで61人の犠牲者を出したH5N1ウィルスの
鳥類感染拡大が報告されている。

 欧州の警告「抗ウィルス剤が不足している」

欧州内での拡大が懸念されるなか、欧州委員会は25メンバー国に蔓延を
防ぐのに充分な抗ウィルス剤の備蓄がないと発表。 フィリップ・トッド
保健委員会広報官は、「すべてのメンバー国は、WHOの要請するレベルに
到達するよう努力すべき」と述べた。 備蓄要請は先週出された。
国名を挙げることは避けたが、「まだ備蓄準備を進めていない国がある」と
トッドは強調する。 イタリアは抗ウィルス剤に5千万ユーロを割り当てる
ことに決めたが、「まずは真に効果がある薬を見極める必要がある」との
理由で、ストラーチェ保健相は製薬会社にまだ指示を出していない。

ドイツはワクチン開発目処が立ったとの劇的発表をした。
フラティーニ欧州委員会副委員長は、渡り鳥の問題と狩猟禁止措置が議題に
登ったことを発表。

 最も危険なウィルス株

先週ルーマニアとトルコで見つかった鳥インフルエンザH5N1ウィルス株は、
鶏1億羽以上の処分などアジア経済に大きな打撃をあたえた。
また約200人が感染し、うち61人が死亡。 鳥類間では非常に感染しやすい
ウィルスだが、ヒトへの感染は感染鳥との直接接触に限られる。 しかし
宿主であるヒトの体内で新たな生物学的環境に適応して変異し、ヒトから
ヒトへの感染が始まるおそれがある。 致死率の高さが明らかになった今、
非常に危険な汎伝染病となる可能性がある。

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/10_Ottobre/17/aviaria.shtml

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