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公共事業などの膨大な無駄遣いに比べれば、母子家庭への支援策は「すずめの涙」 (京都新聞)
http://www.asyura2.com/0505/hasan41/msg/539.html
投稿者 外野 日時 2005 年 7 月 18 日 00:23:15: XZP4hFjFHTtWY
 

(回答先: 母子家庭122万世帯、過去最多       掲載日2005年01月20日 <共> 表有 投稿者 hou 日時 2005 年 7 月 17 日 22:56:45)

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The Kyoto Shimbun
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/bongo/050604.html

凡語

 かつて三益愛子主演の「母もの映画」が一世を風靡(ふうび)した。1940年代末から50年代にかけて31本が大ヒットした。話の筋はどの作品も似ている▼ある映画では母が生活苦などから小さな娘を手放すが、波瀾(はらん)万丈の末、立派に成人した娘と再会を果たして完−。当時は日本全体がまだ貧しい時代だった。つらい生活に耐える母の姿に多くの人が共感の涙を流した▼この「母もの映画」を思い起こさせる厳しい現実が今もある。先日、発表された母子家庭白書によると、2003年度の母子家庭は122万世帯。離婚の増加で5年前の調査時と比べると3割も増え、過去最多になった▼平均所得は年233万円で一般世帯の約4割。母の8割は働いているが、半数はパートなどの不安定な就業を強いられる。「生活は苦しい」と約7割が訴えるのも当然だ。離婚家庭のうち元夫から養育費などを受け取っているのは2割しかない▼だが、母子家庭の児童扶養手当は将来、一部が減額される見通しだ。母を対象にした国の就業支援事業は利用者が少ないという。今日の生活に困っているのに「まず仕事を覚えて」では急場の間に合わないからだ。もっと親身な支援がほしい▼公共事業などの膨大な無駄遣いに比べれば、母子家庭への支援策は「すずめの涙」にすぎない。この現状で日本は福祉国家と胸を張れるのか。

2005年6月4日
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*参考

自分の「実績」優先で、福祉切り捨て (奈良民報)
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/772.html
投稿者 外野 日時 2005 年 6 月 26 日

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