(回答先: 人民元の米ドル連動を廃止　通貨バスケット制を参考　［人民網日本語版］ 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 22 日 02:53:57)

７月21日（ブルームバーグ）：マレーシアは21日、通貨リンギットと米ドルの固定相場制を廃止し、管理フロート制に移行したと発表した。中国が人民元とドルのペッグ（連動）制を撤廃したことを受けた措置。

マレーシア中央銀行はウェブサイトに声明を公表し、「リンギットは管理フロートに移行し、ファンダメンタルズ（経済の諸条件）によって為替レートが決定される」と述べた。同行は、「為替レートが適正な水準で推移することを確実にするため、通貨バスケットに対する為替レートの監視を行う」としている。

マレーシア当局者は、22日の外国為替市場でリンギットがどの程度の水準で取引されるかについてはコメントを控えている。人民元はドルに対し2.1％の切り上げとなった。

アブドラ首相はクアラルンプールで記者団に対し、「通貨バスケットの内容をわれわれが公表することは決してない」と述べた上で、「この地域の状況が非常に基礎的な部分で突然変わったため、われわれは為替レートに関する決断を下すことにした」と説明した。

1997年７月のタイ・バーツ切り下げを契機に広がったアジア通貨危機を受け、マレーシアは1998年９月２日にリンギットを１ドル＝3.8リンギットに固定。1998年１月７日には投機的なリンギット売りがかさみ、リンギットは１ドル＝4.885リンギットの最安値を付けた。

原題：Malaysia Scraps Ringgit Peg, Adopts Managed Float (Update4)(抜粋) {NXTW NSN IJZEOJ07SXKX }

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fkasahara@bloomberg.net Editor: Okochi/Yamahiro
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更新日時　: 2005/07/22 02:04 JST

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aeT7N13ODEcM&refer=jp_home

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