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米国経済の現時点での問題点
http://www.asyura2.com/0505/hasan41/msg/704.html
投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 8 月 02 日 10:55:35: ilU7eLmFtsv5I
 

(回答先: 米住宅価格に関するFRB議長の見解は危険−エコノミストが懸念強める [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 8 月 02 日 03:48:03)

『海舌』 Kaisetsu
# 2005.07.12 Tuesday
# 09:35
米国経済の現時点での問題点
http://blog.kaisetsu.org/?eid=72819

◆米国経済の現時点での愁眉の問題は、「加熱している住宅景気」と「経常赤字」の両対策のバランスである。

(参考)
米住宅価格に関するFRB議長の見解は危険−エコノミストが懸念強める [ブルームバーグ]
http://www.asyura2.com/0505/hasan41/msg/703.html
投稿者 あっしら 日時 2005 年 8 月 02 日 03:48:03: Mo7ApAlflbQ6s
(抜粋)
8月1日(ブルームバーグ):米証券大手メリルリンチのデービッド・ローゼンバーグ氏やモルガン・スタンレーのスティーブン・ローチ氏など、ウォール街のエコノミストの間では、グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米住宅市場の過熱を懸念せず、追加利上げによって市場を沈静化させようとしないとして、心配する声が広がっている。

◆行け行け、ドンドンの追加利上げに躊躇するのは、もう一方の心配事である「経常赤字」が利上げで膨らむのではないか、という懸念であろう。
◆しかし、本当の米国経済の問題点は、ODA ウォッチャーズが既に指摘し続けているが、「グリーン・スパン氏」の市場への対話政策の効き目の問題である。

(参考)
A)経常赤字はなぜ問題化しないのか  アラン・グリーンスパン/米連邦準備制度理事会議長
http://www.asyura2.com/0505/hasan40/msg/607.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 08 日 12:51:51: ogcGl0q1DMbpk
(回答先: 「為替」 グリーンスパン発言での米低金利の継続観測でドル弱含み、ドル・円106.50円/ニューヨーク外国為替市場概況 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 08 日 08:22:28)
CFRコーポレート・プログラム 
グローバル化が支えるアメリカ経済
  ――経常赤字はなぜ問題化しないのか
アラン・グリーンスパン/米連邦準備制度理事会議長
http://www.foreignaffairsj.co.jp/yoshi/0503.htm
 経常赤字という不安材料にもかかわらず、いまのところアメリカは大きな問題に直面していない。「こうした経済的不均衡が懸念される状況をつくり出すことを示す、確立された指標を無視してもよいような、抜本的な変化がアメリカ経済に起きているのだろうか。残念ながら、答えはノーだ。とはいえ、われわれはこうした基準の目盛りを一時的に変化させた、グローバル化と技術革新の進展がもたらす一度きりの変化を経験しているのかもしれない。この移行期のパラダイムがすでにかなり進行しており、今後勢いを失っていくのか、それとも、まだ初期段階で、これからもっと躍動的になっていくのかはわからない・・・」。
 邦訳文はアラン・グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の米外交問題評議会(CFR)コーポレート・プログラムでの演説からの抜粋。全文(英文)は、http://www.cfr.orgからアクセスできる。

B)経常赤字はなぜ問題化しないのか←アラン・グリーンスパン氏の含蓄のある言葉
http://www.asyura2.com/0505/hasan40/msg/610.html
投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 6 月 08 日 23:32:54: ilU7eLmFtsv5I
(回答先: 経常赤字はなぜ問題化しないのか  アラン・グリーンスパン/米連邦準備制度理事会議長 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 08 日 12:51:51)
2005-06-08 23:27:15 Posted by kaisetsu
経常赤字はなぜ問題化しないのか アラン・グリーンスパン/米連邦準備制度理事会議長
http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-dad92a5b45cf6dafc0aba05775357167.html

◆ 名句である。含蓄が在り、素直であり、深い。
 次のことを、素直に吐露している。
一、大幅な財政赤字が、米国経済の足腰を弱体化させるような様子が、現在、指標として出ていないことについて、合理的な説明は、アラン・グリーンスパン氏にも、出来ない。
二、現実に起こっている、「グローバル化と技術革新の進展」に、その原因を求めるしか方法が無いが、その影響力について、アラン・グリーンスパン氏にも、説明するだけの情報と分析が整っていない。
三、『この移行期のパラダイム』について、今後の予測すらも、アラン・グリーンスパン氏には、現在、不能である。

C)Re: 経常赤字はなぜ問題化しないのか?理由は簡単。
http://www.asyura2.com/0505/hasan40/msg/622.html
投稿者 GOKAI 日時 2005 年 6 月 09 日 21:39:06: rPCgaFIS2YDy.
(回答先: 経常赤字はなぜ問題化しないのか←アラン・グリーンスパン氏の含蓄のある言葉 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 6 月 08 日 23:32:54)
基軸通貨国の経常赤字が問題化しないのは、
1)基軸通貨国に決済のために、ドル預金されているからである。
2)他国へのドル貨幣の供給でもあるからである。
この二点について、グリーンスパン氏が解からない訳はないと思うのだが。そういう不利をしていると疑える。

◆C)の見解も一定の合理性を持つが、経済運営を行う上での実証的データ不足のために、通貨当局者の行動の規範となっていないようだ。
◆結局、グリーン・スパン氏は、「経常赤字がドルへの不信任という姿へと変化しないことに、内心安堵しつつ、その理由が合理的に理解できない」という姿勢を保持している。
◆このために、グリーン・スパン氏は、実質的な合意形成態度を放棄して、形式的な合意形成、つまり、「段階的な、杓子定規な」、階段状の、「金利の値上げ」という方法に固執している、と思われる。
◆ODA ウォッチャーズは、現在の米ドルの安定を、C)の国際通貨性を実質的に補完する機能として、デリバテイブが非常に上手く働いていることに原因を求めている。

(参考)
* 005.07.12 Tuesday * 09:35 * Kaisetsu
* ポスト・モダンな社会へ
既に、世界は唯物史観で動いていない
http://blog.kaisetsu.org/?eid=72819
(抜粋)
しかし、現実の国際政治は、オイル・マネーがオフ・ショアで動き、強烈なインパクトは、デリバテイブが、あらゆる変化を、商品化し、国家を超えて、瞬時に、世界と個人の利害を結びつけたことだ。

◆デリバテイブは、予測の数値化であり、予測の金利表示である。あらゆる、事象の予測が、合理的な集約によって、数値化されて、平準化され、「金利」に反映される。世界通貨が、ドルである世界に置いては、デリバテイブ評価の「金利」は、ドルの価値で表されるので、結局、「金利」の安定は、ドルの安定に帰結する。

◆つまり、米国経済の問題点は、通貨当局者、つまり、グリーン・スパン氏の「・・・わからない」という態度、つまり、未曾有の転換期という市場認識と、世界のエコノミストによる、グリーン・スパン氏への信任の強弱に依存するようになっていることだ。

『米住宅価格に関するFRB議長の見解は危険−エコノミストが懸念強める』によっても、米ドルは、不安定に浮遊する状況にある。このことこそ、米国経済の脆弱性なのである。

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