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Nevada経済速報８月１９日（金）１０：４０
...2005/08/19(Fri) 11:12:02...
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叩かれた日本のG８発言
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１７日付けファイナンシャルタイムズ紙は、比較的大きな見出しで、日本がＧ８で表明しましたＯＤＡ援助増額を守っていないとかなり強い口調で日本を非難しています。
日本のＯＤＡはいわば２重スタンダードになっており、これが非難の的になっているものですが、この２重スタンダードは日本では有効かも知れませんが、海外では、このような動きを＜うそつき＞呼ばわりします。
日本の財政事情を見れば、とてもＯＤＡなど増額できるわけありませんが、Ｇ８の格好を取り繕う為に、見栄を張っていわば“嘘”を言ったわけで、これを今回、ファイナンシャルタイムズ紙は、強く非難したのです。
このような記事を読む外国人は、有識者が多いですが、日本政府＝信用ならない＝日本人＝信用ならない、となり、おりしも中国が海外で反日キャンペーンを張っており、日本のイメージは地に落ちることになるかも知れません。
日本については、同じ日の紙面で、アスベスト問題をも取り上げており、日本の行政の無能力さを指摘しています。
日本ではこのような報道は全く報じられませんが、日本を取り巻く環境は過去なかったような低い水準にまで落ち込んできています。
超短期資金は日本株を猛然と買い進んでいますが、これも一旦反対を向けば猛然と逃げる（売る）ことになります。
これはいつか見たアジア経済危機と同じ状況になります。
短期資金に支配された市場は、一旦流れが変わればもう打つ手はありません。
金利が引き上げられている米国、中でも、異変が生じる米国不動産市場がその切っ掛けになるはずであり、詳しくは、次回のVol.１８ワールドレポート（２００５年８月１５日・９月１日合併）にて解説させて頂きます。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。