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(回答先: 【国際金融動物の兄弟、独裁ワンワールド金融社会主義への道】 グリーンスパン議長は「偉大な中銀総裁」、信認は毛沢東並み 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 27 日 03:12:00)
ＮＹ原油、連日の最高値更新 米経済に減速懸念
ガソリン価格「個人消費抑制の水準」
【ワシントン＝気仙英郎】原油価格の高騰が続く中、堅調な成長を続けている米経済の先行きに懸念が強まっている。原油高によるガソリン価格急上昇が、すでに個人消費を抑制する水準に達しているとの見方が台頭しているためだ。ハワイ州は、消費者保護を目的に三十二年ぶりにガソリン価格に上限を設定する方針を発表した。米経済の成長鈍化は世界経済に影響するだけに、原油価格の動向から一段と目が離せない情勢といえる。
米商務省が発表した七月の耐久財受注額は前月比４・９％減少。全米製造業者協会（ＮＡＭ）は「いまのところ短期的な調整にすぎないが、耐久財受注の減少が今後一、二カ月続けば、景気鈍化が始まった兆候だろう」との見方をし始めている。カリフォルニア大のハミルトン教授は「原油価格は、すでに消費者が商品購入とエネルギー価格のバランスを気にし始める水準にある」と先行きに懸念を示す。
金融市場でも、「原油高を背景に企業収益が減少し、ガソリン価格高騰で消費者もその他の支出を削減せざるを得ない」（米投資銀行アナリスト）との判断から、景気鈍化を予測する見方が強まっている。小売り最大手のウォルマート・ストアーズやターゲットは家計への影響が出ていることを認めたうえで、「ガソリン高騰で個人消費が減れば、雇用情勢にも影響する」とみている。
二十五日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は小幅続伸し、指標となる米国産標準油種（ＷＴＩ）十月渡しは前日終値比〇・一七ドル高の一バレル＝六七・四九ドルで取引を終え、終値での最高値を二日連続で更新した。その後の時間外取引でも六七ドル台後半で推移しており、騰勢は衰えていない。
ガソリン価格高騰で、ハワイ州の公益事業委員は州内の卸売価格に九月から上限を設定する方針を決めた。米国の州で、ガソリン価格の上限設定を行うのは第一次石油ショック時の一九七三年以来。米政府はガソリン価格について「司法省などが価格操作の疑いがないか監視しており、そうした証拠があれば適切な措置を取る」（ホワイトハウスのダフィー副報道官）と、投機的な動きに警戒を強めている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27kei002.htm
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